2012年06月16日

ロック史上最も酷評にさらされた名盤

ポール自身、もう後世に自分の愛すべき作品をしっかりした形で残そうという、ファンにとっては嬉しいような寂しいような複雑なプロジェクトである『アーカイヴ・シリーズ』で『RAM』が少し前に出ました。この大きく評価が分かれるアルバム、僕は最高に大好き!です。

当然、迷わず超豪華盤を買ってしまいました。日本盤は15,000円!ですがアマゾンでUK盤が9,800円だったので、そちらを。でもDVDに日本語字幕がないのが失敗でした。

ram remasterその超豪華盤の内容は写真や他のサイトを参考にして頂くとして、そのアルバムについて。僕がビートルズを知った76年頃には当然この『RAM』は世に出ていましたが、雑誌やレコード評を見るとあまり評価は高くなかったと記憶しています。また発売された当時の評価もいわゆる「酷評だった」という記述が多く、私自身もずーっと手を出しませんでした。

しかしソロの方まである程度聴くようになった20代の時、ラムの日本盤中古を買ったのですが、その時の第一印象は「えっ?これが評判の良くないラム?」。その時はすでにウィングスも解散し、「タッグ・オブ・ウォー」が私のポールソロNo1アルバムという位置づけの時だったので、相当後追いですがそれからはポールのソロを聴きたいと思ったらまずこの「RAM」というぐらいに好きなアルバムになったのでした。

なぜ、そこまでこのアルバムは酷評だったのでしょうか?当時はジョンは「ジョンの魂」、ジョージは「オールシングスマストパス」というヒットアルバムを出して、ポールは相当意気込んでこのアルバムを制作したに違いありませんし、内容は決して悪くなかったはず。しかし、当時のポールは他の3人のメンバーと悪徳マネージャーのアラン・クラインを相手取って訴訟を起こしていたりして悪者扱いされていたり、この手作り感満載のジャケットや、リンダのコーラス、そして時代はスワンプロック全盛という時代も良くなかったのかもしれません。

実際、私のまわりでも「ラム、大好き!」という人と「ラムはちょっとね」という人に分かれています。でも私は本当にポールらしさ(趣味の良い所も悪い所も含めて)のよく出た素晴らしいアルバムだと思います。この音の良くなった機会にもう一度「ラム」をご賞味してはいかが?

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nksmkzts4068 at 12:07│Comments(3)TrackBack(0)蒐集日記 

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この記事へのコメント

1. Posted by Yuji   2012年06月17日 12:49
■迷わず超豪華盤!やっぱり。
 でも微妙〜に迷ってUKインポートでちょい失敗したのですね。
 一般大衆っぽくてよいです。はい。

 僕は「なぜ」これを手にとったのか、いまだに謎ですが
 ポールのソロではヴィーナス&マース(発売直後)に続き
 たしか2枚目がこれでした。
 知っている曲なんてひとつも入ってなかったのに。
 文字通りすり切れるまで聴きました。
 なわけで、好きかどうか、なんて考えたことない感じです。

 でもリマスターまだ買ってません(笑)

 
2. Posted by ダン・コレステ   2012年06月23日 13:31
>Yujiさん
やっぱり一般大衆です、ハイ。
ポールも絶対に思い入れ強いんですよね。
ヴィーナス&マースは逆に全然聴いていない・・。
もう一回しっかり聴きます。
3. Posted by ワニワニ   2013年01月02日 16:38
5 私は発売から1ヶ月後に国内盤BOX中古を12,000円で入手しました。
ほとんど“Thrillington”が目当てでした。オリジナル盤は見つかっても20,000円でも買えないでしょうから。
でも、BOXに収まらない国内盤の帯シートは厄介者です(〒.〒)

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