Hi, 松岡みーです。How are you?

さて、お待たせ、今年最初の Weekend Guest です。今回のゲストは、みぽこの主人が教えていたオープンカレッジ軍団から5番目の登場で、広告代理店に勤務の高橋さんです。

Weekend Guest :「外資参入で英語学習再スタート」 ____

高橋さん1 高橋 智昭

 【はじめに

光栄にも敬愛する松岡大先生より、新春特大号の超大型企画第1弾の
Weekend Guest にお招き頂き、ありごとうございます。今年は本厄ですが、年明け早々、大役を仰せつかったので、良き1年になりそうです。

冗談はさておき、本題に入りましょう。
私が35歳にして何故、英語を勉強するはめになったのかをお話します。
思えば、高校3年生の時の模試での英語の偏差値が38で、1浪して入学した駒澤大学では一念発起して英語サークルに入ったものの、コンパ&旅行要員として4年間を過ごしてしまいました。それ以来、英語とは無縁の生活を送っていました。

 外資参入

高橋さんフジテレビ.jpg私は当時、中央宣興という中堅規模の広告会社でテレビとラジオの広告枠のバイイングを担当していました。クライアントのコミュニケーション活動において必要なCM枠(番組提供・スポットCM等)を放送局と交渉して購入する仕事です。つまり、取引先は国内のテレビ局やクライアントなので、全く仕事上で英語を使用する機会はありませんでした。

それが約5年前の2001年12月に英国(UK)に本部(HQ)があるグローバル・メディア・スペシャリスト・カンパニー ”Carat” と中央宣興がジョイントベンチャーを立上げました。中央宣興のメディア部門(マス4メディア・メディアプランニング・ストラテジック)に Carat の資本が49%入り、私はそのまま新会社 Carat Japan (中宣メディア) に転籍となりました。

メディア部門の社員はほとんど国内の取引先と仕事をしていたので、社内では衝撃が走りました。まあ、どこの企業でも100%国内企業に外資が入り、外国人が社内でうろうろしだしたら、多かれ少なかれ動揺はするでしょう。当時のアジアパシフィックの CEO が中国人 David Ryu で、社内で携帯を片手に歩きながら早口で英語を話している姿が印象的でした。

 キックオフ・ミーティング

高橋さん社内報.jpgCarat Japan がスタートして5日後あたりに、全社のキックオフミーティングがプレゼンテーションルームで行われました。プレゼンターは Carat Japan CEO のオーストラリア人 Kim Walker でした。英語が分かる社員が少なかったので、通訳が入りましたが、パワーポイントを使い、時にはポケットに片手を突っ込み、歩きながら両手を駆使して、はっきりとした英語で話す姿はとてもかっこ良くみえました。今思えば、松岡先生のプレゼンテーションの授業で習った全てのことを、彼はこなしていたと思います。

この時は、グローバル英語 (なまり等使わずに聞き手が理解しやすい英語) でのスピーチだったので、全く英語と縁のなかった私でも単語の端々はキャッチすることはできましたが、意味はほとんど分かりませんでした。この時に、通訳を通さないで、直に英語のスピーチを理解できるようになりたいと思いました。

 トレーニング

年が明けて2002年1月の三連休に、全社員参加の研修が新宿ワシントンホテルで、泊り込みで行われました。この時のトレイナーは、海外の各ブランチ ( 51カ国77の都市にあります)より集められました。イギリス人、フランス人、アメリカ人、イタリア人、中国人、オーストラリア人ほか、人種の国際見本市のようでした。彼らはもちろん、それぞれ自分のスペシャリストの分野を担当しました。もちろん、全て英語です。

驚いたことは、良くは分からないながらも、出身地域や人種がまったく違うにもかかわらず、全員の英語が全て同じに聞こえたことです。つまり、今思えば、そこに集まった外国人 (すべて幹部クラス) はネイティブ、ノンネイティブの差があっても、グローバル英語 (ビジネスパーソン共通の英語) を使用していたのだと思います。

しかし、この研修はただ単に聴講するだけではなくて、課題をたくさん与えられたので、とても疲れました。1例をあげると、研修で習ったグローバルのツールを使用して、与えられた課題に対してマーケティング分析からコミュニケーションプランを作成して、講師陣に対してプレゼンテーションを行ったりしました。これは各チームで行ったのですが、深夜の3時過ぎまで、課題に取っ組んだことを覚えています。

 松岡先生との出会い

とにかく仕事では直接使わないものの、これだけ社内で英語や外国人があふれていると、やはり、今の会社にいる以上、英語が必要であると強く思いました。まずは社内で希望者のみですが、英語研修がスタートしたので受講することにしました。内容はビデオを利用してリスニングとスピーキングのトレーニングをします。先生はアメリカ人で週1回90分の研修です。今でも、続けています。

もちろん、それだけでは不十分なので獨協大学のオープンカレッジ (OC) を申し込みました。その時に取った授業が、「初級英会話&ビジネスマナー」 だったと思います。講師は福田浩子先生と書いてありました。2002年5月のOC初日に教室に入ると、黒板の前に1人の年齢不詳な男性がいました。講師は女性だと思っていたので、生徒かなと思っていると、いきなり英語で話し始めました。そう、その怪しげな男性が、後に長い付き合いとなる松岡大教祖だったのです。

高橋さんプレゼンそして、その翌年から 「英語プレゼンテーション」 のクラスがスタートして、2年間お世話になりました。先生だけでなく生徒も多方面 (年齢・職業・性別・性格等) で個性的な人が多く、楽しく英語を学ぶことができました。このブログの Weekend Guest を読んだ読者は、松岡OCの生徒は変な人ばかりと感じているかもしれませんが、そんなことないんですよ。高橋がもっとも変だと言われるかもしれませんが、素晴らしい方もたくさんいらっしゃいました。

 現在

松岡先生が2004年を最後に獨協大学OCから足を洗ってしまったので、2005年からジム・ブローガン先生の 「ビジネス英会話」 を取っています。また、草加ティップネスで月に3回 「英語サークル」 を実施しているので、参加しています。興味のある方でミクシーの会員の方は、私がこのサークルのコミュの管理人をしているので、覗いて見て下さい。コミュの名前は 「ティップネス草加英会話サークル」 (http://mixi.jp/view_community.pl?id=1247466)です。

高橋さんホーチミン仕事では、外資系のクライアントも増えてきたので、たまに英語の MTG があったり、メールでやり取りしたりと徐々に使用する頻度が増えています。2年前に海外出張に行きましたが、あまりに英語力がなくて疲れました。本当に、中国や東南アジアのビジネスパーソンの英語力とプレゼンテーション能力の高さには驚きです。

私のまわりを見渡すと、私も含めて日本人で、英語でビジネスができるレベルの人が何人いるでしょうか?広告業界やマスコミ業界は高学歴な人が多いようですが、それでも英語を使える人は少ないようです。まあ、必要がないからしょうがないですが…。でも、他国のビジネスパーソンを見ていると、不安になることがあります。日本は大丈夫かなぁと?

それはそうとして、実際に英語をかじっているといろんなことが見えてきます。英語が全く分からなかった時には、英語を話す外国人に畏怖しか感じなかった私も (もちろんビジネス上ですよ)、以外と人間同じなんだなぁと思えるようになりました。島国の日本人は外国人とは違うのだ、という意識は全くなくなりました。少なくともビジネス上は、国籍や文化の差はあまり関係ないのだと思えるようになりました。

 終わりに

高橋さんOC.JPGところで、英語を学んでいてもっとも良かったことは、獨協OCもそうですが、外国人も含め多様な人と知り合えて、多様なコミュニケーションが取れたことです。とても視野が広がったと思います。このブログの読者は英語に興味がある方ばかりだと思いますが、英語を通して (英語を使うという意味だけではなく) いろんな団体に参加したり、活動したりすると楽しいですよ。

最後に、松岡先生、我々 「英語難民」 のためにも早く獨協OCに復活して下さい。(高橋)
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高橋さん、さんきゅうでした。
今年から外資がますます日本市場に参入しやすくなります。あなたの会社もひょっとして . . . . M & A (「Matsuoka と Asobo 」 じゃなくて merger and acquisition = 「 (企業の) 合併吸収」 )。その時には、高橋さんのエッセイを参考に備えてくださいな。

それじゃあ、みなさん、今年初の Have a nice weekend!!