結露調査 第３段 速報その２

長岡ニュータウンの新陽，越路２地区，小国町２地区を回る．新陽のあるお宅の屋根裏がこれ．水がびっしり水滴を作っている．これを見たときは正直怖かった．別のお宅では，漏電で煙が出たとのこと．更にある地区では火を噴いたとの情報．幸い，火災に至っていない．

この水滴が断熱材の上に落ちて，「ポタッ，ポタッ」と音を立てていると思われる．ここでは，断熱材は袋に包まれていたが，袋はびしょびしょ．換気口付近も水滴があることから，主因は軒からの漏水であるとの，五十嵐氏の見立て．右は，左の写真の一部をトリミングしたもの．

Comments

[1. 豆]

写真を見てもう絶句。人が住む状態ではないですね。
調査の方々自分の休日使って頭がさがります。

[2. momolove]

この現状を、市や県の議員さんや、トップの人達、小泉さんや、政府の議員さん達、自衛隊の方々、たくさんの人に見て欲しい思います。

仮設を計画し建てた人達に、『あなた方が建てたモノが、こうなっています』と知らせて欲しいと思います。。

責めるだけでなく、雪国ではこうなるから、今後仮設を建てなければならなくなった時、考慮し建ててもらう為に。。

一つの教訓として、生かして欲しいと切に願います。

[3. norik]

皆さん，雪国だからこうなった，と未だ思っています．違うんです．
新潟県中部７・13水害の仮設では，中越地震前に既に漏水が起こっていたことが，今日の調査で分かりました．

恐らく，阪神・淡路大震災の仮設から，こんなことが起こっていたと思われます．この時も，結露がひどかったそうです．漏水があったと考えられます．

仮設だから我慢しろ，と言わんばかりに，欠陥住宅が作られつづけていたことが問題なんです．

[4. 荒井＠さいたま]

こんにちは。　元気村のブログから来ました。

仮設の結露は想像以上にひどいですね。
建築関係の仕事をしているのですが、仮設住宅というのは薄板鋼鈑によるプレファブリケーション住宅というもので、外部の断熱層が極めて薄く、断熱対策をとっても本体自体が熱伝導が高い（ということは断熱性が低い）ものなので、寒冷地においては運用に難があるといえます。
更に施工性の問題も出ているようですね。
本体自体、仮の構造物というものなので、住宅としてはいろんな問題があると思われます。

住んでる人にとっては毎日のことなので、問題が切実ですね。
一般住宅ですと、対応として・・
　室内の換気をよくする。　部屋内部の水蒸気･湿気を排出。
　暖房器具を燃焼ガスや水蒸気の出ないものにする。　たとえば、FFストーブとか、エアコン暖房、パネルヒーター等です。

日常的には、とにかく室内の結露をなるべく除去することかな。

とにかく対応が急務ですね。

[5. norik]

屋根板の裏にびっしりついた水は，軒からの水の侵入です．寒くなる前，地震前ですから９〜１０月．当地激しい雨が降った時がありますが，その頃から，天井から水が落ちていることを，中之島仮設の住民から聞き取りました．

寒冷地で無くても運用に難のある，正真正銘の欠陥建築物です．

いくら住民が湿気に気をつかっても，原因が「雨漏り」とあっては処置無しです．可哀想なことに，未だに行政，マスコミ，ボラセン（中越センター）が「結露」「結露」と言っているので，住民は一生懸命除湿機を回します．

除湿機は沢山売れました．雨漏りは改善されず，電気代だけはかさみ，月１万円越えて，電力会社は儲かる．部屋は乾燥して，インフルエンザ等で具合の悪くなる人は出て来る．

欠陥住宅に加えて，現地を見ていない人の間違った提案が，更に住民を苦しめています．人災が人災をよんでいます．

改修費用や，今後の設計変更に掛かる費用は僅かな筈です．これについても，我々のグループで明らかにします．

[6. 荒井＠さいたま]

こんばんわ。

>>現地を見ていない人の間違った提案が，更に住民を苦しめています．人災が人災をよんでいます

そうですね。確かに現場を現認せずに意見を言ったことはあやまります。　すいませんでした。
補修するにしても現状を確認して原因を探してやってますしね。

こんど中越にいったときは仮設住宅にいって自分でも見てきます。
軒先からということであれば、屋根の上の積もった雪が室内の熱で溶けた水分が、軒先の外気と雪でせき止められて室内に侵入する「すがもり」という現象もかんがえられますね。
通常の雨で浸水するのであれば、棟と軒廻り、けらばのおさまりとか、そんなところも見てみたいです。

[7. Nature]

<a href="http://nature-tea.zagoni.com">Nature tea</a>� Cleanse Unwanted Toxins With This Special Blend of Chinese & American Herbs