今晩は、ちょっとお耳を拝借しますね、耳寄りニュースでっ~す。

 

いまや日本人の代名詞となった国際的に有名な味の素は、1908年に池田菊苗博士がグルタミン酸ソーダを昆布から抽出して合成、製法特許を取得。翌年味の素を製造販売したときより始まったとされる。

その味の素、日本と東南アジア、中国での価格は月とスッポンほども違う。しかも、メーカーは現地の味の素か、その小会社で、品質は全く同じ。

同じものを日本では、日本人の平均収入に合わせて10倍以上で売っている。これは、ある意味でOECD条約で禁じられた二重価格(ダブルスタンダード)に反している。

一般にある製品が原産国日本で売られ始めると、日本人全体の使用量と購買力、宣伝費、原料人件費など原価に見合った価格が形成される。

その後、製品が拡大して海外に進出すると、その国での使用量と・・・(以下同じ)に見合った価格が形成されるが、東南アジアの場合、宣伝費は10分の1以下、原価は同じかそれ以下なので、後は使用量と購買力だけできまる。タイに限定すると購買力=平均的サラリーは約日本の10分の1以下、次いで使用量だが、これは半端じゃない。写真の大匙1ぱいポーンと入れる。中華系のレストランでは2,3杯入れていると言う噂だ。仮に1杯(10g)としよう。すると小さじに一杯(3g)程度の日本とは約3倍多い。するとおざっぱな計算で30分の1が形成されるはずだ。

実際の価格は幾らだろう。日本では100円で30gくらいか?

タイでは写真の500g入りで約150円。日本の価格は1g当り約 3円。一方タイでは1g当り150円÷500gで0.3円。

 

日本では、以上の各因子、特に日本人のサラリーまで考慮して高く見積もった場合より、まだ10倍も高く売られていることになる。

笑い話だが・・・、ちょっと前までは、タイ、中国の味の素は、粒を大幅にでかく(目を荒く)して、日本のは微小細粒子状にして(形だけ高級そうに見せて)

東南アジアのとは品質が違いますよと言いたげだった。

 

まあ、会社としても本国でグラム3円で売ってるものを東南アジアで10分の1で売ってるのを日本人旅行者などに知られるのは辛いし、かといって東南アジアで本国並み価格では絶対売れないし、定着した日本の価格も絶対10分の1にはできない・・・苦悩は充分、分かります。とは言え、最近になって本国と同じ細粒子状にしたのは解せないね・・・。

タイなどで500g150円で10kg仕入れて、もしも売れたらの話だけど、日本で売っても高々2、3万円以下の儲け。これじゃ、高い飛行機代をかけても赤字になると誰だって分かるから、逆に開き直っちゃったんかな?

は~い、お疲れ!ご苦労様でした。