TOKYO FM 主催： ジョギングしながら英語学習

Hi, 松岡みーです。How are you doing?

お盆が終わりましたが、相変わらず猛暑が続きますね。こう暑いと外で体を動かすことなど論外といった感じです。

ちょっと早いですが、９月に TOKYO FM 主催、アルク協賛の Jog and English というイベントがあります。仕事の後に皇居周りをジョギングしながら、ついでに iPod で英語も勉強してしまおうというプログラムです。みーの主人が iPod でいろいろとささやきます。ジョギングの後にも簡単なレクチャーを行います。

開催日時

１回目：９月３日（金）18:30 〜
応募締め切り：８月２６日まで

２回目：９月１３日（月）18:30 〜
応募締め切り：９月２日まで


いずれも参加人数は２０名（応募多数の場合は抽選）、参加費は無料だそうです。

詳しい情報や応募方法は JOGLIS のウェブサイトで。

９月にはいくらか涼しくなってくれるといいんですが。

Hiroshima -- 20世紀の愚行を人類が反省するとき

Hi, 松岡みーです。How are you?

昨日は広島の６５回目の 「原爆の日」 でした。アメリカが広島に原爆を投下し、６５年を経て初めて 「米国の代表」 をこの式典に参列させました。国連事務総長も初参列しました。加えて、中国を除く核保有大国も、イギリス、フランス、ロシアと、そろって参列しました。

今回、初めて代表を広島に送ることになった米国では、それに反対する意見も多かったようです。言うまでもなく、人類が初めて人類に対して核兵器を使ったアメリカの 「責任と謝罪」 に絡むからです。

　昨日の AP（Associated Press）の関連記事に、広島、長崎への原爆投下が次のように書かれていました。

About 140,000 people were killed or died within months when
the American B-29 "Enola Gay" bombed Hiroshima on Aug. 6, 1945. Three days later, about 80,000 people died after the
United States attacked Nagasaki.

Japan surrendered on Aug. 15, ending World War II.

単に史実を述べている一節のようですが、実は多くのアメリカ人は、このように米国の原爆投下を 「正当化」 しています。行間を補えば（下の１文は AP のものではありません）...

The bombings shortened the war and saved a lot.
（原爆投下が戦争を早期に終結させ、多くの命を救うことになった）

という認識です。

　アメリカに限らず、日本を含む世界の多くの国々や地域にも、同じような考えの人は少なくないと思われます。しかし、罪のない市民２２万人を一瞬にして葬った行為は、まぎれもない犯罪です。ハーバード大のサンデル教授風に言えば、例え帰結に正当性があったとしても、その手段は正当化されるものではありません。

これは、広島、長崎の原爆投下に限ったことではないでしょう。振り返れば、２０世紀は人類の愚行の連続でした。そして、私たちは、戦争経験の有無を問わず、その歴史と切り離すことのできない時空の中に生きています。地球という共同体から有形無形の資産を相続し、享受しています。同様に、私たちは、その共同体が過去に背負った負の遺産からも逃れるわけにはいきません。

今回のオバマ大統領が駐日大使を式典に送った決断は、「人類が犯した愚行を全人類的に反省する」 その第一歩と、みー的には受け止めたいですね。

それじゃあ、また。Love and Peace and Togetherness!!

『大学生になったら洋書を読もう』 という本

Hi, 松岡みーです。How are you doing?

最近の大学には、前期の試験が終わるのが８月の第１週までずれ込むところもありますが、いよいよ今週末くらいから、全面的に夏休みということになるでしょうか。


先日、『大学生になったら洋書を読もう』（水野邦太郎監修、アルク）という本の書評を読んで、おもしろそうだったなので、早速 amazon に注文したら、今日その本が届きました。これから夏休みという学生に紹介したくて、大急ぎで読んでみました。

まず、カバーにはこんなことが書いてあります。
「村上春樹の英訳作品から理系向けの洋書、定番学習書の原書まで ... 」

そして目次には
Part 1： 洋書が読めれば世界が変わる
Part 2： 洋書にトライ、はじめの一歩 - 挫折しない10のアドバイス
Part 3： この100冊がおもしろい！おすすめ洋書ガイド

Part 2 の「挫折しないアドバイス」 がなかなかいいです。最初の 「１冊を読み切る」 ために選ぶべき本は、「内容を知っている」、「薄い」、「簡単」なもの、とあります。ふむ、納得。

また、Part 3 のおすすめ100冊には、みぽこの主人が30年前に読んだ Elements of Style (William Strunk Jr.) という古典的名著も紹介されていました。

夏休み中の学生諸君、そして、学生時代に読みそびれたあなた、この本を手引書に、この夏、洋書の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょう。（それにしても毎日暑い！！）

それじゃあ、また。