レコード

2012年05月26日

200万円で買えるもの

先日、アルバム「Abbey Road」のジャケット写真で横断歩道を右から左へ渡っているボツになった写真がオークションで200万円で落札されたことが新聞等々にも載っていたのでご存知の方も多いかと思います。しかしビートルズのレアアイテムの中での200万円の価値とはいかに・・。

abbey roadそのボツになった写真は非常に珍しいものと新聞などには書かれていましたが、我々ビートルズマニアにとっては、すでに何年も前からよく見るもので特に珍しいと思えるような写真ではないので、「何で今頃・・?」と思われていた方々も多いと思います。

実際にアビーロードのアウトテイクを集めたようなブート(海賊盤)のジャケットなどにも使われていますし、特に驚くような写真ではないからです。驚くのはその落札価格の方で200万円というのは、ちょっとその価値からすると高いような気がしました。もちろんオリジナルプリントなんでしょうが、ネガや版権も付いているのでしょうか?

マニアは面白いほど人によってその刺激されるツボが違うので、私は買わないなぁ、というのが感想です。(というか200万円という現金もありませんし)

では仮に自由に使っていいという200万円があったら他のビートルズアイテムで何が買えるのでしょうか?自分の好みで勝手に上げてみたいと思います。

signまずは直筆サイン

これは年代や書いてあるもの状態によってまちまちですが、ちょうど海外の専門店で22,500ドルで売りに出されているサインです。1963年のBeatles Showのパンフレットに書かれたサインで筆跡もきれいで丁寧に書かれています。

レコードに書かれたサインなどは良いものだと300万円ぐらいの価格が付いているものもありますが、逆に売れる前の1962年頃のメモ帳などに走り書きされたサインは70万円ぐらいからもあります。ただしニセモノが非常に多いので要注意です!

hofner1963続いて楽器です

私はベースを弾くのでどうしてもヘフナーになってしまいますが、200万円の予算があったらやっぱりこれでしょう。

ポールと同じ1963年製のヘフナーです。これもコンディションによって価格がありますが、ポールの仕様に近ければ近いほど高くなり、右利き用でもポールドンズバの63年ヘフナーならば150万円ぐらいはするのではないでしょうか。

これが仮に左利き仕様だったら大変なことになります。63年製の左利き仕様はポールのもの以外には存在しないのではとも言われていますので、出てきたらベンツ1台分ぐらいかも!これも最近はヴィンテージに似せたニセモノがあるらしいので注意が必要です。

ppm gold1そしてコレクション王道のレコード

レコードで200万円級があるの?と思われるかもしれませんが、ビートルズの場合はあるんですねー、これが。何十万円クラスのレコードならばゴロゴロあります(笑)

ひとつはデビューアルバム「Please Please Me」のイギリス・オリジナル盤、通称ゴールド・パーロフォンのステレオ盤です。これはビートルズ・レコードコレクションの最高峰とも言われ、ステレオ盤は極少数しか現存しておらず、ピカピカの新品同様ならば出てくれば200万円近くはいくと思います。

ppm gold2ボロボロ盤でも60〜70万円の価格が付いていることがありますから。写真は数年前にネットオークションに出た驚異的なコンディションのステレオ盤で、スタート価格が15,000ドルぐらいだったと思います。

 

 

 

butcher最後は言わずと知れたアメリカ盤「Yesterday & Today」の初版、通称「ブッチャーカバー」です。

これも「あれ?200万円はしないでしょ?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、時々出てくる20万円〜30万円ぐらいのものはサードステイトと言われるもので、オリジナルのブッチャーカバーの上に「トランクカバー」という別の写真を一旦貼ったものを剥がして露出させたものです。

200万円級はステレオ盤でファーストステイトと言われる本来のブッチャーカバーが発売されたままの状態のシュリンク(輸入盤についているビニール包装)が付いた未開封ものです。

写真のブッチャーカバーはまた更に凄いものでジョンが所有していたと言われているもので、ジョンとポール、リンゴのサインが入っており、裏にはジョンの落書きが書いてあります。これはきっと気の遠くなるような価格ですね。

皆さん、いかかでしょうか?200万円あったらどれを買いますか?(買うかーっ!どアホ)ビートルズというのは、踏み込めば踏み込むほど恐ろしい世界です。

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2012年05月04日

宝石のようなレコード達

最近はめっきりレコード収集に力が(というか資金が)が行き届かなくなって、レコードの新しい収穫は殆どないので、このブログでもあまり紹介していません。でも私のビートルズ道の原点はやはりレコード!ということで久しぶりにレコードの紹介をしたいと思います。

CDと違いレコードにはカラフルなカラーレコードがたくさんあるという点もマニア心をくすぐるところだと思います。こういったレコードを見るとゾクゾクして欲しくなってしまうのは僕だけでしょうか。ということで今回はあまり知られていないカラーレコードを紹介します。

color records1

これはカナダで80年代に出たSgt. Peppers Lonely Hearts Club Band のマーヴル・カラー盤です。

写真では少し分かりづらいですが、マーヴル(大理石)の名前のごとく、紫がかった面にまだらに色々な色が渦巻いているような不思議なカラーレコードです。

サージェントの音楽面を表現したようなカラーレコードでとても雰囲気があります。これは時々ネットオークションでもまだ見掛けますね。

color records2こちらも同じくカナダで限定で出された Love Songs のゴールドカラー・レコードです。こちらはプレス枚数が非常に少なく、は当時はあまり知られていなかったようですが、今になって高値で取引されているようです。

これは本当にクリアなきれいなゴールドカラーで人気があるのも分かります。

 

color records3

こちらは80年代に限定で発売されたオランダ盤のBeatles' Greatest のゴールド・カラー盤です。

こちらのゴールドはクリアではなく、ぐっと落ち着いた色合いで、ゴールドというよりは黄土色です。

このレコードはオランダ独自の選曲、ジャケットデザインですが、短期間だけ日本盤でも発売されていたので、このカラーレコードは日本でも人気があるようです。私も当時、けっこう探して入手した覚えがあります。

color records4次の2枚は正規盤ではなく、いわゆる海賊盤のカラーレコードです。

2枚ともSwinging Pig Record  という80年代に良質な音源のレコードを出していた大手名門(?)海賊盤メーカーのものです。当時はすでに海賊盤もCDに移行している時代でしたが、このメーカーは同時に極少数アナログ盤も発売していました。

color records5上はStars Of 63 というCDでも有名なスウェーデンのライブですが、その中でも250枚のみ限定のマルチカラー・レコードで非常に珍しいものです。

また下はFrom Us To You というBBC音源の3枚組ですが、3枚とも非常にきれいな色のカラーでプレスされています。

これも写真では分かりにくいですが、ブルーのものはマルチカラーで色々な色が混ざったカラーレコードになっています。

こういったカラーレコードはCDやダウンロードが主流の今ではない魅力であり、今でもこういったレコードを見つけると欲しくなってしまい、我慢できずに買ってしまうのであります。まさに46歳、大人買い・・。

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2011年08月01日

この本、誰が買うの?

もう解散して40年以上になるというのに、ビートルズに関しての本は毎月のように新刊が出版されています。その中でも最近、私のマニア心のストライクど真ん中に入る本が発売されました。その名も『ビートルズUK盤コンプリート・ガイド』という聞いただけで鳥肌が立つような名前の本なのです。

UK complete guideこの本は音楽出版社CDジャーナルのムックとして発売された本で、その名の通りビートルズのUK盤(イギリス盤)のレコードをこと細かく解説した本です。ジャケットはもとより、レーベルの細かい変遷までオールカラーの写真で説明しています。

今まで我々のようなレコードコレクターと言われる人達は、一部のコレクター誌やインターネットの情報、はたまたレコード店のオーナーの人達との情報交換によって、こんなレーベルがあるのか、とかジャケットも年代によってこんな微妙な違いがあるんだ、ということを  情報収集していました。

それがこうした情報が整理されて一冊にまとめられた本が出版される、しかも日本語で、なんてことはコレクターにとっては本当にありがたいことです。

UK complete guide2

しかし、それはビートルズ・レコードマニアという非常にニッチな人種に言えることで、普通のビートルズ・ファンにはこんな細かいことを分厚い本にまとめられても全く買おうという気にならないのでは、と思います。

でも今回この本を企画し、出版しようと決定した方々に拍手を送って、この本を迎え入れたい気持ちです。だってこの本を沢山売ってひと儲けしよう、なんてこととは全く別の次元の本なのですから。しかしある特殊な人達からは宝物の解説本として大切に読まれると思います。(僕もそのひとり)

UK complete guide3

内容としては普段、博物館級でお目にかかることのできない「Please Please Me」の初版ゴールド・パーロフォンのステレオ盤(現存数は世界中でも数百枚と言われています)をはじめ、各種のアルバムのレーベル違い。またジャケットの細かな違いも写真付きで解説されています。

UK盤をコレクションしているコレクターはもちろんですが、オリジナルのアナログ盤は欲しいけど、とても手が届かない、というビートルズ・ファンの方々にもぜひ読んで頂いて、当時のアナログ盤の質感やジャケットの素晴らしさというのも感じて欲しいと思います。

でも大きなお世話かもしれませんが、一体この本は何冊ぐらい売れるんだろう?(笑) そいうい意味では廃刊も時間の問題だから早めに買っておいた方がいいかもしれませんよ!

 

さすがにUK盤レコードに関する動画はないだろう、と思ってたら、こんな動画発見!

この動画こそ一体誰が見るんだ? でもレコードマニアには堪らない動画です。

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2010年09月04日

魅惑のフランス生まれ

最近はブログの記事もバンドや楽器の比重が高くなって、以前のコレクターズ・アイテムについてあまり書かなくなっていましたが、久々にアイテム・ネタにいきたいと思います。その中でも代表的なアイテムは、やはりレコードでしょう。最近はなかなかレコードまでに手が回りませんが、ここらでまた少し紹介したいと思います。

france LPs

私のビートルズ・コレクションライフはもともとレコードで始まりました。その中でも力を入れて集めていたのは、各国独自のデザインのデフ・カバーと呼ばれるものです。特にヨーロッパで当時発売されていたものは、デザインや仕上がりが素晴らしいものが多く、特にフランス盤は群を抜いています。

美しい写真を使い、またフランス盤は独自の「Les Beatles」というロゴを使い、綺麗なジャケットです。フランス盤を収集するマニアも多く、価格的にも高騰しています。左の写真はフランス盤のオリジナル・アナログLPで、右上から時計回りに、通称ホースカバーと呼ばれるベスト盤、「Please Please Me」、「A Hard Day's Night」、「With The Beatles」です。特に上の2枚は枚数が少なく、私も手に入れるのに何年も探して、やっと手に入れることが出来ました。

france compacts

またフランス盤は33回転、4曲入りのコンパクト盤も人気があります。こちらもLP盤に劣らずの美しい写真を使用した厚手のコーティングジャケットで何とも言えない雰囲気です。

私も何年か掛けて、苦労してすいぶん集めましたが、探しても見つからないものも多く、特に通称「サンドイッチ・カバー」と言われる4人がサンドイッチを食べている写真のジャケットのものは20年以上探していますが、未だに現物に出会ったことがありません。これはパンを食べている4人の顔が良くないという理由で、マネージャーのブライアン・エプスタインが発売を中止にさせたため、数が極端に少なく世界中のマニアが探しているためです。

今は音楽がダウンロードが主流になり、レコードどころかCDさえも売れなくなった時代で、時代錯誤かもしれませんが、この美しいジャケットのレコード達をこれからも愛していきたいと思います。

フランスのレアつながりで、64年1月 1回目のフランス公演の珍しいカラーフィルムです。

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2010年02月27日

ヴァージンな子達・・・

題名に惹かれて見てしまった・・? スイマセン、レコードの話です。私のコレクションの中に未開封のレコードがいくつかあります。マニアの間では『シールド』と呼ばれているシロモノで、良く輸入盤とかで見かけるラップ、もしくはビニールに入ったままの状態でのレコードです。レコードは聴かれるために、生まれてきたのに何十年も経っても未開封のままの、ある意味 『不幸な』レコード達を紹介します。

live peaceそもそもなぜヴァージンのままにしておくのか?それは正直ここまで来ると「開封するのがもったいない」からですかねー。もちろんレア盤であればあるほど「未開封」の方が価値があがります。レコードを未開封のまま持っていてもレコードの目的として何の意味も持たないのは分かっていますけど・・。でもここまで来ると開ける勇気がないです(笑)

最初に紹介するのはジョンのソロで『Live Peace In Toronto 1969』の未開封盤です。恐らく私の所有する未開封盤の中で一番古いもので、1969年オリジナル盤ですから40年以上未開封のままです。

live peace side1969年の初版には来るべき1970年のカレンダーがおまけで付いていましたが、それも入ったままの状態で未開封になっています。

横から見るとカレンダーの金具が見えます。この金具も私の持っている針金のものとプラスチックの2種類があるらしい・・。この中に40年前の空気が入っている?

 

mobile

次は、今もアナログ盤コレクターの間で人気のある「モービル・フィデリティ盤」の未開封4タイトルです。これは80年代に最高音質のレコードを作るという目的で出されたもので、ビートルズ以外にも様々なアーティストのレコードが出されています。

この中で特に珍しいのは「With The Beatles」で、プレス工場でスタンパー(レコードをプレスするための元型)を落として割ってしまい、1回しかプレスされなかったために枚数が特に少ないと言われています。昨年出たリマスター盤に負けないくらいクリアで良い音がします。

los beatles

次に変わったところではウルグアイ盤の『Los Beatles』未開封盤です。

このウルグアイ盤が珍しい、というかウルグアイ盤をわざわざ買う日本人自体が珍しい・・。

でもこのレコードをネットオークションで見た時、すぐ入札してしまいました。ジャケット裏に書いてある曲名がポルトガル語?だし開封して聴いていないので、何が収録されているか分かりません・・・

dawn

これは『Dawn Of  The Silver Beatles』という80年代にアメリカの通販のみで販売されたレコードの未開封盤です。

内容はビートルズが落ちたことで有名なデッカレコードのオーディションテープです。

この手のものはハーフ・オフィシャル盤と呼ばれ、法の目を巧みに潜った違法スレスレのレコードで20年以上前は沢山出されていました。

all things

最後に紹介するのは、ジョージのソロ『All Things Must Pass』のミレニアム・ヴァージョン、3枚組アナログの未開封盤です。

限定で出されたアナログ盤だったので、すぐに売り切れてしまい、私も買うのに意外と苦労しました。

でもCDの小さなジャケットに比べ、大きなアナログ盤のボックスジャケットのアートワークは本当に素晴らしいです。

これらが私のコレクションの『不幸なヴァージン・レコードたち』の一部です。これらは今後もきっと開けられることはないでしょう・・・、ゴメンナサイ。

でもご安心ください!私は同じもので、開封したものをもう一枚ずつ持っていますから!!

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2010年01月21日

細かすぎて伝わらないレア・アイテム2

昨年末にスタートした『細かすぎて伝わらないレア・アイテム』シリーズ。普通の方やファンの人にお話ししても「ふーん」「で何が?」というようなリアクションで終わってしまうような、レアなのに寂しいアイテムを紹介していきます。(自分が紹介する場を作っているだけ?)2回目の今回は、この超悶絶レアアイテムです。(なんちゅう表現)

meetconpact1

そのアイテムはこのアナログ盤 『Meet The Beatles』です。(写真右)

でしょ?やっぱり?って感じですよね。どこがどうレアなのという反応だと思いますが、下の写真で大きさを比較してください。右が通常の『Meet 〜』、左が今回紹介するレコードです。そうです、コンパクト盤(6曲入り)の『Meet The Beatles』なのです。しかもこれは通常に販売されたレコードではなく、1964年当時のジュークボックス用の非売品のレコードです。

meetconpact2

ブッチャーカバーのように有名なレア盤ならば説明不要でしょうが、こういった存在すら一般的に知られていない本当の意味でのレア盤は、細かすぎて伝わらいないのであります・・・。書籍などでもほとんど紹介されているものがなく、洋書のコレクター・プライスガイドなどに見られるぐらいです。

このレコードは1964年にキャピトルから出され、同じシリーズで『Second Album』と『Something New』が存在します。(3つの中ではSomething Newが一番レアだそう) そういう私も、この自分のレコード以外には一度も実物にお目にかかったことがありません。

meetconpact3

レーベルも通常のLPやコンパクト盤とは異なるレインボーキャピタルの33回転仕様のものです。アルバムの『Meet〜』6曲が抜粋して収録されています。

またこのレコードはジャケットと盤だけではなく、先でも述べたようにジュークボックス用のレコードであるために、付属としてジャケットのミニチュア3枚とアーティスト名、アルバム名が印刷されたブラスチック製のタグが付いています。これがあるかどうか、というのが重要なマニアポイントです。私のは・・ちゃんと付いておりますよ。(少し自慢がはいってます、スイマセン

meetconpact4

というのも、実際にジュークボックスで使われていたものであれば、これは普通は残っていないものです。ですから、これが付いて出てくるというのは相当珍しいそうです。

これを手に入れたのはもう10年ほど前になりますが、その時のディーラーさんの話によると、イタリアの有名なコレクターが手放したレコードだということです。この小さなレコード盤も45年前に生まれ、その後色んな人の手に渡り、日本に住む私の元に来たと考えると、何だかロマンを感じますねー。

meetconpact5これからも自分の手元にあるレコードは大切にしたいと思います。皆さん、細かい話にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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2009年11月17日

細かすぎて伝わらないレア・アイテム

新しいシリーズの登場です。その名も『細かすぎて伝わらないレア・アイテム』シリーズ!決して某バラエティー番組のパクリではありません。(いや、やっぱり明らかにパクリだ)最初のレア・アイテムはこれからのシーズンにぴったりの『クリスマス・アルバム』です。

色んなコレクターズ・アイテムを私は持っていますが、それを説明しようと思うと細かすぎて、一般の人にはチンプンカンプンな世界に行ってしまいがちです。このブログのコンセプトである『普通のファンや一般の人が読んでも面白いマニアックなブログ』から外れないように、逆に逆手に取ってしまえばいいのだ、ということで細かいマニアックな情報をあえてシリーズにしてみました(何じゃ、そら)

christmas record1

記念すべき第1弾のレア・アイテムは『Christmas Album』です。ビートルズは1963年から69年までファンクラブの会員向けにクリスマスにメッセージを収録したソノシートを配布していました。ただし1970年のクリスマスにはビートルズは既に解散していましたので、63年から69年までのクリスマスレコードをLPにまとめられ、イギリスでは『From Them To You』というタイトル、アメリカでは『Christmas Album』というタイトルで別々のジャケットデザインで出されました。今回ご紹介するのはアメリカ盤の方です。

christmas record2

当然、既に廃盤でオリジナル盤はレア・アイテムとなっていますが、実はこのレコードもカウンターフィット盤、つまり複製の偽物が数多く出回っています。今でもネットオークション等でたまに見かけるものは、ほとんどニセモノだと思っていいと思います。良心的な出品者は「複製」と明示していますが、中には見分けが付かずに、ニセモノを本物として出品している人もいるので要注意です。また、やっかいなことにこのアルバムの複製盤は非常に出来が良く、見分けがつきにくいのです。とは言っても、やはり本物と比べるとジャケットの写真のフォーカスが甘いことや、レーベルの印刷も不鮮明です。

christmas record3ただそれはあくまでも手元に本物があって見比べた時に言えることで、通常買おうかどうか迷う人は本物が手元にあることは、まずあり得ません。では、どこで見分けるか。ここがマニアックな細かいところですよ(笑)。ジャケットの一番下の左からの二番目の写真(左の写真です)のジョンの頭の上に注目です。ここに『THEATRE ROYAL』という文字がうっすら読めれば本物です!ニセモノは写真のフォーカスが甘いので、まったく文字が確認できませんが、本物はうっすらですが読めます。ここで判断してください。(ねっ?細かいでしょ?) 写真は全て本物ですので参考にしてください。ただし写真ではやっぱりその文字までは写らないですね。

ただ喜ぶのはまだ早い。最近の情報では、ここでマニアは判別すると知った悪徳ニセモノ業者がここに『THEATRE ROYAL』と文字を打ち込んだニセモノが存在するそうです。しかし、その文字は明らかに後から打った文字なので、写真に写った文字ではないところで判断がつくらしい・・。

やっぱり細かすぎで伝わらないよねぇ。

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2009年09月12日

モノの出来栄え

ビートルズのリマスター盤、ステレオ、モノラルともに何とか無事届きました。本当にお騒がせですよね。で、早速聴いていますが、まだ全制覇出来ていません。リマスターの音に関しては、もうすでに色々なご意見が出ていますので、私はあえてジャケット等の外装についてお話したいと思います。

pleasemono

ステレオ盤は黒の非常にしっかりした箱に入っており、ジャケットも美しい写真やブックレットで、今風な紙ジャケでセンスよくまとめられていますね。ステレオも良いのですが、特筆すべきなのはモノラルボックスです。

白の外箱もしっかりしていい出来ですが、中身のそれぞれのアルバムの出来が「素晴らしい」の一言です。60年代のオリジナル盤のジャケットのみならず、インナースリーブ(内袋)、レーベルも完全にミニチュアのように再現されています。

←UKオリジナル・モノラル盤(左)と今回のリマスターモノ盤(右)です。

pleaserabel

pleaseinner

 

 

 

 

 

pleasebackレーベルやインナースリーブの見た目は勿論のこと、ジャケットの構造や紙質、質感まで可能な限り再現されています。モノの紙ジャケは糊代が表に出ていて仕上がりが悪い、と書いていらっしゃる方がいましたが、これは通称フリップバックと呼ばれているUKオリジナル盤特有の構造で、これもしっかり再現されていて、マニアには涙ものです。

forsalemonoまた写真の印刷の色調も意識してかなり近づけられています。

「フォーセール」のUKオリジナルモノとリマスターモノ盤のジャケットを比較するとその色合いが近いのが分かると思います。

 

forsalemono2またこれはかなり注意しないと分らないところですが、「フォーセール」のUKオリジナル盤ジャケットの背の部分は上下が潰れたように加工されているのですが、何とそこまで再現されているのです。(写真では分かりづらいかもしれませんが)これを発見した時はさすがに驚きました。

 

magicalmonoまたモノボックスが発売されてすぐに、何かのコメントで「マジカル・ミステリー・ツアー」のジャケットだけ、他のアルバムに比べて少しだけ厚手のような感じだけどなぜだろう、と書かれているのを読みましたが、実際に手にしてその意味が分かりました。

「マジカル〜」のみ、アメリカ盤仕様を採用しているのですが、当時のアメリカ・オリジナル盤は厚手のボール紙に何枚も紙を貼り付けるズッシリした構造になっているのですが、それをそのまま再現しているのです。

magicalmono2

そのため「マジカル〜」のみ紙質や質感、構造が違うジャケットになっているのです。

下が「マジカル〜」のUSオリジナル・モノ盤、上がリマスターモノ盤です。厚手のジャケットや構造が同じなのがお分かり頂けますでしょうか。裏ジャケの「MAL2835」とレコード番号の位置まで同じですね。

今回のリマスター盤は音が素晴らしいのは勿論のこと、こうしたジャケットなども非常に丁寧に拘った造りで、相当時間が掛けられているのが分かります。特にこのモノボックスはジャケットなどは日本で作って、海外に輸出されているというのも、これだけ細かい丁寧な造りのものは日本の技術でないと出来なかったというのが、実際に手に取ってみて分かりました。

本当に今回のリマスターに関することは時間とお金を掛けた、ビートルズの素晴らしさを後世に伝えるための素晴らしい作業だと思います。・・・いい、仕事だねぇ。

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2009年06月11日

ヘルプ!いろいろ

今回は私の本来の分野(何が本来?)に戻って、レコードの話にいきたいと思います。その中でも「ヘルプ!」のジャケット違いを3枚紹介したいと思います。

helpitaly

最初はイタリア盤のヘルプ!です。

ファーストプレスはこの4人のポートレイトのジャケットで、イタリア独自のデザインです。ファーストプレスはモノラルしか存在せず、セカンドプレス以降は通常のジャケットになり、ステレオになります。

ファーストプレスのモノラル盤のみのデザインで、きれいな写真もありコレクター人気の1枚です。

helprossia

各国で色んなジャケットがありますが、「ヘンテコナンバー1」はロシア盤です。

一見、通常のデザインのように見えますが、よく見ると体はイラスト(これが結構ヘタ!)で顔写真も全然違う写真から取って付けたものです。ロシア盤はヘルプ!に限らず、独自でイラストに写真を勝手に付けたリボルバーなどもあり、意味不明です(苦笑)。でも驚いたことに、意外に音がいいんですよ。

helpshell

そして3枚目はオランダ盤で通称「シェルカバー」と言われるヘルプ!です。

見ての通り、中央に大きく石油会社シェルのマークがあまりにも堂々と入っています。一説にはシェルの販売促進用にごく少数作られたものと言われていますが、詳細は不明です。

通常はオランダ盤ですが、一部「Made In Sweden」と明記されている盤もあります。

現在、CDは各国、全て共通のジャケットに統一されていますが、レコードの時代は各国で独自のデザインで、非常にいいデザインで趣があり、コレクターが探し求めている貴重盤も多いですね。

もうすぐポールの誕生日ですね。ヘルプ!の中で一番好きなポールソングはコレです。

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2009年02月14日

こんなセット知ってます?

最近、私自身もあまり知らなかったレコードのセットを手に入れました。一度だけ本で見て、それ以来一度も実際にはお目に掛からなかったのですが、少し前に偶然海外のオークションサイトで見つけました。

film cannister1

それは「THE BEATLES  Film Cannister  Vol.1  &   Vol.2」という風変わりな丸い箱に入ったレコードセットです。名前のとおり映画関係のアルバムを映画フィルムを入れるケースに見立てた丸ケースに入れてあります。

Vol.1の方は「A Hard Day's Night」「Help!」「Magical Mistery Tour」、Vol.2には「Yellow Submarine」「Let It Be」「Reel Music」の3枚づつ、計6枚のレコードがセットされ、それぞれに映画に関係するビートルズの雑誌と布製パッチ、小さな缶バッチが付録で付いています。(なんてこたぁない、それだけなんですけど・・・)

film cannister2以前、一度レコード関係の本で見て以来、一度も見たことが無いレコードだったので、これはかなり高い価格までいくだろうと思い、期待せずにスタート価格に少しだけ上乗せして入札しました。(まあレコード1枚3,000円ぐらいの価格です)そういたら、その後も入札がなく、そのまま落札し、先日国際小包で無事届きました。

その後、調べてみると1984年にイギリスで限定1000セットで発売されたレコードセットのようです。何故、その時期に映画関係のアルバムがこのようなセットで発売されたのかは不明ですが、まだまだ私も知らないビートルズのレコードや見たことのないアイテムがあるようですね。これだからマニアはやめられない!(ってゆーか、入れ物が違って、チープな付録が付いてるだけなんですけど・・・、いいかげんにしたら?・・って家内が横で言っています)

1982年に映画の曲ばかりを集めた「Reel Music」が発売され、その数曲をメドレーに編集した「Movie Medley」がシングルカットされましたね。今聴くと、笑っちゃうぐらいかなり強引な編集で曲をつないでいます。今だったら、もっとデジタル編集でカッコ良く出来るんでしょうが、20年前はこれでも結構な話題でしたねー。(感慨深く、遠くを見つめる目)



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