2008年05月11日

熊本駅西口駅前広場コンペ2次審査

de1fb10d.jpg熊本県庁で、熊本駅西口駅前広場の2次審査が実施された。
1次審査を通過した5者がそれぞれプレゼンテーションを行い、それぞれ質疑応答をした。やはりというべきか1次審査の時に期待していた内容とだいぶ印象が違う提案もあった。2次審査では当然1次よりは詳細な成果を期待するのだが、そうすると最初は見えていなかった問題点も浮き出てくる。それが大きくなればなるだけ、提案のリアリティも疑問視されてくる。今回のように、規模の小さな実施コンペでは、特に提案のイメージとリアリティとのギャップが問題になるものだ。
さて、結果はというと、佐藤光彦さんの案が最優秀となった。佐藤さんの案は、5つの中では最も正当派といえるもので、当初設定されていた要求事項をほぼすべて問題なく解決していた。審査員4名が公開審査の最初に2案ずつ選んだのだが、結局全員が選んでいた。最初に得票が多かった案が必ずしも一等案に選ばれないことは、こうしたコンペでは良くあることだが、今回は様子が違った。他の案が、それぞれ大きな問題や疑問点を抱えていたために、佐藤さんの案が一歩抜け出た感じだったからだ。まあ、順当といえば順当な結果ではあるが、それだけコンペの要項自体が難しく、革新的な提案は出にくかったのかもしれない。
時点となったのは中村竜二さんの、非常シンプルで美しい案だった。ただ、僕にはちょっとスケッチの雰囲気頼りな気がして押す気にはなれなかった。むしろ、加藤さん他の椅子の案は、アイデアとしてかなりおもしろいと思っていたし、香川さん他の案も駅前広場でなければ、とても魅力的だと思った。この二つの提案は、今の流行路線とはまたひと味違った方向性を目指しているようで、好感を持った。
いずれにしても、佐藤さんおめでとうございます。今後の展開に期待しています。



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