地震と坐骨神経痛の日々

中越地震のその後と自身の坐骨神経痛について書き綴る.

岩手・宮城内陸地震

岩手宮城内陸地震 祭畤大橋

祭畤大橋の仮橋から撮影.元の大橋は,橋桁から橋がずれ,落下している.落下の瞬間に車が通行していたら命が無かっただろう.新しい橋の工事も進んでいた.



送信者 岩手・宮城内陸地震2010

岩手宮城内陸地震 花山地区の崩落現場【2】

浅布地区の大きな岩崩れを起こした現場.道路の両側の岩は整理され,芝生が植えられていた.山の岩もかなり片付けられている.



岩手宮城内陸地震 花山地区の崩落現場【1】

岩手宮城内陸地震から2年が過ぎた.久しぶりに現地を再訪する.花山浅布地区入口の崩落現場.工事は進んでいるが,完了までは未だ未だ時間が掛かりそうだ.



工事中の事故が無いことを祈りたい.



岩手宮城内陸地震から1年

岩手宮城内陸地震から1年が経った.山や道路の被害は大きいが,住宅本体の被害は,中越/能登/中越沖に比べれば遥かに小さい.被害戸数に比べて,多額の義援金が集まったため,半壊の義援金は,栗原市で最高420万円と報道されている.この額は,上記の過去3つの地震と比較してもかなり多い.にも関わらず,住宅再建がなかなか進まないという.

岩手・宮城内陸地震1年、修復進まず生活再建は前途多難

高齢者が多い中で,全てを直さず,生活に必要なところだけを直したり,あるいは,減築したり,様々な手立てで解体することなく,家を修理することが望まれる.付き合いのある地元の大工さんの立場を尊重しつつ,家計状況を勘案して,ベターな方向に導く建築の専門家のコラボレーションが今こそ求められる.

昭和20年の三河地震では,村が建て起こし隊を組織し,高齢者や母子家庭のお宅から優先的に起こしたという.義援金や支援金の多寡ばかりが議論されるが,それだけでなく被災者への技術的な支援が必要である.

「お金を渡すから,後は自分で考えろ」

これだけでは上手くいかない.全ての人が自分の住宅の現状に,技術的に正確な判断が出来る訳ではない.高齢者なら尚更である.


花山浅布地区の大崩落2009/4/3撮影
DSCF5206

この土砂は川を乗り越え,更に国道を越えたが,4/3時点で谷のように掘って通行は確保されていた.
DSCF5209

一部損壊と義援金

地震の被害が一部損壊(岩手・宮城内陸地震では一部破損)と聞くと,大した被害で無い様に伝わる.しかし,壁に僅かなヒビが入った程度から,数百万円の修理費が必要な被害まで幅広い.これに対して,義援金が数万円程度しか配分されず,それ以外の公的支援が無いことが,各地の地震の被災者の不満となっている.

宮城・岩手内陸地震で,岩手県は,一部破損について,破損の割合により10万円〜125万円支給している.
「平成20年岩手・宮城内陸地震」災害義援金第二次配分について




一方,宮城県は,一次配分,二次配分共に,一部破損に1円も配分していない.
平成20年岩手・宮城内陸地震義援金の御礼と配分について

県義援金の配分を受けた栗原市が,僅かに5万円の配分を行ったに過ぎない.
住宅一部破損5万円 栗原市義援金配分

二次配分は,栗原市のホームページには全く公開されていない.配分委員会の構成,配分の考え方,具体の配分基準を早急に公開すべきだ.全国の善意に対して,報告する義務が被災地にはある.

宮城県は,一部破損の被災者の状況を考慮して,一旦市に配分済みではあるが,配分方針を最初から考え直すべきだろう.被災者に直接渡らない項目が多数あり,その金額が多いものは一千万円単位であるのは異常と言わざるを得ない.県の配分メニュー例に従ってとホームページに書かれているが,それが公開されていないのも問題である.

すまいの復旧こそが地震からの復興

岩手・宮城内陸地震の被災地 栗原市を久しぶりに訪れた.地震からの復興は,すまいの復旧が全て,断じてそれ以外では無い.家を直し,あるいは建て直し,元の地区に戻ることである.道路や裏山の復旧は勿論必要である.行政も,また,周りの支援者も,この視点からぶれずにいて欲しいと願う.

義援金の有効活用を!

地震で,「山が崩れる」「道路が崩壊する」のは映像のインパクトは大きい.「大変だ」「被災者が可哀想だ」という同情により,義援金は沢山集まる.しかし,斜面を修復し,道路を直すのは,税金によってなされる.義援金は無関係だ.地震の義援金は,主に被災者個人の家屋の被害に対して分配される.

このことは,災害報道を被災地外から見聞きする時に知っておいて欲しいポイントである.


岩手・宮城内陸地震は,家屋被害は非常に少なかった.小規模水害並みと言っていいだろう.もっとも大きな被害のあった栗原市ですら,被災者生活再建支援法の適用要件を漸く満たしたに過ぎない.凄まじい山崩れの映像や,山中での行方不明者の捜索について繰り返しTVで放送されるのを見て,当初から,「義援金の集まり過ぎ」を懸念していた.

実際に集まり過ぎて,地震後半年を経て,家屋被害について分配するだけでは,集まった義援金が半分程度しか分配出来ないと報道されている.特に,家屋被害の少ない一関市では顕著な様である,また,自宅に帰り生業を再開するまでの生活が厳しい,といった問題が出ていると報道されている.

岩手・宮城内陸地震:発生からきょうで半年 どうなる?義援金−−一関市 /岩手 毎日新聞 2008年12月14日 地方版

岩手・宮城内陸地震では,復興基金は作られなかったが,規模が小さいのと,復興基金自体が,被災者や被災地域が考えるほど使い勝手がよくないことを考えると適切な判断だと思われる.何より,家屋被害以上に集まった義援金がある.この義援金を,岩手・宮城の被災地域全体で共有して基金を作り,当面の生活支援をすればよい.観光キャンペーンに義援金を一千万円使ったとの報道もあるが,これは論外だろう.

義援金使途に課題 読売新聞電子板 2008/12/12

奥州市が震災基金創設へ 義援金の残金活用

避難長期化、生活支援を 花山・栗駒被災者が要望

義援金配分委員会の構成,義援金の配分の大方針(配分哲学),具体的な配分方法,配分単価の算出法,配分額を市町村のホームページに公開するのも,全国の善意に応えるには必要である.長野水害の岡谷市のホームページの情報公開はこれらの項目が全て公開されており,高く評価出来るものであった.現在は,そのページが消滅しており,紹介出来ないのは残念である.過去の災害において,義援金についての情報の公開が不十分な場合が多々あり,そのことが,義援金を出した様々な人から不信感を持たれたり,適切に配分したにも関わらず,そのことが理解されていないこともある.今後の災害のためにも,義援金について透明性の高い情報公開を望みたい.

岩手・宮城内陸地震から半年

岩手・宮城内陸地震から半年が経った.仮橋や仮設道路が完成し,元の地区に戻れた方が居る一方で,未だ避難指示が続き,避難生活を余儀なきされている住民が沢山いる.家の損害が少ない地震であった.道路の開通まで大変ではあるが,気持ちを落ち着けて避難生活を続けて欲しいと願う.

一迫ゆり園

7/6の栗原市の一迫ゆり園.地震による傷みも全くなく,元気に営業していました.これだけ鮮やかで色とりどりのゆりが見られるのは,素晴らしいです.


一迫ゆり園

宮城県栗原市一迫真坂

支援制度の周知を【岩手・宮城内陸地震】

栗原市に7/7付で被災者生活再建支援法が適用された.

内閣府 防災情報
平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震に係る被災者生活再建支援法の適用について(宮城県)

支援法については下記が分かりやすい.
改正された被災者生活再建支援制度の概要(内閣府)


しかし,7/10現在,栗原市ホームページ栗原市ホームページ 被災者向け生活情報 には何の記載もない.

宮城県 平成20年岩手・宮城内陸地震関連情報にも掲載されていない.

一方で,新聞各社は,早い所では7/6に適用の見込みと報道している.
河北新報 再建支援法を栗原市に適用 全壊21棟に



能登半島地震の被災地では,新聞発表後,被災者に支援制度に関する広報(ホームページ,回覧板)がされるまでに二週間近く掛かった.その間,被災者が頼りにしたのはマスコミ情報であったが,記事の内容を勘違いして,不要な解体をしたり,公的支援に過大な期待をしたりと混乱が生じた.

宮城県,栗原市には,報道発表後,速やかに,被災者生活再建支援法について,被災者向けの説明資料を作成し,配布して欲しいと願う.支援法の適用になる世帯は非常に少ないが,被災家屋に住む住民は情報が少なくて困っている.




また,住宅応急修理制度の周知も必要だ.災害救助法の適用された一関市、奥州市、北上市、金ヶ崎町,平泉町,栗原市,大崎市で利用可能である.しかし,この制度について,ホームページに掲載してあるのは栗原市だけであり,掲載の時期も7/8と遅い.宮城県ホームページには記載が無い.応急修理制度は,修理前に住民が市に制度の利用を申し込む必要がある.修理した後に,見積書や領収書を持って行っても利用できない.早急な周知を望みたい.
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