AC100

2012年07月16日

AC100のスタンド完成

私はイベントや大きなライブがあると数年前に譲って頂いたVOX AC100というアンプを使っているのですが、これが今の大型アンプにようにキャスターが付いておらず移動に結構苦労するのです。そこでお願いしてスタンドを作ってもらいました。

AC100-nonstandVOX AC100はポールもビートルズ時代にツアーで使っていた大型のベースアンプで、ラッキーなことに数年前に譲って頂いてからは大きなライブやイベントがあると使っています。

ただし今の大型アンプには当然付いているキャスターは付いておらず、ライブごとに運び込む際、その大きさと重さで大変苦労していました。

ポール自身も64年最初のUSツアーぐらいまでは、そのままのベタ置きの状態で使っていましたが、64年夏のUSツアーからはギター用のAC100と同様にカッコ良いスタンドにアンプをマウントして使用しています。

これはヘッドを上部に置いて、キャビネットが浮いている状態で固定されており、角度が変えられるようになっています。当時はPAシステムもなくアンプからの生音を会場で鳴らすか、せいぜいマイクが一本立つぐらいだったので、会場によってその角度を変えてベース音の抜けを良くする必要があったと思われます。

AC100-withstand実はこのスタンド、今でもアメリカでライセンス契約でレプリカが作られており手に入れることが出来ますが、その価格は何と1000ドル以上して輸送費と合わせると14000ドルぐらいします。非常にカッコ良いし移動するのもキャスターで楽なので欲しいですが、おいそれと手が出る金額ではありません。

それで知人のご意見番であるもっちゃんに相談して、最初はそのものを作る計画でしたが、非常に複雑な造りであり、コストもかかるのでシンプル、かつカッコ良いスタンドを作ることになりました。

もっちゃんはそのお仕事柄、こういった類のものの制作はプロであり、なおかつビートルズに造詣が深いので話は早いのです。こういう時にプロでもビートルズ、楽器のことは全く知らない職人の親父さんだと本当になかなか進まないですが、もっちゃんはスタイル、実用性などなどを加味しながらあれよあれよ言う間に作ってくれたのでした。

myAC100それがコレ!ジャーン!(AHDNのイントロでお願いします)

早速取り付け音出ししました。ボーン!とヘフナーの太い音を出したら、ビックリして隣の工場のおじさん達が見に来ましたが、スタンドからのビビりなどは全くなく、スタンドに載せることでむしろ音の抜けが良くなったような感じでした。

いやー、次のライブで早速使いたいと思います。楽しみですねー。

請求は出世払いでお願いしますね、もっちゃん!持つべきものは友ですね。

 

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nksmkzts4068 at 22:00|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2011年01月23日

ひとつ年上の新しい相棒

昨年末に新しい相棒に出会いました。・・・・といっても人ではなくベースアンプです。ポールがビートルズ時代にステージで使用していたAC-100というアンプで、幸運なことに非常にコンディションの良い状態の物を譲って頂くことが出来ました。

stage1

以前から欲しいな、と思って探していたものの一つに、ベースアンプVOX  AC-100がありました。これはビートルズがライブを行う際に、大きな会場で歓声に負けないくらいの大出力のアンプが必要となり開発された100ワットのベースアンプです。

当時はPAシステムというのもが完成しておらず、アンプからの直接の音を会場で出すという原始的なものでした。(一部会場ではアンプの前にマイクを立てている写真もありますが)そのために必然的に大きなアンプが必要になってきました。それで開発されたのがVOX AC-100です。

vox adただし、当時でも非常に高価で大きなアンプだったため受注生産、しかも70年代初めに生産中止になってしまったため、現在手に入れようとしても、玉数が少なくコンディションのいいものは価格も高いのが現状で諦めていました。

ところが昨年11月頃、ご縁あってマイミクのg-ensisさんがAC-100を手放すというお話を頂きました。g-ensisさんもビートルズバンドをされていましたが、今は解散されて使う機会がないので買い手を探しているということ。最初は「うーん、でも高いし買えないよな」と思っていましたが、それからいつものように気になってしょうがなく、気が付いたらg-ensisさんに連絡をしていました(笑) ただし今は『欲しいなぁー』というレベルなので、もう少し詳しいことを教えてくださいと。

その後、ご返事を頂いて沢山の写真を送って頂き、また高い買い物なので1週間使ってみて判断して下さいという、ご配慮まで頂いてなんと名古屋まで送って頂きました。

AC100-1それで実際にスタジオでリハに使ってみたのですが、その低音の音圧に驚き、またポールと同じヘフナーの音がすることに大感動!一緒にいたベアーズのメンバーから『これは買いだぞ!』という(悪魔の?)言葉に押されて決意しました。実際にその後ライブで2回使いましたが、真空管特有の温かい太い音、しかも音圧がドンとくる感じで、まさにあのハリウッドボウル・ライブのベースの音です。

その後、このアンプについて色々調べましたら、シリアルナンバーが202で、64年の夏に製造されたモデルと判明。(僕が65年生まれですから1歳年上です)この時期は初期モデルなので茶色のネットで外枠も薄いタイプなのですが、これは黒ネットで後期の厚い外枠タイプなので謎だったのですが、調べてもらったら67年にVOX社に修理に出されており、その時に新しい箱に移植されたようです。(調べれば分かるんですねー)

AC100-2AC100-3

 

 

 

 

 

ただし、スピーカーキャビネットはアンプよりも後に60年代後期に製造されたもののようです。そして知り合いを通じてメンテナンスのために中を見てもらったところ、真空管以外はほとんどがオリジナルの部品で残っており、非常にコンディションも良いということで、本当に良いものを譲って頂きました。g-ensisさん、本当にありがとうございます。

45年以上の間、恐らく何人ものオーナーを受け継いで私のところに巡って来たアンプであり、本当に大切に使っていきたいと思います。

それではAC-100を使用してノリノリの1965年フランス公演です。

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