81です。
私の人生においてとても大切な方が
旅立たれました。
式場につくと、この一枚が入り口に飾られていた。
「七十八歳の挑戦。」
先生は、とにかく元気で何事にも
チャレンジされるすごくアグレッシブな方。
まさか、僕の作品でお出迎えされるなんてね。
この作品は私がまだこの業界に
入ってない時に作ったもの。
先生は、カメラ好きで
色んなコンテストや展覧会で賞を撮るほどの
凄腕カメラマン。
その作品と一緒にかざってあるなんて
すごく光栄でした。
最後までありがとうございます。。。。
人物を撮ったことがいっぱいあるけど、
自分を撮られたことはないだろうと思って撮影した。
「挑戦」という言葉が大好きで
私にも何事も「挑戦」しなきゃといって
励まされ、その言葉を添えて作った。
素人感満載。
思ったことを素直に表した。
だって何も知識ないんだもん。
どんな作品でも受け取り方や、
その方の心に寄り添えるもので有れば、
間違いなんて何もないのかな。
今この作品で思えることは、
先生が心の底から笑顔で笑ってくれて
受け入れてくれたから、できた作品。
フォントも潰れ、デザイン構成も雑。
先生、もう一回、作らせてもらえますか？
「九十二歳の挑戦。」
撮影して作らせてください。
なーんてね。
先生、参列者みんな本当に先生の生き方に
惚れてましたよ。
最高の笑顔で92年間みんなに
色々なことを教えてくれたことに感謝します。
いや、これから先もふと思い出して
また学ばしてもらうんだろな。
私が生きている限り。
先生これからもよろしくお願いします。
12月9日 富永英雄 92歳
合掌。
