お盆に訪れたカップヌードルミュージアムは、親子連れで溢れていました。
入館料大人500円、高校生以下無料と
気軽に入れるミュージアムは以下のような構成になっています。


○日清がいままで発売したインスタントラーメンの展示

○創業者、安藤百福の生涯と共にみる、チキンラーメン、カップヌードルの歴史

○チキンラーメンファクトリー (中学生以上500円/小学生300円)
 「チキンラーメン」を手作りできる工房。

○マイカップヌードルファクトリー(1食300円)
 世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードル」を作ることができる工房。

○カップヌードルパーク(1回25分、300円、小学生以下のみ)
 製めんから出荷されるまでの生産工程を体感できるアスレチック施設。

○ワールド麺ロード(1食300円〜)
 世界各国のさまざまな“めん”を味わえるフードアトラクション。


見て分かる通り、親子連れで楽しんでもらうことを目的とした施設で
ここに日清の狙いがあります。


日清が作るものは、基本的にインスタント麺。
親御さんの中には、体にあまり良く無さそうなインスタント食品に
自分の子どもがはまることに、抵抗がある方も多いはずです。


ただ、そのインスタント麺が自分の手で作れるとなると別。
チキンラーメンやオリジナルのカップヌードルを自分で作れて
世界各国の麺が手軽に味わえるなんて
親世代には刺さりまくります。


日清の最大の目的は、ターゲットが小・中学生のうちから
自社商品を記憶に刷り込んでおけるところ。
親としては、インスタント食品から遠ざけたい年齢でありながら
親自ら子どもを連れていきたくなってしまうのです。


しかもチキンラーメンやカップヌードルの生い立ちは、かなり感動的でイノベーティブ。
身近な商品が数々の困難と、発想の転換を経て
世界に羽ばたく様は、まさに涙モノです。


このように日清は、カップヌードルミュージアムにて
小・中学生に自社の商品を刷り込みつつ
親世代がインスタント麺に抱くマイナスイメージを
日本が世界に誇れるイノベーションへと上手く転換しているのです。