2012年11月11日

マジカル・ミステリー・ツアー復刻盤あれこれ

映画「Magial Mistery Tour」のブルーレイが発売されて、本編の映画は非常に緻密なレストアが施され従来のぼんやりした甘い画像は驚くほど美しく甦り、また音声もデジタルリマスターの5.1サラウンドになって大迫力になったのは周知の通りです。
またパッケージの方も通常盤の他に、ブックレット、そして当時のアナログコンパクト盤2枚組もセットになったデラックスエディションも話題になっています。
本編の映画の方は色々な雑誌に特集が組まれているのでそちらにお任せして、やっぱりアナログレコード大好きな私は復刻盤の方も非常に気になるので、今回はそちらのことを書きたいと思います。



mmt5まずはジャケットの比較ですが、こうして1967年当時のUKオリジナル盤と並べてみると、復刻盤の方が少し小さめなのが分かります。印刷の色合いもオリジナル盤は45年経っているせいか少しセピア調で、復刻盤ははっきりした強めのコントラストの色調です。
そしてオリジナル盤はレコードを上から出し入れする方式なのに対して復刻盤はジャケットの横から出し入れする形状になっています。

mmt4中のブックレットですが、オリジナル盤を忠実に再現しています。多分当時の製版フィルムはすでにないと思うので、デジタル製版で新たに作り直したと思いますが(映像、音のみならず、こちらもデジタル処理です)、オリジナル版よりも写真はきれいなぐらいです。
また紙質は、オリジナル盤は上質紙系のざらついた紙ですが、復刻盤はやや光沢のあるツルツルした紙質になっています。中央の青い歌詞ページも同様です。ちなみにこの歌詞ページはセカンドプレス以降は黄色の紙になります。

mmt2レコードのレーベル面もデザインはオリジナルを踏襲しています。ただ書体や文字の大きさが若干違いがあり、また紙質も違います。
そしてオリジナル盤は真ん中にスリットが入り取り外せるプッシュアウト・センターホールという方式で、復刻盤も一見その同じ形状に見えますが、実はこれは印刷によるダミーで実際には取り外し出来ません。(芸が細かい!)

ちなみに私の所有しているオリジナル盤は発売前のサンプル盤のようで、レーベルに「ファクトリーサンプル」のシールが貼られています。また関係者に配られたEMIプレスシートも付いています。(写真下)

mmt1そして最後に問題の音ですが、オリジナル盤と比較するとこれが意外と健闘して良い音で驚きました。(音源はリマスター盤と同じだと思います)
同時にリマスターCDとも比較しましたが、CDほど高低音が強調されておらず中音域が太いアナログ特有の往年のファンにも聴きやすいビートルズのアナログという感じの良い音です。これを聴いたらもうすぐ発売されるリマスターのアナログ盤ボックスセットが欲しくなってしまいましたが、アマゾンでも6万円という価格なので買えないと思います。

総評的には本編の映像もいい仕事をしていますが、この復刻盤も「なかなかいい仕事してますねぇー」(中島誠之助風)という感じです。今やオリジナル盤のコンディションの良いものは数万円級ですので、ぜひファンならば持っていても損のない1枚なのではないでしょうか。

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nksmkzts4068 at 12:24│Comments(0)TrackBack(0)ビートルズマニア 

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