テーマ:鎌倉の石碑(二階堂界隈)
位置 :金沢街道に架かる歌ノ橋の東奥に建つ
鎌倉市二階堂935
碑文
鎌倉十橋ノ一ニシテ 建保元年(皇紀一八七三)二月 澁川刑部六郎兼守謀叛ノ罪ニヨリ誅セラレントセシ時 愁ノ餘リ和歌十首ヲ詠ジテ荏柄天神ニ奉献セシニ 翌朝 將軍實朝傳聞セラレ 御感アリテ兼守ノ罪ヲ赦サレシニヨリ 其ノ報賽トシテ此ノ所ニ橋ヲ造立シ 以テ神徳ヲ謝シタリト傳ヘラレ此ノ名アリ
昭和十二年三月建 鎌倉町青年團
碑文(ひぶん)
鎌倉十橋(かまくらじゅっきょう)ノ一(ひとつ)ニシテ建保(けんぽ)元年(がんねん)(皇紀(こうき)一八七三)二月(にがつ)澁川刑部六郎兼守(しぶかわぎょうぶろくろうかねもり)謀叛(むほん)ノ罪(つみ)ニヨリ誅(ちゅう)セラレントセシ時(とき)愁(うれい)ノ餘(あま)リ和歌(わか)十首(じゅっしゅ)ヲ詠(えい)ジテ荏柄天神(えがらてんじん)ニ奉献(ほうけん)セシニ翌朝(よくちょう)將軍(しょうぐん)實朝(さねとも)傳聞(でんぶん)セラレ御感(ぎょかん)アリテ兼守(かねもり)ノ罪(つみ)ヲ赦(ゆる)サレシニヨリ其(そ)ノ報賽(ほうさい)トシテ此(こ)ノ所(ところ)ニ橋(はし)ヲ造立(ぞうりゅう)シ以(もっ)テ神徳(しんとく)ヲ謝(しゃ)シタリト傳(つた)ヘラレ此(こ)ノ名(な)アリ
昭和十二年三月建 鎌倉町青年團
[碑文説明]
鎌倉十橋の一つであり、建保元年(皇紀一八七三)二月、澁川刑部六郎兼守が謀叛の罪により、処刑されそうになった時、無実である思いを和歌十首にこめて、荏柄天神に納めました。次の日の朝、將軍實朝が、その歌を聞いて感心し、兼守の罪を許しました。兼守は、神のご加護によると感謝し、お礼として此の場所に、橋を造立し納めました。これがこの橋の名の由来です。
昭和十二年三月建 鎌倉町青年團








