2010年06月28日

【 NLP/NSプラクティス最終回の概要報告 】

最終回のファシリテーターは、松尾 浩 さん高野 潤一郎 でした。


NLP/NSプラクティスは、そのときの内容によって、

体を動かすワークが中心だったり、椅子にかけたままでできるワークが中心だったり、自分に対して行うNLPスキルの復習であったり、相手に対して行うのが有効なスキルであったり...さまざまですが...


最終回は、松尾 浩 さん高野 潤一郎のファシリテートによって、

NLP/NSの核心を、紙1枚に凝縮させて帰ろう!
〜エビデンスを重視しないと、NLP/NSは無くなるのか?〜


が行われました。

ご参加いただけた方々、ありがとうございました!




NLP/NS最終回は、参加者全員が「NLP/NSの核心を、紙1枚に凝縮させて帰る」ことを目指し、


  • NLPとNSの補完関係についての解説


  • 意識の抽象度の上下運動とフレーム・チェンジの解説


  • 「地図は現地ではない」という一般意味論の図解


  • 日本で普及していて、世界では通用しないNLP用語例の紹介


  • 「タイプ分け」が内包する矛盾と、デジタルのタイプ分けとアナログのタイプ分けに関する解説



  • などを行った上で、

    200個以上のNLPパターンが記載されている「The Big Book of NLP Techniques」と、

    140個以上のNSパターンが記載されている「The Source Book of Magic vol.2 […「NLPハンドブック」(春秋社)の続編]」

    の目次なども参考にしつつ、下記のようなテーマで議論がなされた。


  • 実生活で有用だと感じる、NLP/NSのスキルやマインドセット


  • NLP/NS資格授与団体選びに絶対に確認したいこと


  • NLP/NSの社会的信頼性向上に向けて残された課題



  • 高野がその場で案出したお題の例:

  • 近年では東京都内でも、感染症の普及を抑制する目的で、公的施設の予約があわやキャンセルといった状況が発生している。

    このように、「感染症の世紀」とも言われる21世紀には、不特定多数の人間が集まる講演や研修などの開催が難しくなるケースが増えることも、講師業などに従事している人は、想定しておくことが求められるだろう。

    上記側面と併せ、種々のテクノロジー開発もあって、e-learning等が進み、情報や知識は容易に普及(あるいは漏洩)するかもしれないが、その反面、NLP/NSおよび関連分野では、「これ、知ってる。あれも、それも知っているけれど、自分では活用できない。」という人が増えると考えている。

    「知るだけで満足し、身につけるにまで至らない(… knowing-doing gap が埋まらない)」人々に、

    「身体化の重要性(…自転車の乗り方に関する情報や知識をインターネットで送受信して終わりにするのではなく、実際に、自転車に乗れるようになること、乗れるようになるまで手を変え品を変えサポートすることこそが大切だということ)を伝えるには、

    誰を対象に、何を、どうすればよいのか?



  • セミナーや研修に出ているときだけ氣分が高揚すること(…セミナーや研修の「瞬間清涼剤」化)や、自己満足に終わる学習などと、ベンチマーキングなどに代表される効果測定の在り方・用い方との関係について、どのような方向性での取り組みが必要・重要か?



  • 最終回(および終了後の懇親会)では、もしその内容について公開するようであれば、「ピーッ」という自主規制音が鳴りやまないような情報が頻出したが、そのようなオープンな場であればこそ、交わされる本音・本氣の議論が盛り上がっていた。



    以下、アンケート内容から"一部"転載して、今回のNLP/NSプラクティスの雰囲気をお伝えします(ご意見をブログで公開希望されない方もいらっしゃいます)。


    【今回のNLP/NSプラクティスで印象に残った点、良かったと思うところ】

  • ファシリテーターのお2人が、とてもニュートラルな観点で進行していただいた事。

    初対面の方々とNLPという学びを媒介にシェアできた事。それによって、自分のエゴを再確認できました。

     (会社員 Y.M. さん)



  • NLPテクニックのマッピング→ごちゃごちゃしていたのが整理されそうな気がします。高野さんのお話を聞いて、「フレーム」の理解が深まったように思います。

    リフレーミングってそういうことだったのか、とか抽象度の上げ下げと、それらと「言葉」とのかかわり。メタモデルとミルトンモデルを問題解決にどう使うのか、ということが「そうかー!」と納得できたように思いました。

    また、NLP/NSとどうかかわっていくか?という自分への問いに関しては何となく答えというか、答えのある方向がわかったように思っています。

     (会社員 M.A. さん)



  • 自己啓発にありがちな「潜在意識」などという言葉でごまかすのではなく、一般意味論や認知科学で言われている人の知覚・認知の構造について分かりやすく説明していたところ。

     (H.M. さん)



  • 久々のプラクティスでしたが、すっきり感があります。皆さんの発言を聞いているだけでも、整理して考えることが一時的にですができました。このような機会がなくなることは残念です。(レベルが高いので、ついていくのに必死ですが…)

     (音楽教師 MIra さん)



  • 業界についての話が面白かった。NLPに関わっていく上で、こうした話も必要だと思う。

     (会社員 H.N. さん)



  • 改めて、NLPとの関わりについて自分をメタで認識できた。

     (N.S. さん)



  • 実際に、日本でのNLP関係の人達と、現状を話せて良かった。

     (M.R. さん)



  • グループワーク、海外の情報、NS

     (カウンセラー、キネシオロジスト K.S. さん)



  • 「NLPそのもの」と「NLPのビジネス(から生じている事柄・状況)」が別であることを伝えたときに、参加者の多くが驚いてくださったことが印象に残っています。

    また、「NLPは、種々の分野における成果のイイトコ取り」をしたものであるため、何かに活用する際には、「NLP」という見せ方をせず、

    「これは、グレゴリー・ベイトソンの○○の研究成果を適用したもの」「これは、アルフレッド・コージブスキーの○○の応用で〜」などと、原出典を明らかにすることが大切であるということをご理解いただくために、

    「A社レンタカーで借りた、B社の車が良かった時には、周囲に『A社レンタカーが良かった』とは言わず『B社の車が良かった』と言うでしょう? NLPというパッケージ、仲介業者に相当する部分だけを褒めてどうするの?」とお伝えしたところ、納得していただけたようで嬉しかったです。

     (合同会社 5W1H 代表 & メタ・コーチ財団 日本統轄ディレクター 高野 潤一郎




  • 【アウトカムの達成に役立った点、達成するために改善して欲しいところ】

  • 業界の裏(?)情報をいろいろ教えていただいたこと。
    経験談やアドバイスをたくさんいただいたこと。

     (会社員 M.A. さん)



  • NLP業界のバックボーンがいろいろ知れて良かった。実情を知っておくと、取り組み方も変わってくると思います。

     (会社員 H.N. さん)



  • 参加者同士で対話を行っていただいたり、その対話についてのフィードバックをいただいたりしたこと。様々な視点から検討することで色々なアイディアが出てくる。

     (H.M. さん)



  • 新たな混乱が始まった事ですね!

     (会社員 Y.M. さん)



  • 刺激になる小話を多く頂きました。ありがとうございます。もう少し、お2人が話す時間が多いとうれしかったです!

     (N.S. さん)



  • 他の人の考えに触れて刺激を受けました。
     (カウンセラー、キネシオロジスト K.S. さん)



  • NSとNLPの関連、行き違いのあるときの、抽象→具体→抽象へのプロセス。

     (音楽教師 MIra さん)



  • 事前準備を入念にしておけば、参加者どうしの交流が図れるような時間配分を行うことも可能だったと思い、反省しております。

     (合同会社 5W1H 代表 & メタ・コーチ財団 日本統轄ディレクター 高野 潤一郎




  • 【ファシリテーターへのフィードバック】

  • 高野さん、松尾さんお二方のコンビネーションが良かったです。声の質も違うし、やりとりも面白く過ごさせていただきました。

     (音楽教師 MIra さん)



  • 即興での話のようでしたが、素晴らしい内容でした。継続して勉強していく場所は必要です。NLPを使いこなすには、練習あるのみと思います。

     (会社員 H.N. さん)



  • とても素晴らしかった。内容も面白く、かつわかりやすく役に立つものだった。NLP業界全般の為にも、こういう活動は継続していくべきかと。

     (自営業 S.M. さん)



  • 常に、ニュートラルなところから、真摯に教えていただき感謝しています。

     (会社員 Y.M. さん)



  • 分かりやすく、面白い(内容深いにもかかわらず)

     (カウンセラー K.M. さん)



  • 多くの情報を提供して下さって感謝です。メンバーのリレーションを高める工夫があれば、もっと活発になったかも。
     (カウンセラー、キネシオロジスト K.S. さん)



  • 高野さんがこんなに楽しい方とは思いませんでした。思いきって来て良かったです。ありがとうございました。

     (会社員 M.A. さん)



  • 高野さん勉強会の運営お疲れさまでした!
    NLP業界に対しての素晴らしい功績になりました。ありがとうございました。

     (N.S. さん)



  • 良くカリブレーションを行う、
    既製の枠組みにとらわれない、
    柔軟性を発揮している
    など・・・・

    長い間 ご苦労さまでした。

     (会社員 H.N. さん)



  • 懇親会の席でも、松尾さんと高野がコンビになったファシリテーションへの評価も高かったため、別の機会には、そういった取り組みも再び検討してみようと思いました(笑)。

     (合同会社 5W1H 代表 & メタ・コーチ財団 日本統轄ディレクター 高野 潤一郎



  • など

    2010年06月03日

    NLP/NSプラクティス最終回のお知らせ

    〜NLP/NSの核心を、紙1枚に凝縮させて帰ろう! エビデンスを重視しないと、NLP/NSは無くなるのか?〜


    NLP/NSプラクティス最終回のご案内です。

    ※NLP/NSプラクティス最終回は、NLP/NSの資格をお持ち
    でなくても、ご興味をお持ちの方であればご参加いただけるよう
    にいたします。



    【日時】 6月26日(土)13:15〜17:30

    ※終了後に、参加希望者で懇親会(打ち上げ?)を行うことを検討しております。

    懇親会参加ご希望の方は、本編への参加申し込み時に、
    「懇親会参加希望」とお書きください。

    …おおよその人数が把握できた段階で、お店選びを始めたりする都合がありますので、ご協力お願いいたします。



    【会場】 早稲田奉仕園内、スコットホール 222号室

    〒169-8616
    東京都新宿区西早稲田2-3-1
    ・東西線早稲田駅 徒歩約5分
    ※千葉方面(船橋・大手町)からお越しの場合…2番出口
    ※三鷹方面(中野・高田馬場)からお越しの場合…3B出口
    ・副都心線西早稲田駅 1番/2番出口より徒歩約8分



    今回は、参加者全員が「NLP/NSの核心を、紙1枚に凝縮させて帰る」ことを目指し、

    200個以上のNLPパターンが記載されている「The Big Book of NLP Techniques」と、

    140個以上のNSパターンが記載されている「The Source Book of Magic vol.2 […「NLPハンドブック」(春秋社)の続編]」

    の目次なども参考にしつつ、下記のようなテーマで議論を進めていくことを予定しております。

    …テーマは状況に応じて変更される可能性があります。


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    【 ファシリテーター 】

    近日中にNLPマスタートレーナーになられる予定の松尾浩さん

    ・私、高野潤一郎が議論の進行等を務めさせていただく予定です。


    議論を始める前に、松尾さんと私で、問題提起の短いトーク・セッ
    ションを行う可能性もあります。



    【 第1部 予定しているメイン・テーマ 】

    ●実生活で有用だと感じる、
    NLP/NSのスキルやマインドセット TOP10

    ●NLP/NS資格授与団体選びに絶対に確認したい7つのこと

    ●NLP/NSの社会的信頼性向上に向けて残された3大課題


    ※NLP/NSについて詳しくない方は、途中、グループに分かれて議論する際などに、周囲のNLP/NS経験者に補足解説をお願いしてみてください。



    【 第2部 予定しているサブ・テーマの候補 】

    参加者による提案、あるいは、下記のような少し専門的なテーマの
    中から、参加者の関心が高いテーマを選び出して議論します。


    [下記のテーマ候補例は、「NLP Coaching : An evidence-based
    approach for coaches, leaders and individuals」Susie Linder-Pelz より、NLP/NS初心者にも比較的議論に加わりやすそうなものを選んで、部分的に引用しております。]


    ・T.O.T.E.モデルは人間の知覚を表現するには線形モデル過ぎないか?

    ・NLPストラテジーが視線と連動している(アイ・アクセシング・キュー)部分については、その真偽を含めてより詳細な調査が必要ではないか?

    ・認知科学が示唆しているような、表象されないナレッジについても調査する必要があるのではないか?

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    【参加資格】

    NLP/NSプラクティス最終回は、
    NLP/NSの資格をお持ちでなくても、
    ご興味をお持ちの方であればご参加いただけるようにいたします。



    【参加申し込み】

    参加をご希望の方は、nlp_practice@yahoo.co.jp まで、

    1) 参加者のお名前(フリガナ)…名札をご用意します。
    2) NLPやNSのご経験(あり、なし、学ばれた団体など)
    3) 懇親会のご参加(参加希望 / 後日連絡 / 不参加)
    4) その他のご連絡
    (領収証が必要な方は、宛先など、事前にお知らせください。)

    をお知らせください。


    【参加費】

    当日現金払いで2000円です。
    領収証が必要な方は、お申し込み時にお知らせください。
    (懇親会費用は別です。会場はまだ決まっておりません。)

    みなさまの、NLP/NSプラクティス最終回へのご参加をお待ち
    しております!


    高野 潤一郎

    NLP/NSプラクティスを終えるにあたって

    今回は、2005年12月に、「NLP/NS資格保持者が、本当に自信を持ってNLP/NSを使いこなせるようになるための練習と交流の場」として開始した「NLP/NSプラクティス」最終回のお知らせを差し上げます。


    これまで、ファシリテーションをお引き受けいただく方が希望される日時、場所で開催できるようできる限り対応し、

    ワーク中心で進める回があったり、情報交換が中心の回であったりと、毎回、進め方なども柔軟に変更しながら、実施して参りました。


    さまざまな資格授与団体を出られた方々の多様な視点から、今まで以上にNLP/NSの深い理解が得られたり、スキルの改善策が提案されたり、参加者どうしの新しいつながりが生まれたりと、

    ご参加いただいた方々の間で、さまざまな変化・副産物的な成果があったという声も頂戴して、運営者として嬉しく思っております。


    ファシリテーター、テーマ、曜日・時間帯・場所などによっては、いまだに、30人を超える参加者にお集まりいただくこともある活動なのですが、

    運営等を行ってきた高野が、意識あるいは活動の焦点を、メタ・コーチングおよびその関連分野に移していくという事情もあり、次回で、NLP/NSプラクティスを終了させていただくこととなりました。


    --活動の引き継ぎについては、以前も検討し、運営者を公に募集したこともあったのですが、諸事情があって叶わなかったという経緯があります。


    --個人として活動してきたNLP/NSプラクティスのみならず、高野が会社として行ってきている勉強会につきましても、NLP色が強い書籍を用いた勉強は現行のGNSで終わりとし、MOSと統合を図った後、また別の形に発展させていくことを検討しております。


    参加者アンケートや、休憩時間でのお話などで「継続して参加することから、NLPの復習をしていきたい」「別の機会には○○のテーマを扱って欲しい」などという言葉をくださったみなさま、ご期待にお応えできず申し訳ありません。


    ※今後も、NLP/NSの学習を継続される方へ

    米国各地で開催されているNLP勉強会では、スライト・オブ・マウス(…リチャード・バンドラーさん系列の資格取得コースを開催している団体では、最近必須項目になったそうです)を練習するのに、「NLPフレーム・チェンジ」(春秋社)が広く用いられ、営業分野で働く人々の業績向上に役立つテキストとして定期的に売れ続けているという話があります。

    広義のリフレーミング[…ディフレーミング(メタ・モデルを用いた演繹)+狭義のリフレーミング(仮説形成とも呼ばれるアブダクションや、ラテラル・シンキング)+アウトフレーミング(メタ・クエスチョンなどを用いた帰納、アウト・オブ・ザ・ボックス・シンキング)]について、具体例を通して学ばれる際に、「NLPフレーム・チェンジ」(春秋社)をご利用いただければ幸いです。
    NLP/NSプラクティスって何?
    NLP/NSプラクティスは、NLP/NS資格保持者がみんな対等な立場で、団体の垣根を越えて交流しつつ、自主的にNLP/NSの練習を積み重ねていく場です。

    プラクティショナー以上の資格をお持ちであれば、予備知識や準備の必要なく、どなたでもご参加いただけます。

    ■編集・更新:

    米国NLP協会認定プラクティショナー 中島

    ■管理:

    国際ニューロ・セマンティクス協会&メタ・コーチ財団認定メタ・コーチ、米国NLP協会認定NLPトレーナー 高野


    mail: nlp_practice"@"yahoo.co.jp (" "を外してお送りください)