こんにちは、松岡昇です。

さんまの水揚げ量が年々少なくなり、今年は例年の1割程度(花咲港、8月末、日経)だと言います。そのうち、庶民の味ではなくなってしまうかも。心配です。

東京の目黒では毎年この時期に、落語の「目黒のさんま」にちなんで「目黒さんま祭り」があります。駅前商店街で産地直送のさんまを焼いて無料で振る舞うイベントですが、今年は不漁のため昨年水揚げされた冷凍さんまを使ったとか。

「さんま」 は英語で saury と言います。発音は 「ごめんなさい」 の sorry と同じです。そこで、「さんま」 だじゃれのニューバージョンを。

「目黒のさんま(saury)、今年は冷凍、I'm sorry!」

旧バージョンは、私が幼少の頃のストーリー。育ち盛りの男の子を3人抱えた母は、安くて栄養価の高いものを食べさせようと、秋になると食卓は連日のさんまでした。村の中を、荷台にさんまを満載したトラックが、スピーカーマイクで「さんまー、さんまー、栄養満点おいしいさんま―、煮いても焼いてもおいしいさんまー」と言いながらゆっくり走る。

私は母から100円持たされると、バケツを持ってトラックを追う。どうもバケツ一杯のさんまが100円だったような。そして、連日のさんま攻め。シーズン初めは「さんまだ、さんまだ」なんてはしゃいでいるんですが、さすがにこれが1か月も続けば子どももいやになります。そんな私たちに母は、「今日もさんまでごめんね」といった表情でさんまを出す。

後になって(20年後?)、「さんま」は英語でなんと言うのだろうと思い和英辞典でを調べると (Pacific) saury とある。さて、どうやって覚えようかと思った時に、お袋のことを思い出しました。発音が [ソーリー] なら

「今日もさんまで I'm sorry」

これで覚えようと。一瞬でこの単語は覚えました。毎年秋になると必ず思い出します。みなさんは、もうさんまを食べましたか。私はまだです。食べるときに「いただきます、I'm sorry」と、さんまに言ってから食べてみては。

(マッツ)