February 23, 2007

"Rhythm And Blue At The Flamingo" Georgie Fame & The Blue Flames

Rhythm And Blues At The Flamigo2月も半分以上が過ぎまして、例の如く金欠なわけでありますが、まあ今月はカメラ買っちゃったので仕方ないですよね。CDもいつもの月に比べて金額的にはそんなに買うこともできなかったのですが、キャンペーンやポイントを利用したりしてどうにか凌ぐことができました。しかし、来月以降は色々と他に出費しないといけないことがありますので今月以上に苦しいかと。。。さて今回のエントリですが、今回はいつもお世話になっているkura_moさんの"Otokichikun-Factory"からのTBで、1960年代からイギリスの音楽シーンで活躍しているジョージィ・フェイムが在籍していたジョージィ・フェイム&ザ・ブルー・フレイムズのファースト・アルバム『Rhythm And Blues At The Flamingo』をご紹介したいと思います。

今回ご紹介するジョージィ・フェイム&ザ・ブルー・フレイムズですが、バンドのフロント・マンでオルガン奏者のジョージィ・フェイムは本名をクライヴ・パウエルといい、1943年にイングランドのランカシャー州リーという街で生まれます。彼は7歳の頃からピアノを学び始めますが、当時は音楽に対してそんなに興味がなかったこともあって長く続かなかったそうです。しかし、リトル・リチャードファッツ・ドミノなどのロックンローラーに憧れるようになってからはピアノを練習するようになり、プロの道を志すようになります。そして、1959年の夏にローリー・ブラックウェルという地元のロックンローラーのバンドのメンバーとしてロンドンに進出し、作曲家のライオネル・バートの目に留まった彼は同1959年秋に興行主のラリー・バーンズに引き合わされ、"ジョージィ・フェイム"という芸名を与えられます。そして、1960年2月にはエディ・コクランジーン・ヴィンセントのイギリス・ツアーにバック・バンドのメンバーとして同行し、同1960年夏にはビリー・フューリーのバック・バンドだったザ・ブルー・フレイムズに加入します。ビリー・フューリーのバック・バンドとしての活動は1年ほどでした(その後はトーネイドーズがバック・バンドに)が、1961年末からは"ジョージィ・フェイム&ザ・ブルー・フレイムズ"として活動するようになり、1962年春からはロンドンの"フラミンゴ・クラブ"で演奏するようになり、ロンドンのモッズたちなどの間で評判を呼ぶこととなります。そして、1963年に彼らはマイナー・レーベルから2枚のシングルをリリースし、その後にEMIレコード系列のコロムビア・レーベルからレコーディングの話が持ちかけられます。そのレコーディングの話も当初はスタジオ録音のアルバムを制作する予定だったらしいのですが、クリフ・リチャードに楽曲を提供していたソングライターのイアン・サムウェルの提案で1963年9月25日にフラミンゴ・クラブで行ったライヴをアルバムとしてリリースすることになり、そのライヴ・アルバムが今回ご紹介するファースト・アルバム『Rhythm And Blues At The Flamingo』であります。この1964年にリリースされたファースト・アルバムにしてライヴ・アルバムである『Rhythm And Blues At The Flamingo』の内容ですが、当時のロンドンのクラブ・シーンを反映したR&B、ジャズ、スカなど様々なジャンルのレパートリーで構成されていて、ジョージィ・フェイムのオルガンとヴォーカルを中心にバンドの演奏もグルーヴィーで最高ですし、やはりライヴならでは臨場感がこのアルバムを聴いていると伝わってきます。ライヴの演奏曲も先述しましたように多岐に亘ってまして、ジェイムズ・ブラウンもレパートリーにしていた「Night Train」、ルイ・ジョーダンやレイ・チャールズでおなじみ(オールディーズ・ファンにはシャーリー&リーのヴァージョンがおなじみ)の「Let The Good Times Roll」、ルーファス・トーマスのカヴァー「Do The Dog」、ゼムでおなじみのブルースの古典「Baby Please Don't Go」といったR&Bやブルースをはじめ、これぞモッズ・サウンドともいえるジャジーなキャノンボール・アダレイの「Work Song」、エリック・モリスのスカ・ナンバーをカヴァーした「Humpty Dumpty」など全曲最高なんですが、個人的に一番気に入ったのはTBさせていただいたkura_moさんも挙げられている「Eso Beso」でして、この曲はポール・アンカも取り上げていて、個人的には正直ポール・アンカのヴァージョンを聴いた時はそれほどグッときてたわけでもなかったのですが、このジョージィ・フェイムのライヴ・ヴァージョンを聴いてからは完全にハマりまして、一番リピートして聴いてます。その後のジョージィ・フェイム&ザ・ブルー・フレイムズの活動ですが、1964年末にリリースしたスタジオ録音のシングル「Yeh Yeh」(全米21位/全英1位)が翌1965年にイギリスでNo.1に輝きますが、サード・アルバム『Sweet Thing』を最後にジョージィ・フェイムはザ・ブルー・フレイムズとの活動を止め、1966年夏には「Getaway」(全英1位)で2曲目の全英No.1を獲得し、ビッグ・バンドとの共演アルバム『Sound Venture』をリリースますが、契約切れのためにコロムビア・レーベルを去ることとなります。1967年にはCBSレコードに移籍し、彼最大のヒット曲「The Ballad Of Bonnie & Clyde」(全米7位/全英1位)が生まれ、1970年代以降もアラン・プライスと共演アルバムを制作したりしてコンスタントに活動を続け、1990年代に入ってからもヴァン・モリソンと共演アルバムを制作したりと現在も現役で頑張っております。自分がこのジョージィ・フェイムを聴き出したのは1990年代前半でして、昨年後半から始まったオリジナル・アルバムのリイシューが始まるまではベスト盤『20 Beat Classics』だけを聴いてました。それで昨年の11月にこのアルバムを含めたコロムビア期のアルバム4枚が紙ジャケでリリースされ、初回分はほとんど即売り切れたそうで、自分も今月に発売された再プレス盤でようやく手に入れたのですが、いつでも買えるだろうと高を括っていただけに、TB先のkura_moさんのエントリを読んでなかったら再プレスされることにも気付いてなかったと思いますので、kura_moさんには本当に感謝です!それでも今月再プレスされた盤もネットだと結構売り切れてるところが多いですので見つけたら即買いをオススメします(今ならタワレコがまだ残ってるみたいです)。またこれからジョージィ・フェイムを聴いてみようという方でベスト盤で代表曲を聴いてみたいと方にはコロムビア期とCBS期に跨ったベスト盤『オン・ザ・ライト・トラック〜コンプリート・ヒッツ・コレクション』、またはkura_moさんが挙げられている『ジョージィ・フェイム・フォー・カフェ・アプレミディ』をオススメします。

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1. スウィート・スウィート・ジョージィ・フェイム  [ Otokichikun-Factory ]   February 24, 2007 00:40
我が家に新しい座椅子が来て早2週間が経とうとしているのですが。非常にゴキゲンな座り心地で愛用させていただいているのはもちろんなんですが、ただ気になることが。 ここ1週間くらい、異常な肩こりなんですよ。もう、それはそれは腕があがらないほどに。 まあ肩こりは親....

この記事へのコメント

1. Posted by kura_mo   February 24, 2007 00:44
TB&感謝のお言葉ありがとうございます。
しっかしこの初期4枚は異常に人気ありますね。CBS時代は売れ残りまくってますけど。。俺もまだ1枚も買ってないですが。(^^;
不思議なもんですね。
2. Posted by BYRD   February 25, 2007 13:06
kura_moさん、こちらこそkura_moさんがあの時エントリされてなかったらこのコロムビア期のアルバムの再プレスを知ることもなく手に入れることができなかったと思いますので本当にありがとうございます♪

それと本当にCBS期のアルバムはまだ全然残ってますよね。このジョージィ・フェイムに限らずソニーからの紙ジャケはプレスされてる枚数が多いのかどうかわかりませんが、あまり品切れに出くわさないんですよね。なぜか。(それでも油断禁物なんですが・・・^^;)

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