こんにちは、松岡昇です。3連休、いかがお過ごしですか。今日、学園祭という大学も多いでしょう。楽しんでください。

さて、「やさしい日本語」 が話題になっています。10月30日の朝日新聞の1面に 「災害時 外国人誘導 優しい日本語で」 という記事がありました。また、4日前のNHK朝7時のニュースでも、訪日外国人が増える中、「やさしい日本語」 による応対の取り組みについて紹介がありました。

消防庁の取り組み
前者の朝日新聞では、総務省消防庁の災害時における外国人向けの呼びかけ文言の見直しについて紹介していました。例えば,次のような例を挙げています。
「余震に注意して下さい」 を → 「後から来る地震に気をつけて下さい」 に
「避難所」 を → 「逃げるところ」 に換える

観光地の取り組み
NHKでは観光地での取り組みを紹介していました。
例えば土産店の例で
「試食できます」 を → 「そうぞ、食べてください」 と言い換える

取りあえず日本語で
「外国人とのコミュニケーション=英語」 ではなく、まずは 「やさしい日本語」 でやってみましょう、という取り組みは大事です。ほんの少し練習すれば、私たちすべての日本人ができることです。指南書に、東京外国語大の荒川洋平先生が書かれた 『とりあえず日本語で』 や 『もしも ... あなたが外国人に「日本語を教える」としたら』 などがあります。いずれもとても面白く、またためになる本です。荒川先生には、私の所属する 「国際コミュニケーションマネジメント研究会」 でも活躍して頂いています。「やさしい日本語」 は日本における国際コミュニケーションの最も有効なツールです。

「やさしい日本語ツーリズム研究会」
この研究会のサイトには、日本社会の国際化に伴う 「やさしい日本語」 の必要性と実践が分かりやすく説明されています。動画もあります。上のNHKの番組では、このサイトも引用していました。

東京都の取り組み
東京都は 2020年のオリンピック・パラリンピックに向け 「外国人おもてなし語学(英語)ボランティア」 の養成講座を実施しています。英語による 「おもてなし」 をしようとの取り組みです。英語も大事ですが、日本語も忘れてはなりませんね。2020年は日本語を国際言語のひとつとして世界の人たちに広める大きなチャンスにもなるでしょう。

マッツ