★ 松岡昇の毎日が英語レッスン ★

英語、英語学習、英語教育、国際コミュニケーション、異文化理解などについてテキトーに書きます。記事の下のコメント欄に、ご意見や感想、質問、リクエストなどをお書きください。     

■ 辞書・事典

よろず相談 : 電子辞書の選び方と使い方

松岡みーです。How are you?

電子辞書の使用の是非について質問がありましたので、今日は電子辞書についてちょっとお話をします。

お答えします。 電子辞書は強い味方

5秒もあれば1つの単語を調べることができるのですから、電子辞書とは何とも嬉しい便利な道具です。語学は何といっても量 (読む量、聞く量、書く量、話す量) が勝負ですから、学習効率を考えれば、当然、電子辞書は強い味方です。たくさん読もうというときに障害になるのが未知の単語です。従来の紙の辞書で調べれば1つの単語に30秒から1分もかかってしまいます。

例えば原書で小説を読む

例えば英語の小説を読んでみようと頑張ってみても、1ページに20語わからない単語があれば、それを調べるだけで20分もかかってしまいます。読みはその度に1分程度中断するわけですから、ストーリーの展開の面白みはどこかに飛んでしまいます。そして1ページを読み終えるのに30分もかかってしまうかもしれません。お楽しみの小説はいつの間にか拷問になってしまいます。昔、最初の2、3ページで挫折した経験をお持ちの方はよーくお分かりですね。電子辞書なら気楽にチャレンジできます。

電子辞書の欠点

語学の先生の中には、学習者の電子辞書の使用にあまり賛成しない方もいます。理由は情報が少ないからです。紙の辞書に比べ用法などの解説が少なく、また例文も極めて少ないです。英和や和英の 「訳語」 はあくまでも近似値です。したがって、正しくその語を理解するには多くの周辺情報が必要です。電子辞書を使う際にはこの欠点を承知の上で使う必要があります。

SEIKOの電子辞書 英英辞書の入っているものを

上記の欠点を補う方法があります。そのために、電子辞書を選択する際には英英辞書も入っているものを必ず選んでください。数秒で引ける、英和で調べた後、ボタン1つで英英に飛べる、こうしたことが電子辞書では可能です。英和と英英を併用することで上記の欠点は補えます。また、英語が使えるようになるには 「英語だけで」 理解したり考えたりする練習が必要です。英英辞書の使用がこの訓練になります。個人的には 『コウビルド英英』 がおススメで、セイコーの電子辞書にはよく採用されています。英英辞書の入っていない電子辞書は価値が10分の1と言ってもいいくらいです。

とにかく便利なものはどんどん利用して、たくさん英語を経験してください。ああ、そうそう、英語の先生になろうという人は、神の辞書、じゃなくて、紙の辞書もときにはしっかりと使ってくださいね。それじゃあ、またねー。

Web 上の無料百科事典 : Wikipedia (ウィキペディア)

Hi, 松岡みーです。How are you? 

今朝の朝日新聞の1面に 「ウェブが変える / 無料百科事典 / 誰でも執筆、刻々改良」 という見出しで Wikipedia が紹介されていました。このブログでも以前に紹介して、右下の 「みーが選んだリンク集」 に英語版、日本語版 (下から2、3番目) のリンクがはってあります。

この百科事典は、アメリカの財団が主導する非営利事業で、広告はなく、個人からの寄付でシステムの維持管理がされています。信じられないかもしれませんが、この事典は、いわゆる 「書き込み」 で編纂されたものです。そして、今も時々刻々、書き変えられ、書き加えられている百科事典です。不特定多数の自発的な 「執筆者」 たちの産物なんですね。もちろん、あなたも 「執筆者」 になれます。

「書き込み」 ということで、いたずらや嘘や異なった見解などもあり、事典としての信頼を保つには苦労が少なくないと思われます。50人程度のボランティアが 「管理者」 となり、編集作業を行っているそうですが。

それにしても、とても素晴らしい百科事典ですよ。みぽこの主人は、何かにつけ、この Wikipedia を利用しています。従来の百科事典と違って、「声が聞こえる事典」 だと主人は言います。しかも、どうでもいいようなことも取り上げられ、最新の情報が提供されているという。ページ数と改訂という印刷の百科事典が抱えていた最大の難題を見事にウェブがやってのけたという感じですね。

そして、何よりも素晴らしいのは、ややもすれば、心無いいたずらで一瞬にして無意味な活字のゴミの山と化す可能性のある 「書き込み」 システムで、「良い方向に働く力が微妙に勝っている」 (今泉氏、朝日新聞) ということです。

がんばれ人間
人間は新しい道具を持つと、必ず、それを悪用する 「バカ組み」 が出てきます。そして、歴史を振り返ると、「バカ組み」 と 「善良組み」 の力はいつも拮抗し、「バカ組み」 がしばしば勝利してきました。このコンピュータ時代には、「バカ組み」 に負けたくないですよね。猫のあたしからもエールを。人間の 「善良組み」 ガンバレー!!

お知らせ:前置詞・問題(その8)の解答・解説はあしたにします。
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『TOEFL ITPテスト 学習スタートブック』
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『470点入門TOEIC語彙・イディオム基礎問題集』
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