2005年10月

2005年10月28日

”理想の女” 予告

こころにとまった言葉
”他人を気にしていると、自分を無くしてしまうわよ”


2005年10月20日

「あがく」 ということ

「何でそんなにあがくかな」とはある人から私に向けられた言葉。 自分ではそんなつもりは全然なかったから、強く印象に残った。 災難が通り過ぎるのを待つ、そんなこともできるはず、ただただ時間が経つのを祈りながら。 そんなこと、できるだろうか? その先に何が? 今の私にはわからない。

レスリーチャンのうた

今日は、鷺沢萠さんの「私の話」を読みながら、レスリーチャンのCDをかけていた。途中から彼の英語の歌 ”A THOUSAND DREAMS OF YOU” を、REPEATでかけていた。なぜか??私にはそれがふさわしい気がしたから。 早逝の才人に合掌。

2005年10月19日

「私の話」 鷺沢萠 河出文庫

私はこのひとの作品をすべて読んだわけではないが、デビューの時から知っていた。 それは同い年、という単純なものからであったが、「川べりの道」を読み、文筆力と繊細な感受性を持った人である、と思った。 あと、「ああ、一生懸命な人だな」との印象も持っていた。
かの島田雅彦さんはロシア文学科、大学は違うが彼女もそうであり、若くして注目されていたことも(男女の違いこそあれ)共通した印象として私の中にはあった。 島田さんは、こむつかしさ?こそとれてきたものの、かつてのやんちゃさを持ち続けたままかくも素敵な中年!?(すみません)になられ、ああ、この日本でも、こんな生き方ができるひともいるんだなあ、とご活躍ぶりを楽しく拝見し、これから「かくも素敵な老年」をすごされるのだ、と思い、楽しみにしている。
そして、鷺沢さん。 この人も、そんな日本人(正式にはダブル:ハーフ、あるいはクォーターという言い方に替わるもの。韓国人の祖母を持つ彼女は積極的に二つの文化を担う努力をしていたようだ)のひとりとして素敵な年を重ね、同い年の私に夢を見させてくれるはずだったのに。。
今日は彼女の本を読んで、正直、感動した。そして、共感した。生きていてほしかった… 直接知る人ではないが、近くに感じる。 ご冥福とともに、一生懸命な彼女がその結末を後悔していないことを、心よりお祈りします。

本書より、今まで自分が漠然と感じていたいい言葉をもらった。下記に引用。
 「弱者には同情ではなく愛情を注ぐこと」

長渕剛 "逆流"

突然ラジオから流れた、なつかしいこの曲。 こころに響いた。 なんで? 今の精神状態を読まれた気がしたからか??
”だってぼくはぼくを失うために生きてきたんじゃない!”

2005年10月18日

最近、はまっている本

土屋賢二さんの文庫本を読んでいる。 電車で読むと、突然噴出しそうになるので!?気をつけなければ〜