日本人なら誰も考え付かない驚くべき誤摩化しのテクニックもご紹介。

まず、旅人なら毎日お世話になるレストランの誤摩化しテクニックから。
旅行,長期滞在中の外国人にとってレストランの価格の公正さは重要な関心事項だ。
ラオス人は民間に限って(つまり警察官以外ということ)東南アジアでは誤摩化しは少ない方ではあるが。それでもビエンチャンのような都市(首都と言ってもせいぜい人口は50万人)では、誤摩化されることは良くある。その手口は、経験によればタイのウエートレス達がばれても気にせずツラットして済ますのとは異なり、ばれたら格好が悪いと感じる国民性なのか、ボラレタと客に文句を言わせない知能犯的なやり方をするようだ。例えば、外国人が良く行くシーフードレストランのボーイ達は、メニュー載せていない(従って価格が書かれていない)品物の価格を勝手に水増しして誤摩化す。価格が、時価と書かれた高価なシーフードなどは、いくら値段を高くされても値がないのだから文句が言えない。時価と書かれたものやメニューにさえ載っていないものは予め聞いておくのが必須になってくる。
例えば、白飯(ご飯)。これは、誰でも、安いから載っていないんだろう、と勝手に考えるものだが、あにはからんや、そこで誤摩化される。

ラオスに取材車両で旅行した時、ビエンチャンの外人向けシーフード店でこんな事があった。我々4人はお腹を空かしていたのでディッシュをたくさん頼んだ。会計の段になって、チェックビンをお願いしたら、だいたい暗算で予定していた額よりも大分多めになっていた。そこで、メニューを再度 持ってこさせて携帯電話の電卓で計算すると、二皿分くらい多くなっている事が分かった。おかしいね、この請求書は。と言うと、思ってもいなかった事を言う。何とご飯の値段が、べらぼうに高かったのだ。メニューには載っていなかったのだが、ご飯なってどうせ安いんだから、これ位だろうと目見当で値段を想定していた。そこを突かれた。メニューに載っていないから、文句の言いようがない。店主に確認しようにも、居ないのでどうしようもない。仕方ないから、、、こいつらヤッてくれるじゃないの、という顔でニヤリと笑いながら支払った。

ここで補足すると、、、タイなど東南アジアのレストランで、誤摩化しは、店主ではなく給仕人が会計責任者も含めて全員がグルになってするのであって、仕事が終わったとき平等に分け合う、ってことを知っておこう。

これに対して、タイではどうかというと、、これが全然違うのだ。タイのレストランでは、適当に水増しして堂々と請求する。従って、計算すれば、すぐ分かる誤摩化し方。彼らは、”私たちは(下層階級は)すごく貧しいのだから、お金持ちの外国人からボッたって悪い事ではない、本国では同じくらいの食事がタイの何倍もするんでしょうが ” なんて事を考えて確信犯的にこれをやるので、かならず幾ばくかの誤摩化しはやられる、と思っておいた方が良い。メニューを頼みながら紙片にメモって行くとか、食後に一応自分でも計算する、っていうのが面倒だと思う人は、施しだと思って済ますのも一つの方法ではある。

警官の場合は、どうか。彼らは国家権力を与えられているので、やろうと思えばいくらでも稼げる。
ラオスでは、地方に行けば、時々トヨタ•ランドクルーザーに乗っている警察官を見る。彼らはどう見ても高級官僚としての警察官ではない。要するに大した事のない警察官だ。ただし、ラオスは警官の数が非常に少ないので、アメリカ流に言うと、保安官みたいなものだ。そういう種類の警官が持っているのは、全員がなぜかランクルなのだ。何故ランクルなのか。
その訳は、、、彼らは”保安官”として地元企業や日本などの進出企業から、賄賂をとり、企業はそれによって、身の(=会社の)安全を保証される。要するに、暴力団がミカジメ料を取るのと全く同じ、でもって彼らがセシメルのは、彼らが最も欲しいと思っているランクル!ってわけだ。
一般の旅行者の場合はどうか。もし、お金を持っている奴だと思われた場合、例えば自家用車で旅行中なら、違反とも言えないようなことに因縁をつけて賄賂をせしめる。ラオスの場合は、タイと違って、まだ慣れていないので、法外な高額の賄賂(=恐喝と同じ)をせしめようとする。それで、相手も必死になって反論するので失敗に終わる事もある。

この辺で、冒頭にあげた、奇想天外な誤摩化しテクニックの事を紹介しよう。
次に続く
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