N・K様
翌日早朝 タクシーでシェムリアップに一緒に帰られましたと聞きましたが、二人で相乗りするタクシーは見つかりましたか。二人で割り勘の代金は 幾らでしたか。興味あるところです。
この間 拙宅に来られたとき、日本から来た友達と一緒に ちょっと バルコニーに出て外を眺められていた様ですが・・・
つい先日そのバルコニーに3人ほどが腰掛けられて、外の景色がゆったり見れて、お酒も飲めるように”ソファーなどを改造”しました。
 
で、あの日以来 今では19階(←12階は 12階と12A階の 2階分あるので)にあるウチのバルコニーで 外の景色を見ながら、昼も夜も パソコンをしたり バンコクの景色と涼みを楽しんでいています。
 
部屋の中と、バルコニーでは 全然違って、バルコニーで何かするのは、
野趣的で 心が開放されます。
 例の友人とか 誰かを誘って、またシェムリアップからバンコクにお寄りの際は ぜひとも拙宅に立ち寄りください。
ところで 日本の特養施設からお父さんを引き取って(=救出?) シェムリアップの現地でお住まいの(お年の)日本人男性(この人は昆虫仲間の友人でしたよね?)とか、緑内症のため視力がほとんどなくなったクメール人医師の奥さんをメイドさんに雇ってお父さんの面倒を見てもらっている件、その後 お父さんの回復具合は 如何でしょうか。
 
昔は痴呆症といっておりましたが、認知症1度?の 症状は 好転しそうですか。
完全にぼけるのを待つしかない そんな愛情の除去された特養と違って 全く環境が好転したので、きっとお父さんの認知症も少しずつ改善されるでしょう。
私は それほど 認知症に詳しくはないですが、また医学書を開けて勉強しますので、ぜひ、参考までに 認知症が良くなるような方策をお聞きください。
 
 
 
ところで、昨日  わが子共ども 域内の自家施設のサウナで  サウナ⇔冷水風呂 (と言ってもシャワールームの一つに、子供用の折りたたみ式プールを持ち込んで←タイ人は暑いのが好きでないので、サウナと男女各5室あるシャワールームは ほとんど誰も利用者がいないので)サウナと”冷水風呂”を色々 長さを変えて試してみた。  
サウナ△分間⇔冷水シャワー兼冷水風呂〇分間ずつ こまめに×回宛て(サウナ温度は摂氏80~81度) 繰り返し浴びていると、エンドルフィン=脳内/体内性モルヒネ=endogenous morphineエンド・ジーナス モルフィン が体内に多量に分泌されていることを はっきり自覚しました。計20日間の、20回くらいの色んな試行錯誤の末、にです。
 
 
二人で、なんて気持ちいんだろう、と言いながらサウナを出て、駐車場に置いた車で(たった50mしかない距離だが) ななみを家に送り、自分はそのまま 車に乗って洋酒などを買いにBig C に行きました。
 
BigCのエスカレータに乗っている間 気持ちイイナ と何度も一人で呟きながら 手元に現金がないもので二階のバンコクバンクのATMに行き、現金を下ろして 酒などを買い物をしました・・・そのとき 余りにも気持ちが良くて、ついATMカードをATM内からとるのを忘れてしまい、後で探しに行ったが、誰かが取ったか またはATM内に自動的に帰ってしまい、サービスコーナーにもレジにも行ったが 見つからなかった。
いずれにしても暗証番号は3回までだから 盗難の心配はないな と思いながら家に帰ると・・・
 
まさに、ちょうど ななみも あまりにも気持ちが良く ポーとしていており エレベーターのドアで頭を打つわ、鍵で玄関をあけたあともその鍵を鍵穴に差し込んだまま、忘れているわで、大変だった と言っておりました。
 
それくらい、体内性モルヒネ=エンドルフィンの効果は 凄かった。
 
脳内/体内性モルヒネについて
 
脳内で作られる体内性のモルヒネは 魚類、爬虫類以来のものだが、子供が母親の体内から生れる様になった哺乳類の時代になって、飛躍的に発達した。体内性麻薬つまり脳内麻薬は アスピリンなど鎮痛剤の約1万倍~10万倍も強力な 違法なアヘン精製物質のモルヒネと ほぼ同じ構造である。ただし自然のアヘン精製モルヒネと違って 脳内モルヒネは中毒性はない、と言われている。だから、脳内モルヒネが効率よく脳内で分泌される方法が分れば 人生にちょっとした色を添えることになるだろう、悪性の習慣性がなくて 心が純粋に浄化され、人生が楽しくなれば、こんな良い事はない。
それもあろうか わが子は翌朝、テーブルの上の汚れた食器や テーブルの上を 丹念に
洗って、掃除してくれていた。今まで、言っても いい加減にしか しなかったのに・・・。自分のトイレの掃除まで丁寧にやっている。これも エンドルフィンの効果かな?とも 思ってしまう翌日であった。
同じストレスによって触発されて分泌される脳下垂体ホルモンのACTH(→そして副腎皮質ホルモン)の方も、ストレスに耐えるために分泌されるが、副腎皮質ホルモンと違って、エンドルフィンは、魚類から哺乳類にいたるまで 動物が受けた回避不能に近い強いストレスにより 中脳水道周囲灰白質=PGBから分泌され、苦痛や苦しみ、耐え難い恐怖を和らげる または 無痛無苦にする脳内物質である。子供が親と引き離されて 鋭く泣き叫ぶときも この脳内麻薬エンドルヒンが関係する。
20世紀に まず、アヘンから生成されたモルヒネに対する受容体=リセプターが脳内に存在することが世界の3箇所(アメリカ、ノルウエイの大学など)で、ほぼ同時に発見された。これは、脳内に受容体=リセプターが存在すると言うことは、アヘンから精製したモルヒネと同じものが、脳内にあることを意味する。全世界の脳科学者たちは 驚き、そして 色めき立ち、こぞって脳内麻薬の発見競争が始まった。


先ず始めにラスカー財団が基礎医学研究賞として1978年、ほぼ同時に発見したスナイダー、コスターリッツ、ヒューズの3人を発表した。ラスカー賞はノーベル賞受賞者がその中から頻繁に出ている有名な賞である。
その前年には米国立薬物乱用研究所により、この3人を含む6人の研究者が受賞した。
アスピリンのような薬物は、いかに有用であろうと、1万倍から10万倍の強さのアヘンを精製したモルヒネの鎮痛作用には及ぶべくもない。その強力な鎮痛作用は激しい陶酔感をもたらす。ただし、その薬物は悪性の習慣性をもち、人を廃人にしていく。
中国はアヘン、アヘン誘導体など麻薬や覚せい剤の密輸や使用に死刑をもって厳罰に処すが、これは200年前の清国が滅亡した手痛い歴史に拠っている。
イギリスがアヘン戦争を起こした結果 香港の200年間割譲と、金銀での超巨額の賠償金の他にも 中国はアヘン戦争以降、今までよりアヘンを中国に無制限に近く 輸入させられた。それで多くの中国人がアヘンに耽溺し、中毒者になって、清王朝の有していた金銀が、その支払いのため枯渇し、ついに清王朝が倒れた。中国が麻薬に死刑をもって厳罰に処するのは、そんな屈辱の歴史に拠っている。他の東南アジア諸国も その歴史に習った。
英国、欧州、アメリカが、麻薬に比較的刑罰が穏便(中国や東南アジアほど厳罰ではないと言う意味)なのは 加害者の歴史はあっても、前記のような被害者の歴史的背景がないからである。