こんにちは、松岡昇です。今日は文化の日ですが、文化的に(?)お過ごしでしょうか。

さて、今回の Tune Up Your English は動詞の 「相」 についてです。どんなことなのか、例を通して学んでください。

Tune Up Your English: Lesson 14 動詞の「相」 ----------

花子はいいセーターを着ています。
? Hanako is putting on a nice sweater.


荒磯先生荒磯です。問題の英文は文法的には誤りはなく、立派な文です。問題は原文の日本語と意味がずれているということです。

頭からかぶったり、手を通したり、裾を引っ張ったりして身につける動作が put on です。ところが、問題の日本文は、セーターがすでに身についている状態を言っていますね。「着ている」 の 「相」 が違っているわけです。このように、着るものがすでに体についている状態を表すには wear を使います。

次の2つの文でこの2つの動詞の違いを理解してください。
I don’t know how to put on a kimono all by myself because
I don’t wear one very often. But today I’m wearing my best
kimono for a friend’s wedding.
私はめったに着物を着ません(着る習慣がない)から、着物を自分一人では着られません(身につける動作ができない)。でも、今日は友人の結婚式のために私の一番いい着物を着ています(体につけている)。

英語の原文と日本語訳をよく見比べて、違いを理解してください。また、wear と be wearing の違いにも気をつけてください。be
wearing は have on とも言え、すでに身についている状態を表します。He’s wearing a funny hat.(彼は変な帽子をかぶっている) は He has a funny hat on. とも言えるということです。

ところで、wear は非常に広い意味を持った動詞で、日本人が 「へー」 と驚くような物を目的語として取ります。「着る物」 の他に、眼鏡 (glasses)、ネクタイ (tie)、かつら (wig)、指輪 (ring)、靴
(shoes/boots)、シートベルト(seat belt)、更に香水 (perfume) までも wear します。wear a smile (ニコニコする) もあります。

ということで、問題の英文は Hanako is wearing a nice sweater.ですね。

次の英語は日本語に、日本語は英語にしてください。
1. Linda was wearing a new designer dress.
2. I’ve only worn these shoes twice.
3. I saw her putting on her hat in front of a mirror.
4. この冬に着る新しいオーバーがほしい。
5. 君はいいネクタイをしてるね。
6. あまり香水はつけない方がいいよ。

解答は週末にアップします。(荒磯)
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それでは、みなさん、Have a great holiday. (マッツ)