約10年前にAIRでポチェントンから入り、レンタカーで北のコンポンチャムから南のシアヌークビルまで”探検”(当時はまだ局地的には混沌としていた)して以来、5,6回ほどカンボジア深部を中心に(当時は未だあったSP村の、命からがら!の隠しビデオカメラによる突撃取材も含めて)見て回ったが、コッコンから自家用車でカンボジアに入ったのは今回を入れて2回目だった。

その前にも3回ほどトライしたがその一回目は、タイ大使館の焼き討ちによる不穏情勢のため国境が閉鎖されていたり、次は、ななみの母親がパスポート期限が切れていたため入れなかったり、最後は、登録証を(修理のためもう一台の方の車に入れたままだったので、)忘れて来たりと、散々な目にあってきた。

それだから、前回、私、ななみ 、その母親、友人の4人で、越境。2週間でカンボジア南部一帯(深部も)を探検して回ったときは、感慨深いものがあった。自家用車で行くとレンタカーには出来ない芸当ができる。
今回は『自家用で行くカンボジア1ヶ月間』の気楽な一人旅の始まりだ。

コッコン越境で、非常にウザイのは何か?(マレーシャ、シンガポール、ラオスなどのASEAN諸国と違い、)コッコンなどの陸路のカンボジア国境は、イミグレが悪の巣窟(賄賂など)であるという事。かつ、それに輪をかけてウザッタイのが、(イミグレの見てる前で堂々と強引に、旅行者に書類記入の代理を、勝手にやってしまう)
自称ヘルパーなるチンピラ(カンボジア人)
の存在だ。
この、うさん臭い連中が、笑顔と優しげなセールストークで旅行者に親切にしながらチップをせびる

まずイミグレから。ビザは本来ドルで、でも支払える(20ドル)はずなのに、”イヤ、タイバーツだ!”といって有無を言わさず1000バーツ払わせる。タイバーツは、ドル=約32バーツだから、1000バーツは約35ドル以上になり、政府に入れる20ドルとの差額をポケットに入れる訳だ。しかも、バンコクのカンボジア大使館のサイトによれば幼児は無料のはずなのに、大人と同じ1000バーツをこれまたうむ言わさず取る。おまけに、写真を持っていないと、さらに200バーツ加算するというアクドさ。200バーツ出させたからといっても写真を別に取る訳でもない。写真を出したからといっても、別に貼る訳でもなく、写真はそこらに放置している。要するに、更に200バーツ巻き上げる口実なのだ。これらのイミグレの誤摩化しは、前記の、うさん臭い連中が間違ってイミグレに申告したかのように装って旅人が任意に支払った形にして、連中を悪用しているわけだ(上層部にばれても逃げられる口実になる)

つぎに、そのヘルパー然としたチンピラ連中、これが何ともウザイ。彼らは20代の若者で、いかにも手続きに慣れれない旅人のために、イミグレに言われて手伝っている、という風を装って『半強制的に』代筆を始める。静かに、ノーサンキュウと言った位では、怖じることもなく、止めようとしない。非常に厚かましい連中なのだ。

これらの手続きは簡単なものなので、せいぜい20バーツで楽をしたいと思えば、代筆させても良いかも知れない。そうでないなら、断固大きな声で断るべきだ。意に反して書いて貰っても、日本人の場合は、チップを出さないと悪いと思ってしまう気弱さがあるので、、、。しかし最も望ましいのは、もし気持ちの上で可能なら、連中を利用した上で、ノーチップを押し通す。すると2回目からは相手にされなくなって都合が良い。決して、彼らの笑顔に騙されないように!パッと見、優しげな顔をしていようが、チンピラはチンピラに過ぎない。

問題は、自家用車で入国する場合だ。
これはややこしい手続きなので、慣れないと相手がヤッてあげようと言えば、面倒くさいのは嫌なので、どうしても頼ってしまう。車で出国するタイ側は、イミグレが雇った女性タイ人が《イミグレの窓口の中》で全部書いてくれるから非常に楽で安い(代筆代25バーツ)。カンンボジア側では、この連中が《イミグレの外側でやる》から、ここに(本来、無料のはずの幼児でも1000バツ取るとかの)大幅な誤摩化をされる余地が生じる。

では車の場合の実態に付いて述べる、、、
前回は、車で滞在する1日あたり100バーツだと言って、14日間で1400バーツをポリスに支払うと言って預かりポリスのところ(ボックス)へ行ってコッコン県のナンバープレート(紙で出来た代物)をもらって来ていた。

今回は二度目だから自分でしたかというと、、、
やっぱり連中にまかしてしまったのだ。
前回のコッコン越境で、もし自分でやっていれば、今回は簡単だったはずだが、(現にマレーシャ、シンガポール,前回のラオスは全部自分で出来たのだから)前回に代理でしてもらったせいで、すぐ『面倒くさい』という気持が働らいて、今回も(代理がさも当たり前)と言うかのように振る舞う連中の罠に、はまってしまった訳だ。奴らは、私の姿を見たら、笑顔満面に手を振って”歓迎”してくれた。国境が閉まる前に間に合うかな、と心配しながら焦っていたので、つい、罠にはまってしまった訳だ。

しかしながら、、、二度続けて連中に任せたお陰で、連中のからくりを、今回見破ることができたのだった、、、連中は、前は一日100バーツといって1400バーツも巻き上げたのに、今回は1ヶ月で1100バーツと言うではないか。おまけに100バーツはカスタムに、1000バーツはポリスに、と言う。前はカスタムの事は言わなかった。怪しい、と思い、こちらが『一緒に行こう』と言うと、『いや、そんな事すると、正規の一日100バーツになってしまうから、3000バーツになって大損しますよ』という巧い心理作戦で脅して、結局、自分だけで行った。

こちらが(早くホテルに入りたい一心から、何バーツ懐に入れるのか知らないが、そんな事 もう、どうでも良い、と言う気持ちになり)私が渡した1100バーツを、その男はポケットの奥深くに突っ込んで、まずカスタムの方へと走って行った。

しかし、遠く(30m)から見ていたが、男がポケットから取り出した形跡はなかった(大きな窓ガラスから見える。)結局、連中が大半を巻き上げているとしか思えない。ラオスはもとより、他の国でも一度として、粗悪な紙製のナンバープレート代などと引き換えに(=他の国では、タイの陸運局が交付してくれる英語の金属製プレートを元のプレートの上に貼付ける)金を取られた事はなかったのだから。これもそれも、全部、この うさん臭い連中が、イミグレとの間に割って入ることから、発生する。

今後は、断固断ろうと決心した次第だ。

次は携帯や、インターネットのSIMカードの入手方法について説明する。
プノンペンに住む人に教えてもらっていた事だが、、、
カンボジアでは原則外国人はSIMは購入できない。しかし賄賂込みで5ドルで買えると。

たしかにそうだ。ただ私は3ドルで買えた。コッコン市内(市と言うほどの町ではない。)の中央にある市場近くのメイン道路を市場からロータリーの方向へ100mほど走ると、道路のちょうど両側(向かい合った全く同じ位置)にハローと英語で 看板を掲げた店がある。そのうちのロータリーに向かって右側の店で、インターネット用のシムカードを買うと3ドルだった。特に何も言わず自然に売ってくれた。携帯用も同じだと言ったが、それはまだ買ったいない、というのは まずネット環境を整えるのが先決だったから。

この店でそのシムを買ったが、pcのセッティングは出来ないと言う。それでセルカード会社(名前はモビテル)のコッコン営業所に行く事になった。営業所は、ロータリを右に曲がって100mの所にあった。中にアップルをもって入ると、賢そうにはとても見えない(言っちゃ悪いが、誤解を承知で言うと、たいがいが、そう見える。笑)30くらいの男がいた。彼に、セッティングをお願いすると、自信なさそうな顔をして、無言でセッティングを始めたが、、、。

カンボジアのモビテルのモバイルシムの発信番号は、*99#dなのだが、アップルは文字板の並び方が少し違っていて、この   *   が何処にあるか分からない。そこで、自分で勝ってに * を探し出して、*99# で発信している。私が * はここにある、これで*99# で発信すればそれですぐ繋がるのではないか、と言っても、強情な奴で、いや大丈夫問題ない、会社の据え置きpcに受信機を差し込んだら据え置きpcからセットできる!と、言ったが早いか、突然さっとpcからモバイルのネット受信機を引き抜いてしまった。私は、(まず最初に受信機の受信状態を切ってからでないと問題が生じるので、遮ろうとするより早く)あっと言う間に引き抜いてしまって宣(のたま)う、、、これはプラグインなのですぐ引き抜いても問題ない、と。

そして、据え置きpcの方でセットを始めたが、、、
如何しても巧くいかない。あれこれとタイのD-tacの専門家にセットしてもらっていた全ての設定を弄くり回したあげく、本部に電話をかけて指導をお願いする始末。結局、巧く行かないでこの男は困っていた。そこで、私がこの  *  を入れたら、完了するはずだと丁重に進言すると、この男は、やっと、しぶしぶながらそれに従った。すると即、ネットにつながった。

おまけにこの男が受信を終了もせずに引き抜いたお陰で、アップルのアプリケーション画面が全部消えてしまっているわ、据え置きで いじったお陰でD-tac用の設定が全部削除されるわ、散々な目に遭わされた。しかもパスワードは入れなくても良いと言うのに勝手に設定して、しかもそれを私に教えるのさえ忘れた。あまつさえ、設定を弄くりまわしたときに、3Gにすべきなのに、ミスって一世代前の2Gにしておった。一番進んでいるモビテルでさえサービス員が、こんなにも質が悪いんだから、他のは言わずもがな!

ネットの早さはどうか?
(3Gを2Gにしているからと言うのも少しは関係あるかも知れないが、)
どうしょうもないくらい、超が二つ付くほど遅い。利用者が多いので繋がらないんだな、と夜の12時まで待って再度トライしたが、、ヤフーやアップルのサイトにがつながらない。どんな待っても、、。そのくせ イザ!はマア繋がる。おかしい。なぜ?
しかし、1時になったら、やっと超ロースピードで繋がった。イザはどういう訳ですぐ繋がる(といってもタイのモバイルよりはずっと遅い)のか分からないが、ヤフーなどに繋がらない理由は要するに、やっぱりというか当然と言おうか、受信のデーター量がもの凄く少ないからだと分かった。250kb程度のサイズの小さい添付文書を開いたときの事だ。なんと、なんと、毎秒、0.5kbくらいしか走っていない!

なんと馬鹿げたロースピードであるのか。使いものにならない。タイでは、混んでるときでも15kbは走るのに、、。30分の1 恐るべきロースピード

これがモバイルのネット環境の現状です。
つぎは、物価に行ってみよう。

おや、もう深夜になっている、、
この続きは次回にでも、、、

註:このブログを書き始めた日の翌日(つまり、本日)モビテルに行き、再調整をしてもらってから、時間帯を変えるなどして、何度もインタンーネトにアクセスして見たが、ヤフーなど十分以上かけても殆ど見る事は出来なかった。なお、プノンペンだけは3Gであって、そこに住んでいる在留邦人の友人によるとプノンペンでは問題ないそうである。プノンペン以外はあ全て2Gであると技術者が言っていたが、2G、3G以前の問題として、タイのモバイルの早さの何十分の一しかないのだから、使い物にならない事だけは、断言していい。夜の2時,3時、4時、5時と普通ならモバイル利用者がグンと減る時間帯でも、yahooなど 殆ど繋がらなかった。