★ 松岡昇の毎日が英語レッスン ★

英語、英語学習、英語教育、国際コミュニケーション、異文化理解などについてテキトーに書きます。記事の下のコメント欄に、ご意見や感想、質問、リクエストなどをお書きください。     

2006年08月

世界の英語 (その6) :  カナダ英語

Hi, 松岡みーです。 How are you?  いよいよ8月も今日が最後。ちょっと寂しくなりますね。

さて、今日は 「世界の英語」 シリーズの第6弾で、「カナダの英語」 について話します。ご存知の方も多いと思いますが、TOEIC が、今年の5月にリニューアルされました。それまで 「アメリカ英語」 一辺倒だった TOEIC は、Listening Section の音声に、従来のアメリカ人に加え、イギリス人、カナダ人、オーストラリア人、ニュージーランド人を採用することにしました。シリーズの 「その1」 で話したネイティブ・スピーカーの国をすべて取り込んだということになります。

さて、新たに TOEIC にも導入された 「カナダ英語」 とは、いったいどんな英語なんでしょう。

このシリーズの今までの話は

その1 : 「英語のネイティブ・スピーカー」 (8月22日)
その2 : 「英語のノンネイティブ・スピーカー」 (8月23日)
その3 : 「英語が 『世界共通語』 のわけ」 (8月25日)
その4 : 「英語の普及と多様化」 (8月29日)
その5 : 「イギリス英語とアメリカ英語」 (8月30日)

その6: カナダ英語 ___________________

カナダの地が最初にヨーロッパの支配を受けたのは、フランスによるケベック植民地創設(1608年)です。カナダの公用語にフランス語があるのはこのときの名残です。後に、カナダは全域に渡りイギリスの支配を受けます(1763年〜)。実質的に独立したのは1931年で、正式に自国の憲法を持ったのは、つい24年前の1982年です。

歴史的に考えれば、「カナダ英語」 はイギリス系の英語だと考えられますが、現在の 「カナダ英語」 は、むしろ、地理的に隣接するアメリカの影響を強く受け、アメリカ色も同時に併せ持っています。つまり、発音も語彙も文法も、「イギリス英語」 と 「アメリカ英語」 の両方の要素を併せ持つのが 「カナダ英語」 ということになります。

「イギリス英語」 + 「アメリカ英語」 = 「カナダ英語」

個人的な印象では、「アメリカ英語」 のねちねちさが 「イギリス英語」 のかさかささで緩和され、日本人の耳には聞きやすい英語という感じがします。日本人の語学留学先としてカナダが人気スポットなのは、このへんに理由の一部があるのかも知れません。

昨年8月に亡くなってしまいましたが、アメリカのABCニュースの超人気アンカーマンだった ピーター・ジェニングス (Peter Jennings) は、実は、アメリカ人でなくカナダ人でした。アメリカ人のようにリズムがよく、イギリス人のように歯切れのよい発音は、まさに英米折衷語の傑作とも言えるでしょう。1年たった今も、私の耳から離れることはありません。
______________________________

みーガラスの上
えーっ、次は 「オーストラリア英語」 と 「ニュージーランド英語」 です。

残暑が厳しいざんしょ、
ご自愛ください。


予告:今週の Weekend Guest は、 フィリピンから、「加藤くんの留学レポート」 をお届けします。楽しみにね。

世界の英語 (その5) : イギリス英語とアメリカ英語

Hi, 松岡みーです。 How are you?

今日は 「世界の英語」 シリーズの第5弾で、「イギリス英語とアメリカ英語」 について話します。今までの話は:

その1 : 「英語のネイティブ・スピーカー」 (8月22日)
その2 : 「英語のノンネイティブ・スピーカー」 (8月23日)
その3 : 「英語が 『世界共通語』 のわけ」 (8月25日)
その4 : 「英語の普及と多様化」 (8月29日)

その5 : イギリス英語とアメリカ英語 ___________

英語の種類の代表選手としては、だれもがご存知の通り、「イギリス英語」 と 「アメリカ英語」 が挙げられます。イギリス英語と一口に言っても、いろいろな英語があります。日本語を考えてみればわかりますよね。関東の日本語と関西の日本語では大きく異なります。関東と言っても、東京と茨城では違いますし、群馬と栃木も違います。同じ群馬でも、館林市と隣の板倉町では違います。

何を標準にするかという問題ですが、ことばの場合、その国を代表するメディアが使っていることばを標準とするのが一般的です。ですから、日本語ならNHKなどが筆頭に挙げられます。 「イギリス英語」 では、BBC、 「アメリカ英語」 では、ABC などがその代表です。

日本では、第2次世界大戦を境に、戦前は 「イギリス英語」 を、戦後は 「アメリカ英語」 を中心に、英語教育を行ってきました。戦後においては、現在に至るまで、先生は、 「イギリス英語では . . . 」 と、ときおり 「イギリス英語」 にも言及しますので、代表的な違いについてはご存知の方も多いかと思います。

ことばの特徴を述べるときは、一般に、発音、語彙、文法などの項目で比較対照します。 「イギリス英語」 と 「アメリカ英語」 の場合、もちろん、語彙や文法にもそれぞれ違った特徴は見られますが、もっとも顕著な違いは発音 (特にイントネーション=音調) にあります。

      イギリス英語       アメリカ英語

印象:  かさかさしている       ねちねちしている 
      速い              単調
      激情的             感情が見えない
      ぶっきらぼう          にえきらない 
      型にはまっている      自由、気まま

音調:   「頭高」 傾向          「尻高」 傾向

     I                         know.
       don't               don't
            know.        I

上の 「印象」 は、イギリス人とアメリカ人が、それぞれ相手の英語に対して印象を述べたものです。 「かさかさ」 と 「ねちねち」 は、おそらく、語句の発音の違いから受ける印象でしょう。例えば、イギリス人は、母音の後ろの [r] をほとんど発音しませんが、アメリカ人は、巻き舌でかなり強く発音します。また、アメリカ人は、want to を wanna [ワナ]、going to を gonna [ゴナ]、got to を gotta [ガラ] などと発音しますので、この辺の音の響きの違いが、こうした印象を生み出したのでしょう。

「激情的」 と 「感情が見えない」 というのは、イントネーションの違いから受ける印象だと思います。一般に、イギリス人はアメリカ人よりも、イントネーションを上下に大きく変化させ発音します。アメリカ人の方は、どちらかというと声をあまり上げ下げせずに、平坦に発音する傾向があります。これが、感情の多い、少ないという印象につながったのでしょう。

上の 「音調」 は、英米の一般的なイントネーションの相違について例示したものです。イギリス人の I don't know. は、出だしが高く、その後、下降調になります。一方、アメリカ人の I don't know. は、出だしが低く、その後、上昇調になる、という一般的傾向です。

今度、イギリス人やアメリカ人の英語を聞く機会がありましたら、ちょっと意識して聞いてみてください。もちろん、一般的傾向ですから、個々的な例外はいくらでもあります。アメリカ人なのにイギリス英語だったとか。よく調べてみたら両親ともオックスフォードの出身だったとか。また、世界に普及した英語は、その始まりをたどれば、 「イギリス英語」 か 「アメリカ英語」 のいずれかがモデルになっています。注意して聞くと、どっち系の英語かも感じ取れるかも知れませんよ。
______________________________

みぽこひざの上
ブログでは、発音記号が使えないので、困っちゃいます。でも、かまわず、「世界の英語」 シリーズは、この先も、まだまだ続けまーす。あきちゃったら、「あきたーっ!!」 と大きな声でさけんでください。

近所の人に怒られますから。

予告:今週の Weekend Guest は、 フィリピンから、「加藤くんの留学レポート」 をお届けします。楽しみにね。

世界の英語 (その4) :  英語の普及と多様化

Hi, 松岡みーです。 How are you?

今日は 「世界の英語」 シリーズの第4弾で、「英語の普及と多様化」 について話します。今までの話は:

その1 : 「英語のネイティブ・スピーカー」 (8月22日)
その2 : 「英語のノンネイティブ・スピーカー」 (8月23日)
その3 : 「英語が『世界共通語』のわけ」 (8月25日)

その4: 英語の普及と多様化 ______________

もともとイギリスの民族語だった英語は、イギリス人の 「新世界」 (彼らがかってにそう呼んだのであって、昔から先祖代々住んでいた人たちが当然そこにはいたんですよね) への移住 (migration) によって、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドに普及しました。同時に、英語は、イギリス(アメリカ)の植民地政策 (colonization) によって、インド、ナイジェリア、シンガポール、フィリピン、ほか多くの国や地域にも普及しました。

1つ目のグループが、このシリーズ 「その1」 で話したネイティブ・スピーカー(NS=Native Speakers)のグループで、2つ目のグループが、「その2」 で話したノンネイティブ・スピーカーの内、公用語 (第2言語) として英語を使用しているグループ (ESL=English as a Second Language) です。(歴史を振り返れば、英語については、それぞれの国や地域で複雑な感情があります。これについては、別な機会にお話します)。

さらに英語は、国際化の手段として、日本を含め世界のいたるところで教育に取り入れられ、その普及の範囲を一気に広めました。これが3つ目のグループ(EFL=English as a Foreign Language)です。

こうして見ると、英語という1民族語が、長い歴史の中で世界全域に普及してきたことがわかります。この英語の普及については、「英語が世界共通語になった」 と喜ぶ声と同時に、「世界のことばがマクドナルド化される('McDonaldization' of the world languages)」 と危惧する声も聞かれます。ともあれ、こうした時代に 「世界共通語」 があるということは、一般的に喜ばしいことです。

何かが普及するときには、多様化 (もとの形が変化して、いろいろなものができてくること) は避けて通れません。同じ種をまいても、土地や気候が異なれば、つける花に違いが出てくるように、英語もその土地や文化の中で変容します。NSのグループ内でさえ、それぞれ違った特徴の英語が話されています。イギリス人はアメリカの英語がヘンだと言い、アメリカ人はイギリスの英語がヘンだという。ESLのグループの英語では、発音や語彙、文法などの特徴はさらに大きくなります。日本人が属するEFLのグループでも、それぞれの国の特徴が見られます。

「英語が普及するのはいいけれど、多様化は困る」 とイギリス人が言ったとします。このイギリス人は、いったいだれと英語を使ってコミュニケーションできるでしょうか。「まんじゅうは食べたいけれど、なくなるのは困る」 とだだをこねるのと同じです。普及と多様化は同時進行するものであり、多様化を否定すれば普及はあり得ません。
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今日はブログを書くのにとても長い時間かかってしまいました。明日は、多様化の具体的な例について話したいと思います。

せみ2匹目
あっ、それから昨日の夕方、今シーズン2匹目のせみを取りました。そんなこと、どうでもいいね。 はい、じゃあねえー Mya you, bye bye !



予告:今週の Weekend Guest は、 「加藤くんのフィリピン留学レポート」 をお届けします。楽しみにね。

Weekend Guest (6人目) : アテンション・プリーズ

Hi, 松岡みーです。How are you doing? 

今日は、お楽しみ Weekend Guest の6人目で、現役スチュワーデスの Miss 香港に登場していただきます。彼女はこのブログのファンでもあり、姉さんとは主人がお友達です。それでは、 Fasten your seat belt . . .
and have a nice flight.

今週の Weekend Guest (6人目): Miss 香港 ______

     私と英語と仕事:世界の英語にアテンション・プリーズ

miss香港
どうも、ご紹介頂きました Miss Hong Kong です。といっても本名ではありません^^;香港在住の客室乗務員です。世界各国飛んでいます。

姉がお世話になっているみーちゃんのご主人からのご指名なので頑張ります! 英語にまつわるエピソードをという事ですので、留学時代から現在に至るまでの英語生活を書いてみます。

じゃぁ、皆様、アテンション・プリーズ!

思えば中学時代から海外に興味を持っていました。多分その頃、アメリカ映画にハマっていた影響だったと思います。はい、かなり単純です^^; 高校を卒業して1人アメリカに渡りました。と、聞こえはカッチョイイですが、右も左も分からない、英語を6年も勉強してたはずなのに、全然文章つくれませーん、といった状態でした。

留学後、一番初めに覚えた英語は How can I get to 〜? 通っていたキャンパスがどでかい所で、いつも迷子になっていたので^^; でも問題は、聞いてみたところで、言っている事が聞き取れない・・・ とりあえず、一番初めの言葉、 「右曲がって・・・なんちゃらかんちゃら」 という部分だけ集中して聞く。そして右に曲がった所でまた違う人に道を尋ねる。名づけて 「初めだけ聞き取り道案内」 を永遠繰り返していました。そんな私への英語の近道は、やっぱりアメリカ人のルームメイトとの寮生活だったり、ホームステイをして、とにかく耳を慣らす、会話をする、という事だったように思います。彼らの行く所には、どこでも一緒に付いて行きました。

そんな私も1年後にはカレッジに入学する事が出来ました。ネイティブの中で1人アジア人!なんて当たり前の世界。特別扱いなんてされるわけもない。あの時は人生で一番勉強したんじゃないでしょうか。普通に日本語でビジネスの本を読むのさえ辛いのに、先生は普通に 「はい、明日まで100ページ読んできて」 てな具合。辞書を引き引き、普通の人の5倍はかかる事を毎日やっていました。スピーチのクラスでは観客全員ネイティブの前に出て、ビデオカメラを回して、テーマを決め、一人あれやこれや喋る。今考えただけでも冷や汗もんです。今だにあのビデオ、見れない自分がいる・・・それでも、無事に単位を取得出来た時には、何よりの自信に繋がりました。

そんなこんなで無事に留学生活も終え、日本に帰国。数年間は日本で働いていました。そこへ友人が、こんな募集あるよ〜と持ってきてくれたのが、今の会社の募集。友人が2人受けるというので、便乗してみました。そのちょっと前に行った台湾旅行で、お遊び半分で占いに行ったら、 「中国方面に縁がある」 と言われてたのを思い出したから。はい、ここでも単純です^^;

その時に知ったのですが、スッチーになりたい人って、スクールに行ったり、歯の矯正をしたり、面接用の写真にお金を掛けたりと、かなりの努力をしてるんです。すいません、私、CAがどんな制服着てるのか、どこに就航してる会社なのか、そんなことすら知りませんでした。ていうか、どこの国の会社?レベルでした。しかも面接用の写真には4年前のものを使いました。えぇ、1円もお金かけてません^^; 正直なところ、受けたら受かっちゃった、みたいな感じです。いや、結構こういう人、うちの会社では多いんです。

面接は全て英語。最終面接は30分に渡っての個人面接でした。面接官は英語力よりも、flexible で easy going な人を採用していたような気がします。入社してみて分かりました。繊細な人じゃやっていけないと(笑)。仕事前に行われるクルーのミーティングでも、よく Don't take it personally. と言われます。お客様に怒られても、個人的な問題としてとらず、
on behalf of company (会社の代わりに) という事ですね。

そんなこんなで香港在住数年が経ちました。毎日あちこち飛んでいます。会社でクルー仲間に会うと、
「今日どこ?」
「LA。そっちは?」
「ヨハネスブルグ」
なんて会話は日常茶飯事です。ちょっとそこまでコンビニ、みたいな響きです。うらやましいと思う人もいるかもしれませんが、かなりの体力仕事です。時差ぼけで、ホテルで目が覚めたら、ここはどこ? という事はしょっちゅうです。

うちの会社のクルーは、11カ国の人種で構成されています。もちろん、公用語は英語。お客様も世界各国さまざまです。そして、日本線以外は日本人一人で働くのがほとんど。そんな仕事で学んだ事。 「英語はアメリカ、イギリスだけじゃない!」 あたり前の事だけど、どこか他の英語を否定していた自分がいました。入社して、こんなに英語が分からないのはどういうことじゃ? と思いました。そりゃそうだ、香港もシンガポールもインドもフィリピンもマレーシアも・・・皆英語を話すけど、そしてネィティブだったりするわけだけど、発音がまーったく違うのです。

この会社で働いていなかったら、私は多分アメリカ英語しか聞き取れなかった事でしょう。今じゃインド人が話す、すごい訛りの英語と会話をしている自分がいます。我ながらすごいと思ったりします。そして、仕事中は香港英語っぽく喋ると、クルーと馴染むのが早かったり、スムーズに仕事が進んだりもします。どんどんブロークン英語になっていく私 . . . . でも、もっと色んな事を学んでいる気がします。だから、 「発音苦手」 と言わず、どんどん話した方がいい。 「アメリカ、イギリスが正しいと誰が決めたんだ!精神」 で乗り切ろう! 話している人種に合わせて英語の発音を変えてみる。なかなか面白いです。

そして、私の今の勉強法。それは色んなお客さんやクルーと話す事です。分からない単語があったら、違う単語で説明してもらう。これ重要。勉強法は人それぞれだけど、とにかく人と話す事が大事だと思います。どんなに本を熟読しても、ニュースを見ても、興味がなければ覚えられません。そして、会話なんて、ほとんどが中学で習った単語で通じるものです。

そして、もう1つ、この仕事を通じて、世界がぐっと身近に感じるようになりました。どんなに遠くたって、十数時間もあれば現地に着いちゃう。島国日本で生活していると、どこも遠く思うものだけど、行く気と時間とお金 (これが一番大変^^;) さえあれば人間どこにでも行ける、という事を実感しました。

さぁ、皆さんもどんどん海外旅行して、恥ずかしがらず自分が習った英語を実践してみましょう。そうして通じたら、自信にも繋がって、もっと英語が楽しくなるはず。その際は是非アジアのハブ、香港からの旅をどうぞ。香港英語を喋っている日本人乗務員がいたらそれは私です^^;(香港)
______________________________

香港さん、ありがとうございました。実は、香港さんから原稿を受け取ったときに、今のシリーズ 「世界の英語」 を始めようと決めました。
Enjoy the differences (違いをたのしむ) という精神が異文化コミュニケーションの基本姿勢かも。

それじゃー、みなさん、 Have a great weekend!!

世界の英語 (その3) : 英語が 「世界共通語」 のわけ

Hi, 松岡みーです。How are you?

今朝のさいたまはちょっと涼しく、夏の終わりを予感させます。甲子園が終わり、気がつくと宿題がすっかり残っている。夏休みの日記帳の残りのページはいつの間にか数えるほどになってしまい、憂鬱さが一層増す。そんな子どもの頃の記憶がよみがえってきませんか。

さて、今日は、 「世界の英語」 のシリーズ、第3弾で 「英語が 『国際共通語』 のわけ」 についてお話をします。

その3:英語が「世界共通語」のわけ ___________

3日前に、英語を母語(ENL = English as a Native Language)として使っている 「ネイティブ・スピーカー」 についてお話をしました。その数がおよそ3億5,000万人で、日本の人口の3倍弱。世界の推計人口がおよそ64億5,000万人ですから、20分の1強、5%強という計算になります。世界の人口の5%程度しかネイティブ・スピーカーがいない英語が、なぜ 「世界共通語」(world language) と言われ、また、そのように扱われているのでしょう。

さて、もう一度、数字を整理して見てみましょう。

世界の人口:            64億5,000万人
英語の native speakers :     3億5,000万人
英語の non-native speakers :20億人 (ESL + EFL)
英語使用者:            23億5,000万人(native+non-native)

世界の人口が64億5,000万人に対し、英語使用者は23億5,000万人です。これは言い換えれば、世界で3人に1人が、程度の差こそあれ、何らかの形で英語を理解するということです。ネイティブの数はわずか5%ですが、ノンネイティブを合算すると36%にもなります。そして、この英語は、世界で60を超える国や地域で使われ、教育されています。

ひとつの言語がこれだけ多くの人々に、そして多くの地域で使われている例は他にありません。ネイティブの数だけで考えれば中国語が一番多い (13億人) わけですが、ノンネイティブを含めれば英語には到底及びません。これが英語が 「世界共通語」 と言われ、また、そのように扱われている理由です。

注意 : 推計数値は、David Chrystal(1985) の推計に基づき、松岡が、その後の世界人口の増加比に合わせ大雑把に再推計したものです。
______________________________

みー I see
明日は、Weekend Guest なので、シリーズの記事はお休みし、来週、引き続きお届けします。来週は、いろいろな国や地域の英語についてお話したいと思います。

明日の Weekend Guest は、現役スチュワーデスが語る 「世界のいろいろな英語にアテンション・プリーズ」 をお届けします。CA志望の方は必読。お楽しみに。

松岡みーのブログ、訪問者 10,000人 を突破!!

Hi, 松岡みーです。みなさん、お元気ですか。  Listen! 実は、みーのブログが、昨日の訪問者で昨年の11月開設以来、

延べ訪問者数 10,000人を突破!! しました。

多くの方に読んでいただいて嬉しいです。主人は、最近、年取ったせいか、 「自分のできることで人の役に立ちたい」 というのが口癖なんです。なので、とても喜んでいます。

松岡みーからの謝辞 ___________________

 いつも読んでくれてるあなた、
   飽きずに読んでくれて Many thanks.
 たまにしか読まないあなた、
   気が向いたときに Please come again.
 猫の写真しか見てないあなた、
   It's OK. Come and see Me anytime.
 Weekend Guests のみなさん、
   Thank you for your great contribution.
______________________________

みーと主人2
これからも、時間と体力が許す限り書き続けますので、どうぞ気が向いたときにお読みください。

今日予定していた 「英語が 『世界共通語』 のわけ」 は明日にします。


予告:今週の Weekend Guest は、現役スチュワーデスが語る 「世界のいろいろな英語にアテンション・プリーズ」 をお届けします。CA志望の方は必読。お楽しみに。

世界の英語 (その2) : 英語のノンネイティブ・スピーカー

Hi, 松岡みーです。 How are you doing, everybody?

今日は 「世界の英語」 シリーズの第2弾で、「英語のノンネイティブ・スピーカー」 についてお話をします。

その2:英語のノンネイティブ・スピーカー _________

世界には英語を第2言語(ESL = English as a Second Language)として使っている国や地域がたくさんあります。母語とは別に、英語を 「公用語」 と指定して、行政や学校教育、テレビ、新聞などのメディア、さらに、会社などと社会の様々な場面で、第2の言語として使用しています。インド、シンガポール、フィリピン、パキスタン、ガーナ、ケニアなどがその例で、こうした国々で英語を話す人たちが 「英語のノンネイティブ・スピーカー」 (non-native speakers of English) です。その数はおよそ12億人強と推計されます。

実は、ノンネイティブ・スピーカーにはもう1グループあります。それは、私たち日本人のように英語を外国語 (EFL = English as a Foreign Language) として使用するグループです。「公用語」 として社会一般で使われることはなく、「外国との接触」 という特殊な状況 (外国旅行、特殊な仕事など) でのみ英語を使う人たちです。このグループでは、運用力の差は大きいですが、英語教育を受けた限り、程度の差こそあれ、何らかの形で英語を使用、理解することが考えられます。その数はおよそ8億5,000万人と推計されます。

ノンネイティブ・スピーカーの数は、ESL と EFL のグループを合わせると20億5,000万人になります。この数値を、日本の人口の1億3,000万人、ネイティブの3億5,000万人、世界の人口の64億5,000万人と比較対照してみてください。

注意 : 推計数値は、David Chrystal(1985) の推計に基づき、松岡が、その後の世界人口の増加比に合わせ大雑把に再推計したものです。
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みーちょっとセミ取り
明日は、 「英語が 『世界共通語』 のわけ」 についてお話しまーす。

それじゃあ、ちょっとセミ取りに行ってくるね。


予告:今週の Weekend Guest は、現役スチュワーデスが語る 「世界のいろいろな英語にアテンション・プリーズ」 をお届けします。CA志望の方は必読。お楽しみに。

世界の英語 (その1) : 英語のネイティブ・スピーカー

Hi, 松岡みーです。How are you?

今日から新しく 「世界の英語」 をシリーズで取り上げたいと思います。

その1:英語のネイティブ・スピーカー ___________

私たち日本人は、一般に、中学からアメリカ英語を中心に勉強しています。ときより、先生は、発音や語彙、文法などで、「イギリス英語では 。。」 などと説明を加えたりしますので、アメリカ英語の他にイギリス英語もあるという認識もあります。そして、もう少し英語に興味のある人は、さらに、カナダ英語やオーストラリア英語、ニュージーランド英語などもあるということを知ります。それぞれの英語が、大部分は同じですが、ちょっとしたところが若干異なり、それをそれぞれの英語の特徴と呼んでいます。

上に挙げたアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドはいずれも国民の大部分が英語を母語(mother tongue)とする国です。他にもアイルランドや南アフリカなど、いくつかの国や地域があります。これらの国で英語を話す人たちが、いわゆる 「ネイティブ・スピーカー」
(native speakers of English) と呼ばれています。その数は、およそ 
3億5,000万人くらいと推計されます。日本の人口が1億3,000万人くらいですから、3倍弱程度です。どうです、この数字。案外少ないでしょ。

注意 : 推計数値は、David Chrystal(1985) の推計に基づき、松岡が、その後の世界人口の増加比に合わせ大雑把に再推計したものです。
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みーhungry
明日は、「英語のノンネイティブ・スピーカー」 について話まーす。




予告:今週の Weekend Guest は、現役スチュワーデスが語る 「世界のいろいろな英語にアテンション・プリーズ」 をお届けします。CA志望の方は必読。お楽しみに。

前置詞、さらに詳しくは 『よくわかる英文法』 で

Hi, 松岡みーです。How are you doing?  今日の甲子園の決勝戦再試合は素晴らしかったですね。

さて、6月25日から 「前置詞をイメージで制覇」 シリーズをやってきました。そして8月16日、18日の2日で、それまでの前置詞のまとめをやりました。 その後、「他の前置詞についてはやらないのですか」 とか、 「もう少し詳しく。。。」 等のリクエストをいただきました。結論から言いますと、「こんなところでいいでしょう」 ということです。日本人にとってつかみにくいものについては全部取り上げましたので。

あっちいみー
さらい詳しくという方は、主人の拙著
TOEICテスト対策よくわかる英文法』 の前置詞のセクションをお読みください。でも、この文法書は詳しくないのが特徴なんです。

さて、明日からですが、「世界の英語」 について少しお話していこうと考えています。楽しみにね。

予告:今週の Weekend Guest は、現役スチュワーデスが語る 「世界のいろいろな英語にアテンション・プリーズ」 をお届けします。CA志望の方は必読。お楽しみに。

好評 Weekend Guest : いままでの記事

Hi, 松岡みーです。今日のさいたまは朝からとても暑いです。
How are you doing everybody?

Weekend Guest の記事が多くの人に喜んでいただいてます。 「10行を超えるものは読まれない」 というブログの常識にあえて挑戦していただいてます。ことばと人生のドラマがすばらしいですね。

いままでの記事は ___________________

5人目 「日本語を世界の人々へ -- 新隠居主義」 (風見さん)
4人目 「英語体得体験記 -- 留学中のサバイバル英語」 (Ayaさん)
3人目 「英語の夢を追って70年」 (荒磯先生)
2人目 「英語と私 -- なぜ歯科医が英語?」 (江口さん)
1人目 「英語の授業 -- MY Method」 (松岡)
______________________________

みーin the kitchen
まだ読んでいない方は、このブログの左側に 「今までの記事(カテゴリー別)」 と書いてあるところがアーカイブですので、「Weekend Guests」 をクリックしてお読みください。

じゃあねーこ。
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