October 2005

October 22, 2005

お引越し

 

以下に引っ越しましたので【こちら】にお越しくださいませ。にょろしく;

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◆新しい【独身者の機械(仮)】


October 17, 2005

ウェイキング・ライフとか

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◇結構好きな映画;以前このブログでも書いた『ウェイキング・ライフ』(リチャード・リンクレイター)のサイトがあったので、ココにおいときます→【dream is destiny ...  Waking Life】

 サイト自体は結構古いようですが、メイキングやビデオクリップなんかもあるので試しにどうぞ。向き・不向きのあるアクの強い映画ですから。。。例えば、「甲殻機動隊」みたいなやや難解なものが好きな人には結構向いてると思います。
イーサン・ホークやジュリー・デルピーなんかがでています??(こんな感じで;fig参照)。

【視覚ドラッグ】の決定版

◇仕事のタイムスケジュール;自分的には計画的に進めていても、結局はクライアント次第というところがある。因果な商売だ。せっかく前倒しでやっても、その前倒し期間をクライアントのほうで消化しちゃうんだよなあ。しかもこともあろうに、別々のクライアントが示し合わせたように同じ時期に駆け込んでくるんだよね。。。ど〜なってんだよ!!


October 16, 2005

『変身』;東野圭吾  ★★★☆☆

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『世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された脳の持主(ドナー)の正体を突き止める。』Amazon.co.jpレビュー参照)

 

 

■心地のよい読み口。序盤は客観描写→主観描写を繰り返して軽快なリズム。強いて言えば、ドラマや映画向きのエンタメ系の小説というところでしょうか。実際、映画にもなる(なった??)らしい。あと漫画の原作にもなっているみたい(→『HEADS 1 / 間瀬 元朗 東野 圭吾』)。全体的な印象として野沢尚に似ている感じ。

 

◇ストーリーもそれほどこねくり回したものではない。予想通りの展開で、ほぼ予想通りに終わる。だからといって「つまらない」というわけではない。欲を言えば、結末は、もっとぐずぐずにして終わらせてもらいたかった(個人的な好みですが。。。)。取り扱っている題材自体がこたえのあるものではないんで。まあ、それでも強引に結末をつけるからこそ漫画にもなるし映画にもなるわけですが(一般的な趣向に沿って)。物足りなさの由来は、‘変身’といえばどうしても『カフカ』を思い出してしまうからかもしれません。もっとも、カフカの方は始めも終わりもぐずぐずですが。。。

 

◇自分の脳をすべて他人の脳と取りかえた場合、脳を取りかえられた人間はもとの自分といえるのか?そもそも、自分の人格や主観とは何なのか??これは大きな疑問です。

 そもそも、人格、感情、主観というものは存在しているのか、という疑問は解決不可能な疑問に思えます。大抵の人は自分には、人格、感情、主観があると思うし、他人も当然持っているだろうと思います。しかし、それを確認する方法は基本的にはありません。自分が人格、感情、主観を持ているから、ほぼ自分と同じ形をしている他人も当然持ているだろうと思う程度です。

 例えば、僕が見ている「赤」と他人が見ている「赤」が同じ色であることを確かめることができるのか?せいぜい「赤」はトマトや夕日の色だ、ということができきる程度で、他人が見ているトマトや夕日の色が、僕が“主観的に”見ている「赤」と同じ色である、とは証明できないような気がします。

 

※詳しくはこちらを→【哲学的な何か】(クオリア、人工知能の心)

 

◇最近は、遺伝子操作技術によって“DNAの構造”上は“同一”の生物を作り出すことができます。また、これらの技術革新は“神の領域の侵犯”あるいは“倫理観”についての問題を突きつけてきています。映画や小説でもこの問題を取り上げているものが散見されますが、どれも画一的な解釈(エンディングがどういうものであるかに関係なく、基本的には神の領域には踏み込むべからず、という結論が大勢を占めている)で、新たな倫理観の提示にはいたっていない気がします。

 

“神の領域の侵犯万歳”的な作品があれば見てみたいです。

October 14, 2005

100円玉が2枚、500円玉が1枚

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タバコきれちゃったな。

事務所に行く前に自販機で買ってこ〜っと。

1pack300円のLUCKY STRIKE

財布の中の1000円札を引っ張り出す。

自販機に差し込みボタンを押す。

1pack300円のLUCKY STRIKE1000円札で買ったからお釣りは700円。

100円玉が2枚に500円玉が1枚。

釣銭口から3枚の硬貨を取り出して握り締めると、

1枚が指の隙間からコボレ落ちて、自販機の下に滑り込んだ。

釣銭硬貨3枚のうち500円玉は1枚だから、

握り締めた手の中に500円玉が残っている確率は3分の2。

分はいいはずだ。

 

握り締めた手のひらをゆっくり広げる。

続きを読む

October 13, 2005

‘One more thing…’→『videoiPod』

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◆昨日話題にあげた新型『iPod』今日がプレスリリースでした。
アナリストらによる事前予想では動画がみられるのではないか、と噂されていましたが、apple(アップル)は念入りに否定していたようです。
が、フタをあけてみたら結局そうだったんですね。

◇音楽だけでなく、人気テレビドラマや映画など動画をダウンロードしてカラー液晶画面で見られる『videoiPod(ビデオ・アイ・ポッド)』を、来週から出荷すると発表した。1本1.99ドル(約226円)で購入可能。動画は音楽と同様、配信サイト「アイチューンズ・ミュージック・ストア」からダウンロードする。

◇2.5インチ(約6.4cm)のスクリーンが搭載され、メモリー容量は30もしくは60ギガバイト。販売価格はメモリー容量によって異なり299、399ドルとなる。


October 12, 2005

最近のおさらい

◇寒い;最近急に寒くなりましたね。ちょっと風邪引き気味でしたが、伝統の‘はやめのパブロン’でひどくいなる前に順調に回復。

◇iPod;購入を考えていた『iPod nano』は、相変わらず好調のようですね。というより、供給が追いついてないみたい。
 それから、『iPod nano』に続いて、レギュラーサイズの『iPod』もモデルチェンジされるようです。購入は、それを見てから考えることに。まあ、パソコンで想定外の出費もあったし。

◇ブログ;livedoorブログがトップシェアらしいですね。僕も見てのとおりlivedoorのブログを使ってるんだけど、使い心地はまあまあ良好。
 ただ、最近は少しましになったけど、時間帯によってサーバーが重くなったりして、更新・再構築に時間がかかることがあるのが不満かな。
 この点では、最近の昇り竜;【FC2 ブログ】は結構いい感じ。更新・再構築という概念がなく、待ち時間が限りなくゼロでストレスフリー。デザインテンプレも多く、ユーザー同士で貸し借りもできる。で、HTML文書の中に、‘ここをいじるとこうなる’てことを書いてくれてるユーザーも多く、それを参考に直感的にカスタマイズでき、勉強にもなる。


October 11, 2005

『三国志 (1〜4の巻)』;北方謙三  ★★★☆☆

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『時は、後漢末の中国。政が乱れ賊の蔓延る世に、信義を貫く者があった。姓は劉、名は備、字は玄徳。その男と出会い、共に覇道を歩む決意をする関羽と張飛。黄巾賊が全土で蜂起するなか、劉備らはその闘いへ身を投じて行く。官軍として、黄巾軍討伐にあたる曹操。義勇兵に身を置き野望を馳せる孫堅。覇業を志す者たちが起ち、出会い、乱世に風を興す。激しくも哀切な興亡ドラマを雄渾華麗に謳いあげる、他。北方〈三国志〉。』Amazon.co.jpレビュー参照)

 

 

■北方三国志;全13巻のうち1〜4の巻;およそ3分の1を読み終えたので中間報告。

◇予想してたようになかなか面白い。どういう形であれ、三国志(例えば、横山光輝のマンガ)を一度読んだことのある方なら、武将の名前が覚えられないということはないので割とすんなり読めると思います。ただ、若干北方流にアレンジされているので、合う合わないという点で、受けとり方に個人差があるかもしれませんが。。。もちろん、一応は歴史小説ですので、一時期話題になった「タイタニック2」よろしく‘劉備は死んでなかった、だが記憶喪失になり、関羽や張飛の事も思い出せず、、、、’みたいなことはなく、基本的な史実が捻じ曲げられるようなことは今のところ(4の巻現在)ありませんのでご安心を。

 

◇三国志序盤の見所としては、なんと言っても三国志随一の軍将‘呂布’でしょう。曹操・劉備軍との戦における‘呂布’の死や愛馬‘赤兎’とのやり取りのあたりは、さすがに読み応えあり。北方独特のハードボイルドで短いセンテンスが、わずらわしくなく、よくなじむ。盛り上がりながらも淡々と進んでいき、読み心地は良好。また、現代に通じる思想も散見され、面白い。

 

◇曹操、劉備、孫堅等の複数の主人公が存在し、1つの現象がそれぞれの視点から語られる。ある意味、群像劇的な構成にもなっている。また、主要な武将の死の場面は、‘死’を直接的に描くというよりは、‘死’に至る過程を当人の視点で追いながら、直接的な‘死’場面の描写は極力避けられている。そして当人の‘死’の後については、他の主人公たちの視点で後から語ることで、その‘死’の持つ意味を定義づけている。

 

◇ところで、歴史小説にいたる以前の北方謙三ハードボイルド小説(『夜の終わり 』『火焔樹』参照)の特徴の1つは、ヒトと‘運命、あるいはさだめとの対峙’にある気がする(もともとハードボイルド小説とはそういうものかもしれないが、他の著者のものはあまり読んだことがないので比較できません。。。)。北方謙三ハードボイルド小説の主人公たちは、皆、運命と対峙し、また、運命をまっとうしていく。ハードボイルド=運命、生き方との対峙の有り様。

とすると、北方があらかじめ‘運命、あるいはさだめ’が決定されている歴史小説を描くのは納得がいく。

 

5の巻以降もおいおい読むつもりです。レビュを描くかどうかはわかりませんが。。。

気が向いたら書きます。


October 10, 2005

買いました

パソコン買い換えました。
ノートのdynabook。

前のパソコンは、7〜8年前のデスクトップ。
今の仕事は、前みたいにグラフィックや3Dソフトをいじったりしないから
基本的には文書がかけて、ネットが見れればよかったので、ぼろいやつ(もらいモノ)を使ってたんだけど、普段からすごい音がなってて、時々ものすごい音がキュイーンてなっていた。PCに詳しくなくても、あからさまに調子が悪いことがわかるほど。で、ついに数日前にご臨終。

今までは、もらいモノやもと同居人のパソコンで済ませていて、
パソコンを買うのは久しぶり。で、買ってみたらちょっとうれしくなった。今回はついにDVDも見れる。;

僕もついに遅めのDVD導入です。