ビートルズ

2012年09月17日

コブクロ人形の正体!?

最近発売されたコブクロの新しいアルバム「All Singles Best 2」のジャケットのコブクロ人形、皆さんご存知でしょうか?
実はこのコブクロ人形、分かる人には分かる人形なんです。まあ、このブログで取り上げるんですから答えは分かりけどね・・。


kobukuroこのコブクロの新しいアルバムのコブクロ人形を見た時、僕は思わずニヤリとしてしまいました。
コブクロを聴く世代の人には、なんでこんなグロい人形なの?と思うかも知れませんね。確かに顔は似てるけどちょっとグロテスクな感じです。

実はこのコブクロ人形のモチーフになったのは60年代に発売されたビートルズの人形なんです。(と僕は思います)


それが下の写真です。似てるでしょ、というかボディは全く同じですよね。これはバブルソープ・ドールと呼ばれていて、頭が外れて中にお風呂をアワアワにする液体ソープが入っているキャラクター物です。
ビートルズのこの人形は何故かポールとリンゴしか発売されていません。当然この手のものはビートルズマニアのコレクターズ・アイテムになっており、現在も高値で取引されています。


beatles bath doll特に写真のものはオリジナルのパッケージも付いており超レアアイテムです。

このコブクロのジャケットデザインを担当したのはNIGO@ということで納得しました。
というのもNIGO@氏は相当なビートルズマニアでもあり、以前テレビ番組でお宅拝見コーナーで自宅に、博物館のようなビートルズコレクションを見たことがあるからです。

それにしてもこの本家の顔も相当グロテクスですね。
60年代のキャラクターズグッズのチープさがまた面白い味を出していますね。

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nksmkzts4068 at 19:25|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2012年06月29日

46年前の6月29日

1966年6月29日午前3時38分、ビートルズは日本にやって来ました。46年前の今日です。46年経った今でもビートルズの来日は毎年6月になると風物詩のように語り継がれています。

バーチャルでビートルズ来日劇を体験できないかと、関連する動画を時系列で並べてみました。それではビートルズ来日を体験下さい。

1966年6月29日羽田着〜東京ヒルトン

東京ヒルトン 紅真珠の間 記者会見

6月30日 日本公演・夜の部 前座

6月30日 日本公演・夜の部

7月1日 日本公演・昼の部

(Rock And Roll Music の1曲ですが画質が最高なので載せました)

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nksmkzts4068 at 22:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年06月16日

ロック史上最も酷評にさらされた名盤

ポール自身、もう後世に自分の愛すべき作品をしっかりした形で残そうという、ファンにとっては嬉しいような寂しいような複雑なプロジェクトである『アーカイヴ・シリーズ』で『RAM』が少し前に出ました。この大きく評価が分かれるアルバム、僕は最高に大好き!です。

当然、迷わず超豪華盤を買ってしまいました。日本盤は15,000円!ですがアマゾンでUK盤が9,800円だったので、そちらを。でもDVDに日本語字幕がないのが失敗でした。

ram remasterその超豪華盤の内容は写真や他のサイトを参考にして頂くとして、そのアルバムについて。僕がビートルズを知った76年頃には当然この『RAM』は世に出ていましたが、雑誌やレコード評を見るとあまり評価は高くなかったと記憶しています。また発売された当時の評価もいわゆる「酷評だった」という記述が多く、私自身もずーっと手を出しませんでした。

しかしソロの方まである程度聴くようになった20代の時、ラムの日本盤中古を買ったのですが、その時の第一印象は「えっ?これが評判の良くないラム?」。その時はすでにウィングスも解散し、「タッグ・オブ・ウォー」が私のポールソロNo1アルバムという位置づけの時だったので、相当後追いですがそれからはポールのソロを聴きたいと思ったらまずこの「RAM」というぐらいに好きなアルバムになったのでした。

なぜ、そこまでこのアルバムは酷評だったのでしょうか?当時はジョンは「ジョンの魂」、ジョージは「オールシングスマストパス」というヒットアルバムを出して、ポールは相当意気込んでこのアルバムを制作したに違いありませんし、内容は決して悪くなかったはず。しかし、当時のポールは他の3人のメンバーと悪徳マネージャーのアラン・クラインを相手取って訴訟を起こしていたりして悪者扱いされていたり、この手作り感満載のジャケットや、リンダのコーラス、そして時代はスワンプロック全盛という時代も良くなかったのかもしれません。

実際、私のまわりでも「ラム、大好き!」という人と「ラムはちょっとね」という人に分かれています。でも私は本当にポールらしさ(趣味の良い所も悪い所も含めて)のよく出た素晴らしいアルバムだと思います。この音の良くなった機会にもう一度「ラム」をご賞味してはいかが?

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nksmkzts4068 at 12:07|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2012年05月26日

200万円で買えるもの

先日、アルバム「Abbey Road」のジャケット写真で横断歩道を右から左へ渡っているボツになった写真がオークションで200万円で落札されたことが新聞等々にも載っていたのでご存知の方も多いかと思います。しかしビートルズのレアアイテムの中での200万円の価値とはいかに・・。

abbey roadそのボツになった写真は非常に珍しいものと新聞などには書かれていましたが、我々ビートルズマニアにとっては、すでに何年も前からよく見るもので特に珍しいと思えるような写真ではないので、「何で今頃・・?」と思われていた方々も多いと思います。

実際にアビーロードのアウトテイクを集めたようなブート(海賊盤)のジャケットなどにも使われていますし、特に驚くような写真ではないからです。驚くのはその落札価格の方で200万円というのは、ちょっとその価値からすると高いような気がしました。もちろんオリジナルプリントなんでしょうが、ネガや版権も付いているのでしょうか?

マニアは面白いほど人によってその刺激されるツボが違うので、私は買わないなぁ、というのが感想です。(というか200万円という現金もありませんし)

では仮に自由に使っていいという200万円があったら他のビートルズアイテムで何が買えるのでしょうか?自分の好みで勝手に上げてみたいと思います。

signまずは直筆サイン

これは年代や書いてあるもの状態によってまちまちですが、ちょうど海外の専門店で22,500ドルで売りに出されているサインです。1963年のBeatles Showのパンフレットに書かれたサインで筆跡もきれいで丁寧に書かれています。

レコードに書かれたサインなどは良いものだと300万円ぐらいの価格が付いているものもありますが、逆に売れる前の1962年頃のメモ帳などに走り書きされたサインは70万円ぐらいからもあります。ただしニセモノが非常に多いので要注意です!

hofner1963続いて楽器です

私はベースを弾くのでどうしてもヘフナーになってしまいますが、200万円の予算があったらやっぱりこれでしょう。

ポールと同じ1963年製のヘフナーです。これもコンディションによって価格がありますが、ポールの仕様に近ければ近いほど高くなり、右利き用でもポールドンズバの63年ヘフナーならば150万円ぐらいはするのではないでしょうか。

これが仮に左利き仕様だったら大変なことになります。63年製の左利き仕様はポールのもの以外には存在しないのではとも言われていますので、出てきたらベンツ1台分ぐらいかも!これも最近はヴィンテージに似せたニセモノがあるらしいので注意が必要です。

ppm gold1そしてコレクション王道のレコード

レコードで200万円級があるの?と思われるかもしれませんが、ビートルズの場合はあるんですねー、これが。何十万円クラスのレコードならばゴロゴロあります(笑)

ひとつはデビューアルバム「Please Please Me」のイギリス・オリジナル盤、通称ゴールド・パーロフォンのステレオ盤です。これはビートルズ・レコードコレクションの最高峰とも言われ、ステレオ盤は極少数しか現存しておらず、ピカピカの新品同様ならば出てくれば200万円近くはいくと思います。

ppm gold2ボロボロ盤でも60〜70万円の価格が付いていることがありますから。写真は数年前にネットオークションに出た驚異的なコンディションのステレオ盤で、スタート価格が15,000ドルぐらいだったと思います。

 

 

 

butcher最後は言わずと知れたアメリカ盤「Yesterday & Today」の初版、通称「ブッチャーカバー」です。

これも「あれ?200万円はしないでしょ?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、時々出てくる20万円〜30万円ぐらいのものはサードステイトと言われるもので、オリジナルのブッチャーカバーの上に「トランクカバー」という別の写真を一旦貼ったものを剥がして露出させたものです。

200万円級はステレオ盤でファーストステイトと言われる本来のブッチャーカバーが発売されたままの状態のシュリンク(輸入盤についているビニール包装)が付いた未開封ものです。

写真のブッチャーカバーはまた更に凄いものでジョンが所有していたと言われているもので、ジョンとポール、リンゴのサインが入っており、裏にはジョンの落書きが書いてあります。これはきっと気の遠くなるような価格ですね。

皆さん、いかかでしょうか?200万円あったらどれを買いますか?(買うかーっ!どアホ)ビートルズというのは、踏み込めば踏み込むほど恐ろしい世界です。

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nksmkzts4068 at 15:10|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2012年05月04日

宝石のようなレコード達

最近はめっきりレコード収集に力が(というか資金が)が行き届かなくなって、レコードの新しい収穫は殆どないので、このブログでもあまり紹介していません。でも私のビートルズ道の原点はやはりレコード!ということで久しぶりにレコードの紹介をしたいと思います。

CDと違いレコードにはカラフルなカラーレコードがたくさんあるという点もマニア心をくすぐるところだと思います。こういったレコードを見るとゾクゾクして欲しくなってしまうのは僕だけでしょうか。ということで今回はあまり知られていないカラーレコードを紹介します。

color records1

これはカナダで80年代に出たSgt. Peppers Lonely Hearts Club Band のマーヴル・カラー盤です。

写真では少し分かりづらいですが、マーヴル(大理石)の名前のごとく、紫がかった面にまだらに色々な色が渦巻いているような不思議なカラーレコードです。

サージェントの音楽面を表現したようなカラーレコードでとても雰囲気があります。これは時々ネットオークションでもまだ見掛けますね。

color records2こちらも同じくカナダで限定で出された Love Songs のゴールドカラー・レコードです。こちらはプレス枚数が非常に少なく、は当時はあまり知られていなかったようですが、今になって高値で取引されているようです。

これは本当にクリアなきれいなゴールドカラーで人気があるのも分かります。

 

color records3

こちらは80年代に限定で発売されたオランダ盤のBeatles' Greatest のゴールド・カラー盤です。

こちらのゴールドはクリアではなく、ぐっと落ち着いた色合いで、ゴールドというよりは黄土色です。

このレコードはオランダ独自の選曲、ジャケットデザインですが、短期間だけ日本盤でも発売されていたので、このカラーレコードは日本でも人気があるようです。私も当時、けっこう探して入手した覚えがあります。

color records4次の2枚は正規盤ではなく、いわゆる海賊盤のカラーレコードです。

2枚ともSwinging Pig Record  という80年代に良質な音源のレコードを出していた大手名門(?)海賊盤メーカーのものです。当時はすでに海賊盤もCDに移行している時代でしたが、このメーカーは同時に極少数アナログ盤も発売していました。

color records5上はStars Of 63 というCDでも有名なスウェーデンのライブですが、その中でも250枚のみ限定のマルチカラー・レコードで非常に珍しいものです。

また下はFrom Us To You というBBC音源の3枚組ですが、3枚とも非常にきれいな色のカラーでプレスされています。

これも写真では分かりにくいですが、ブルーのものはマルチカラーで色々な色が混ざったカラーレコードになっています。

こういったカラーレコードはCDやダウンロードが主流の今ではない魅力であり、今でもこういったレコードを見つけると欲しくなってしまい、我慢できずに買ってしまうのであります。まさに46歳、大人買い・・。

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2012年04月22日

コンプレックス

ビートルズのコピーバンド(あえてこう言いますけど)のベース・パート、つまりポール役として僕はコンプレックスのかたまりであります・・。ビートルズコピーバンド業界(笑)では、ベースは当然ポールのパートであり、ポール役なのですが、これは本当にハードルが高い。

僕のポール役としてのコンプレックス、その1は背が低い(足も短い)。その2、右利きである。その3、高い声が出ない(もう致命的・・涙)

paul & johnその1の背が低い(足も短い)はこれはもうどうしようもないのです。映像でポールを見ているとその細くて長い脚に惚れ惚れします。特にエドサリバンショーはカッコいいですね。でもこれはどうしようもないし、日本人なので開き直ってシークレットブーツを履けば何とか少しは誤魔化せます。

そして2の右利き、これも50前のオッサンには今さらどうしようもないし、今でもベースを弾くのに一生懸命なのに左利きになろうもんなら10代のベースを初めて持った時に逆戻りです。バンドとしての演奏力の方を優先させるためには、これは諦めがつきます。でも今でも左手でペンを持っている人やご飯を食べている人を見ると羨ましくてしょうがない・・。(時々、左利きに人に何故ベース弾かないの?って変な質問をします)

そして3の高い声が出ない。これはポール役として致命的です・・涙。ポールはとにかく声が高いです。それも伸びやかで艶やか。ポール役の必須である「Long Tall Sally」は僕にはまだ歌えません。最近、ようやく「Kansas City」や「I'm Down」が以前に比べてまともになった程度で、それもまだまだです。YouTubeとか見ていても、ビートルズ・コピーバンドで本当にハイトーンで上手に「Long Tall Sally」を歌う方がみえますね。本当に羨ましいです。でも諦めてませんよ。車を運転しながら、日々大声で練習しています。交差点で信号待ちしている車から叫び声が聞こえてきたら、それは僕ですから・笑

でも時々いるんですよねー、スリムで、左利きで、らくらくロングトールサリー歌っている人が。「100万円で左利きになってロングトールサリー歌えるようになります」と高須クリニックで宣伝したら僕は真剣に考えるかも・・・笑

いつになったらこんなふうに歌えるんだろう?

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2012年04月05日

やったー!届いた!

やったー!無事届きました。

ネックもいいし、箱鳴りもスゴイいいです!

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2012年03月31日

手強いワシントン条約(その2)

先回、お話したワシントン条約の続きです。楽器のような一般的なものも法律により輸出入はデリケートな問題になるのですねー。

セカイモンでの取り扱いが無理なら、直接やり取りしてみようと思いましたが、万が一税関で没収でもされたら大変ですので、ワシントン条約についてネットで調べてみました。そうすると管轄は経済産業省とのことで早速電話で問い合わせをしました。

1965hofner3窓口の担当の男性は非常に親切に色々説明をして下さいました。要約すると、ローズウッドでも種類が多々あり、ワシントン条約に抵触するのは「ブラジリアン・ローズウッド(=ハカランダ)」で、もしこのブラジリアン・ローズウッドが使われているのならば輸入するのに色々な書類を提出しなくてはならないとのこと。(そのらの書類フォームは経済産業省HPからダウンロード出来ます)それ以外のローズウッドならば輸出許可書のみでOKとのこと。使われているローズウッドの種類はメーカーに問い合わせてください、と。

でも47年前に作られた楽器の(それも指板部分の)材質が、ドイツの片田舎のギターメーカーに問い合わせて、すぐに返事来るのか〜?、という疑問と、もう既にその入り組んだ話の複雑さが私のキャパを越えていました。もう、諦めようか・・。

また楽器輸入のプロであるJ氏にお尋ねしたところ「その手のモノは非常に微妙なので、万が一のことを考えるとパスした方が無難」というお答えでした。

1965hofner4その後、税関のホームページを見てみると昨年にワシントン条約に抵触して没収された品目の一覧があり、その商品は漢方薬、象牙工芸品、革製バック・鞄などがほとんどで、楽器はニシキヘビの皮を使った胡弓が数点あっただけでギターの没収実績はありません。「これはもしやイケるかも・・」

もう直接、出品している楽器店に問い合わせてみよう、といことでネット自動翻訳という便利なツールを使ってこんなメールを送ってみました。「コンニチハ。私は日本に住んでいマース。日本にこのヘフナーは問題なく送れますか?もし問題ないならばすぐにでも買いたいデース。」

すると半日ぐらいでこんな返事が。「ハーイ!メールサンキューです!ぜんぜーん、問題ナイデスヨー。日本にもトモダチたくさんイマース!何度も日本にギター送ってますヨー。この素晴らしいヴィンテージ・ヘフナーはあなたに大きな喜びをもたらすでしょう!ハハハハ!(多少意訳あり)」と非常にアメリカンな明るい前向きなメールではありませんか!

その明るく前向きな内容に、色々アドバイスを頂いた方々の慎重かつ社会的な言葉よりも私のイケない物欲の方が脳の大半を占拠して、そしてPayPalの振り込みボタンを、プチッ・・。「えーい、ままよ!」

だって税関で象牙やニシキヘビの胡弓だったら見て分かるけど、そんなんギターの木の種類が「これはブラジリアン・ローズウッドだ」って税関職員が分かるのかぁー?

ということで無事届くのでしょうか・・?

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2012年03月25日

手強いワシントン条約(その1)

コレクターもインターネットが普及してきてからは、国内だけに留まらず海外のオークションサイトや海外コレクターと直接やり取りをすることも普通になって来ました。私も何度か海外オークションサイトを利用して、特にトラブルはなかったのですが今回は法律の大きな壁があったのでした。

1965hofner1少し前の休日、私は海外最大オークションサイトeBayの日本代理サイト「セカイモン」でヘフナーベースを検索して暇つぶしに何気なく見ていました。そうしたらその中で一つに目が留まりました。「1965年 ヴィンテージ オリジナル・ヘフナー ビートル・ベース」という商品で、写真を見てもなかなか良さそうな感じで、価格も即決落札で2,199ドル(約18万円)というものでした。

ポールマッカートニーの使用しているベースは1963年モデルですが部分的に62年のパーツも使用しているという変則的なレアモデルで、ポール仕様に近い1963、62年モデルは100万円以上の超プレミア価格になっています。その後の1964、65年モデルは徐々に仕様も変わってきて60年代後半のモデルは、同じバイオリンベースでも「似ていても非なり」というぐらいに別モノになってしまいます。

1965hofner2マニアにとってギリギリの仕様である65年モデルでも日本の楽器店では通常40万円〜50万円ぐらいの価格であり、通常はすぐに手の出せる価格ではないのですが、今回のように20万円以下ならばちょっと頑張れば買えそうと悪い病気がムクムクと頭をもたげて来たのです。

それも自分と同じ65年生まれで、さらに今回のベースは塗装の色合いがポールに近そうなのと、ピックアップが何故か65年タイプのものではなく、ポールと同じ63年タイプのスモールエスカッションのものが付いていたのが更に拍車を掛けたのでした!後で付け替えたようではなく、その部分の塗装やボディの様子から、このモデルは最初からこのピックアップが付いていたのではと思います。ボディに少し塗装の剥がれとビス穴跡があるのを考慮に入れても、なかなか「買い」のブツです。

「これは欲しい!」と思い、ウオッチリストに登録すると警告文が・・。「この商品には輸入禁止ワード『rosewood(ローズウッド)』が使われており、ワシントン条約に抵触する恐れがあります。入札しないで下さい」

・・・ガーン、だったら検索の時点で除外しろよ。うーん、だったらセカイモンではなくて、直接アメリカのeBayでやりとりすれば良いか。

そこから法の世界の厳しさを知るのでありました・・・(つづく)

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nksmkzts4068 at 11:52|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2012年03月04日

ライヴ前のチューニングの謎

今回は久しぶりにマニアックに考察していきたいと思います。考察内容は『ビートルズのライブ前チューニングの謎』です。今まで何も特に思いませんでしたが、最新号の『レコードコレクターズ』の連載コラム「ビートルズ来日学」に興味深い内容が載っていました。

ビートルズのライヴでの特徴はいくつかあります。1、時間が短い(約35分〜40分) 2、アンコールをやらない 3、チケットが安い(これは最近言われていることで、エプスタインの方針でティーンエイジャーが買いやすい価格設定をして入場数を増やしたとのこと) そして4、始める前にギターチューニングをする 等々です。

今回はこの4、ギターチューニングをするという点についてです。ギターチューニングといってもステージ上で調弦をするのではなく、おもむろに登場してギターやベースをアンプに繋いで「ビョーン、ビーン」と音量や音調整をするアレです。ビートルズマニアにとっては映像を観ても普通の行為なので、マヒしてしまっていますが改めて言われると確かに不思議です。今のプロのホールライブでは考えられない光景ですが、私自身は60年代はビートルズ以外のバンドでも普通にしていることかと思っていましたが、どうもそうではなかったようです。

backstege『レコードコレクター』最新号の「ビートルズ来日学」で当時の日本公演のテレビ収録担当の日本テレビ・フロア・マネージャー 伊藤滋夫氏が、インタービュー聞き手の宮永正隆氏(ビートルズ大学学長)に逆にそのビートルズのステージ上でのチューニングに対して、なぜあんなことをするのか?と質問しています。当時でも実は珍しい光景だったようで、前座で出演したドリフターズの故いかりや長介氏も「あれはひとつの演出だと思った」と語っていたそうです。

そこで宮永氏は色々な興味深い考察をしています。まずビートルズはいつからステージ上でチューニングをするようになったかという点。たしかに我々にはひとつのビートルズライブの特徴の一つだと思っていたので考えたことがなかったですが、初期の1963年頃のライブ映像はステージの幕が上がるのと同時に演奏しているスタイルがほとんどだということに気付きます。(上の写真は幕が上がる前にチューニングをしている証拠写真です)

最初にそのステージ上チューニングが行われたのは1964年2月の初アメリカ上陸コンサートのワシントンDCではないか、と宮永氏は推測しています。このコンサートは中央にステージがあって四方から観客が観るという特殊なスタイルのライブで、必然的にそうならざるを得なかったでしょう。でもそれが異様に観客を盛り上げる演出として効果があるとメンバーやエプスタインが気付いたという考え方も出来ます。

まだ幕開けと同時に演奏がスタートする1964年1月フランス公演での映像です。

またビートルズが異常な人気になるにつれて、警備上の問題でもライブ会場に事前に入ってリハーサルや音チェックをすることが出来なくなって来た事が考えられます。日本公演もすでに前座演奏が始まっている時間帯に日本武道館入りしたことが分かっています。今ならば音響担当者やローディーが代理で事前にチェックを済ましておくこともできるでしょうが、当時のビートルズロードマネージャーだったマル・エバンスやニール・アスピナールが楽器を弾けた様子もなく、それも不可能だったのでしょう。

たまたま必然的に始まったステージ上のチューニングですが、エプスタインによる先見的な演出効果の発見によりビートルズの特徴になってしまった数あるビートルズマジックのひとつなんでしょうね。

有名なEHエリック氏の紹介で登場してチューニングする1966年6月30日日本公演

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