
最近カビが付着しているVHSテープを目にする機会が増えました。
単に保存状態の悪い商品を入荷しただけなのですが、VHSが絶滅寸前の状態なだけに、簡単に捨てることが出来なくなりました。
以前までなら、よっぽどのお宝でない限り
「カビ」=「廃棄」
の方程式が成り立っておりました。
一度カビに汚染されたら完治不能!
・再生したデッキが故障するかも?
・他のテープに移るかも?
カビたテープを再生すると上記のリスクが伴い、よっぽどの作品でない限りメリットが無い訳で、当店では当然即廃棄しておりました。
先日入荷したFAプロの作品も7割カビておりました。
企画ビデオ入荷12/06 FAプロ
捨てるのがもったいない、レア作品ばかりなので、重い腰を上げてカビの除去を行いました。
カビの簡易除去は機械さえ揃えれば誰にでもできる簡単な作業なので、紹介させて頂きます。
1.カビの除去専用のデッキを用意する。

↑当店のカビ取り専用デッキです。
カビの簡易除去方法は、基本的にテープの早送りー巻き戻しを繰り返し表面に着いたカビを落す訳ですが、落ちたカビはデッキの内部に残ります。
他のテープを、そのデッキで再生をしてしまうと感染してしまう可能性大です。ですから専用デッキを用意してください。
ハードオフなどでジャンク品を探せば簡単に見つかります。
運がよければ105円で入手可能です。(1000円以下が目安です。)
再生不可でも構いませんが、早送り&巻き戻しはできないと意味がありません。
ハードオフの店舗によっては動作チェックできるコーナーがありますので、しっかり確認してください。
リワインダーと呼ばれる早送り&巻き戻しが出来る機器があればベストなのですが、中古でも結構な値段がしますのでジャンクデッキで代用します。

↑再生も専用デッキを用意したほうがベストです。
2.早送り&巻き戻しを数回行う。

↑早送り後、左側のリールは空になります。

↑再度巻き戻し、この作業を数回(2~3回)繰り返します。
3.スプレーでテープ内部のカビを吹き飛ばします。

↑パソコンショップなどで売っているスプレーを用意してください。
数百円で購入可能です。


↑早送りして左リールのテープを空にした状態でエアーブローします。
テープ廻りにもカビが付着していたら、同様にエアーブローしてください。
巻き戻して、反対も同様にエアーブロー!
カビの胞子をテープ外まで吹き飛ばしてください!
4.テープ廻りをアルコールで洗浄!
巻き戻し-早送りの後、デッキから取り出すと白いカビがいたる場所に付着しております。
当然除去、洗浄しないといけません!
無水アルコールをウェス(ティシュ)などに染み込ませ、テープ廻りのカビを綺麗にふき取ってください。
水分が残ると良くないので消毒用ではなく、無水アルコールが良いと思います。
薬局、ドラッグストアで入手可能(1000円以下だったと思います。)
簡易というだけあって、以上で作業終了です。
早い段階でバックアップを取ってください。
(HDD、DVDに焼いてください。)
再発する可能性もありますからね!
※結婚式とか子供の成長記録などの本当に大事なテープは専門の業者さんにお願いしてクリーニングしたほうが無難と思います。
専門業者さんは、きっちり分解洗浄してくれると思います。
「カビ除去 VHS」などのワードで検索すればたくさん出てきます。
ですが、アダルトビデオの場合、業者さんには頼みにくいですよね。
そんなときは、この方法を試してください。
機械が揃えられない場合などは、当店にご相談頂いても構いませんよ。
中村企画 濱田


いつも、見終わった(DVD化し終わった?)
お宝ビデオを買い取っていただいているものです。
ビデオの簡易カビ除去方法、教えていただき
ありがとうございました。
参考までに、私のDVD化システムを紹介します。
VHS→DVD
パナ製DMR-EH77Vで
データをHDDに保存し、DVD-R、または
DVD-RAMに書き込み
(コピーガード有テープの場合、他のVHSデッキから
上記デッキに外部入力で記録すれば保存可
それ用のデッキに NV-SB1000W使用)
WMV→DVD
WMVをカノープスの超編ULTRAEDITで
AVIファイル(DV形式)に変換し、
PCからDVケーブルで DMR-EH77Vに
つないでHDDに保存、DVD-R、または
DVD-RAMに書き込み
ただ、今は保存ファイルをWMVにしようか
思案中です。
それでは