本日は12月28日、官公庁の御用納めの日です。
金融機関を除けば、概ね30日からほとんどの企業が、年末年始の休業期間に入ります。
今年の年末年始は曜日の並びが今ひとつですが、折角のお休みなので、リフレッシュするも良し、学ぶのも良し、じっくり考えるも良し、いずれにしても有意義に過ごしたいものです。
他方で、経営者は休業期間だからといって、完全に仕事のことを忘れてしまうことは出来ないものです。
会社の中長期の経営方針や計画に想いを巡らせます。
現在抱えている問題を冷静に考える絶好の機会でもあります。
また、年末年始だからといっても、不測の事態が起こらないとは限りません。
大手スーパーや量販店は元日営業が多数派です。
店頭でトラブルが発生とならば、卸やメーカーにクレームが入る可能性があります。
宮崎県で口蹄疫被害が拡大した要因の一つとして、「ゴールデンウィークだから、大臣が外遊中だから」といって中央官庁の初動対応が遅れたことが挙げられます。
企業としても、非常事態とならば、経営者やマネージャーは最低限の対応を取る必要があるかもしれません。
何かと世知辛い世の中、年末年始ものんびりできないとなると経営者の気が休まることはありませんが、初動対応の遅れは命となると心得て、年末年始を過ごしたいものです。