東南アジアの貧しき国々はどこも酒と踊りと嘘と誤魔化しが定番

 

■ベトナム

少し前のことだったが、ハノイ空港からベトナムに入ったときのことだ。空港でタクシー(運転手と助手の二人組み=このコンビが旅人騙しの典型的スタイル)をチャーターして市内に向うとき、両替屋に行こうというので、ドン札がなかったことから、OKしたところ、一見二人と無関係そうな立派な店の両替屋に連れて行かれた。レートを聞いたら相場だったので、何万円かを両替したのだけど、受け取ったその場で、両替屋と、なぜか一緒について来ていた助手の二人の眼の前で数えたところ半分しかない。抗議したら、両替屋は、ソリー、ソリーと言いながら、返す刀でもう半分を、瞬間的に出してきた。相当慣れているような早業だった。

 

最初から、首尾よく騙せたら、リベート幾らのヤラセ契約の店だった訳だ。しかし、ハノイ市内から東のトンキン湾(ハロン湾やハイフォン港)まで、ハノイから南のニンビョンまでのカーツアーによる観光について言うと、自分で運転した範囲内においては、すごく安全にすごすことが出来た。

 

しかし、もし、間違えて南のホーチミン市からベトナムに入ったならば、そうは問屋が卸さない。ハノイからベトナムに入ったら旅行者は天国だが、ホーチミンから入ったらならば、ベトナムはまさに地獄!というベトナム旅行者の教訓がある・・・

 

ハノイのホテルを出て、ハイフォンやハロン湾に向うときのこと、荷物が邪魔なので、4つのうち3つを帰ってきたとき再度泊まるからとお願いして ハノイの同じホテルに預けた。ハイホンやハロン湾で最高のバカンスを楽しんでハノイのホテルに戻ってチェックしてみると、ベトナムに入る前にタイで買ったお土産も、ハノイの国営デパートなどで買ったお土産も、数十点が全てと、その他にも値打ちのありそうなものばかりが、抜き取られていた。

 

最寄の警察に訴えると、ホテルの管理者と一緒に来いといわれたが・・・そのあと、店側の言い分だけ聞いた後、ここで二人で話あえと、と言われてお終い。ベトナム、カンボジャ、マレーシャなどの東南アジアで被害に合っても、観光客保護に力を入れているタイの首都かチェンマイは別にして、まず100%埒が明かないものと、思うべきだ。

 

 

■カンボジャ

同じく少し前のことだけど、陸路でタイの東の(海側の)国境ハートレックからカンボジャにマイカーで入ったときのことだ。アセアン共通の自動車のパスポートを忘れてきていたので、ハートレック側のイミグレの駐車場にマイカーをおいて、歩いてカンボジャ側に入った。

 

タクシーをチャーターして国境の町ココンに行くとき、運転手(この時も、アシスタントの二人組み)が途中で両替屋に行かないかというので、同意したら、市場の、道沿いに3m間隔で10軒ほど並んだ半露天の両替屋の一つに連れて行かれた。その直近の店で両替しようと車を降りると、助手も一緒に降りようとするので、ノーノーと断って一人で交渉したのだけど、レートが相場の6割以上も高い。わざと、無愛想、無表情にその店を事務的に無視して左隣の店に行ったところ、先ほどの様子を見ていたからであろうか、こんどは3割近い高さに改善された。それでも、無視して、さらに左となりの店に行って初めて、相場通りの両替になった、という次第。

 

ベトナムやカンボジャの旅人騙しのテクは、分かり易いので、この点助かる。この後、シアヌークビルやプノンペンで遊んだのだが、自分で運転して範囲内においては、問題なくすごせた。

 

中国

ここでも、いや、ここでは特に、

旅人はタクシーがらみで騙される。あちこち色々行ったので何処の町だったか?多分海南島を旅行したときのことだ。

タクシーに指示して旅行本所載の三星~四星ホテルに行って貰った。運転手も一緒について来た上、こちらが喋る前にフロントとなにやら話していたが、(筆談なら何とかなるが)会話となるとチンプンカンプンなので気にとめなかった。フロントに、宿泊費を聞くと、旅行本より高い。?おかしいな。 

シーズンオッフだから、本に掲載されている価格より安いはずなのに・・。

で、そこはパスして、直ぐ近くの他の同じクラスのホテルに行った。運転手がまたもや、一緒についてこようとしたので、強く断って一人で行き筆談すると、本に記載されていた価格より、3割強も安いシーズンオッフ価格でOKとなった。このホテルにチェックインするに際して、その前に部屋を見せてもらって問題がないことを確認したのは言うまでもない。

 

外国では、個人旅行は、足となるタクシーなどの運転手が旅行者を支配する。

買い物、ホテル、歓楽、ナイトライフ・・どの場合でも運転手が一緒についてくると、旅人が現地語を理解できないのを良いことに、旅行者を連れて行った先々で、見返り(リベート)を店側に要求するのが、常識のようだ。その場合、店側が、その増加分を旅行者に転嫁するのもまた、当たり前。

 ■タイに長期滞在していると数え切れない外国人を標的にした犯罪に合う。

小生の場合:マンションの29歳の女の管理人が空き巣に。三回も。一回目はささやかな盗み、二回目はゴールドのネックレス、三回目は・・

日本円15万円+米ドル5000ドル+ゴールドのブレスレットと段々大胆になっていったので、発覚し、警察に訴えた。『タイの刑事訴訟法では全ての刑事事件でも被害者が弁護士を雇って起訴する仕組み』なので、2万バーツで大手の弁護士事務所に依頼。裁判所が多数の裁判を抱えていて、3,4ヶ月してやっと起訴になったが、本人は直前に逃亡した。最初捜査に当たったのは警察中佐で、小生が泣き寝入りのほうが得策と判断して起訴を止めようとした時、『既に裁判所に書類送検したのでもう中止は不可能』と言われた(日本領事館でも確認)・・・

そのほか、小さい犯罪はもう、これは施しのようなものと達観せざるを得ないくらい、一杯ある。観光客用のレストランでは、最高級は別にして、大概は請求書で、イチゲン客の場合10%から20%くらいの水増しは頻繁にある。で、必ず請求書を念入りにチェックするのだが、見破っても、相手はニコニコしたもの。彼等は(外人客がチップをくれないときの為の)強制的チップと割り切っているようだ。

お手伝いさんを雇えば、いつも少し金額が減っていると思っていたら、お手伝いが財布の中身をいつでもチェックしていたことが判ったりとか・・・

事務所の留守番をさせた勤労大学生は毎日国内、海外通話をかけまくっていて、首にしたら止める駄賃に5000バーツの手の平サイズMDプレヤーをくすねて行ったりとか・・・・

会った犯罪や誤魔化しは、今すぐ思い出せないほど多い。

 

しかしながら・・・タイは、バンコク、チェンマイでは外国人が被害者の場合 観光に力を入れているせいか、『捜査してくれるだけでも、アリガタイ』と思わなくてはならない。前述の3カ国では、成す術もないはずだ。

タイなどで外国人が犯罪に合うのは、その国の市民が、防御がかたくて隙がない上、見つかったら袋叩きに(←いろんな意味の)遭うからだ。

 ■最後に韓国

韓国では、上記の全ての旅行者泣かせの手口が当てはまる。過去全ての、時の政権が国民の不平を誤魔化す為に、日本を悪者に仕立てて来たため、日本人旅行者を騙すことに何の罪の呵責も覚えないのが原因だ。逆に、イルボンの奴、ザマー見ろ、という恨みを晴らしたような、感覚なのだ。

 

韓国独特の手口がもう一つある。

それは次のようなものだ。

客の入りの少ない安っぽい韓国料理屋で歩合性のアルバイトで雇われている韓国人男性と日本人女性のカップルが、日本人の鴨が来るのを簡単な料理の皿とお茶を前にして待っている。そこへ、鴨の大人しそうな日本人が入り口にきて中を覗くってーと・・

スカサズ『やァ、社長、先輩!ここに来て一緒に食べようよ。驕るよ、私。私のこの奥さん日本人』この言葉に騙されて日本人が入ってくると、誰が払うかも知らない内に、(一応は相手に勧める振りだけして)、3,4品勝手に注文してしまう。食事が終わったら

ただの田舎料理なのに、通常より5,6割は高い料金を店主から請求されて騙されたことに気が付くが、もう手遅れ。もし、鴨が一緒にいるときに、他の日本人の鴨が顔を覗かせたときなど、それも一緒に引きずり込む厚かましさ。用心の為、連中と別の席に座っても、このポン引きカップルの支配下にいる事にかわりはなく、勝手に5,6割り増しにされてしまう。