こんにちは、松岡昇です。

killer について辞書で調べていたところ、ふと、頭にフマキラーが浮かび、「フマキラー」ってどんな killer なのか調べてみました。これから夏にかけて、ハエや蚊が出てきますが、蚊取り線香とフマキラーは日本の夏の風物詩のようなものですね。

フマキラー
かつて商品名だった 「強力フマキラー」 (大正9年に開発、製造販売)は、今や 「フマキラー株式会社」 と社名(昭和37年変更)になっています。英語名は Fumakilla で、Fumakiller ではありません。あえて killer としなかったのは会社のイメージを悪くしたくなかったためでは(私の推測)。

さて、商品名の 「強力フマキラー」 ですが、どうもその由来は 「フライ(fly=ハエ)」 と 「マスキートゥ(mosquito=蚊)」 の語頭のカタカナ2文字(フマ)に 「キラー(killer)」 を加えたものと推測されます。で、その意味は fly & mosquito killer (ハエと蚊を退治する殺虫剤)です。ちなみに、「殺虫剤」 は insect killer とか bug killer とか pesticide と言います。

ほかの商品名
カタカナの商品名には、結構こうした面白いものがあります。便秘薬の 「サトラックス」 は佐藤製薬の 「サト」 と laxative(下剤)の
「lax(ラックス)」 を合成したもの、米国の製薬会社が開発した鎮痛剤 「バファリン」 は buffer(緩和する)の前半と aspirin(アスピリン=鎮痛剤) の後半を繋ぎ合わせて Bufferin、「くしゃみ3回ルル3錠」 の 「ルル」 は lull(和らげる、静める)をカタカナにしたもの、 ニキビのプロアクティブは文字通り proactive で、「事前に行動を起こす」 という形容詞、ひどくなる前の事前対策といった感じ。

語彙力増強の一環として、カタカナを見たらちょっと調べてみるといいですね。ネット上におせっかいな情報がたくさんあります。怪しいのも少なくないですが。

killer を使った表現
あっ、そうでした、killer について調べていたんでしたっけ。 物騒な語ですが、killer schedule(殺人的なスケジュール)とか、killer joke(死にそうなくらい面白いジョーク)、killer idea(必殺名案)、killer technique(必殺技)、mood killer(ムードを壊す人・もの)、time killer(暇つぶしをする人、暇つぶしになるもの)などといろいろな使われ方をします。

追記:ふと思ったのですが、参天製薬ってフランス語の sante (健康)から来ている?(マッツ)