Livedoor nnanami2-papaより;売春村の現状

母親が子供を売ると題したCNN.Comは、スワイパー村の生活に困った母親が、いまでも、少女をホテルなど売春施設に売っている現状をレポートしている。http://www.cnn.co.jp/world/35041270.html

一方、スワイパー村などカンボジアにあった各地の置屋村は、2003年頃から2007年ごろまでに、外国人が殆ど行かない地域に残る1%ほどを残して、ほぼ完全にUNの勧告と指導によって、警察の手により壊滅させられた事になっている。

どちらが正しいのか。

じつは、どちらも正しい。それについ以下説明する。


私はカンボジアで一時期、自分の日本の医師資格を活かして無償のボランティア医療も行っていた。

それというのも・・ポルポト派の医師、大学教授、行政官などエリート層200万人大虐殺によって、カンボジアの医療は、大学や医学校の壊滅で、経験豊かな医学教育者が皆無となった医学部しか出ていない新医師しかいないため、興廃しており、そのため日本など先進国の医師は、一定の条件の下、カンボジアで医療が出来たからだ。

そのころ視察した村の一つがスワイパー村だ。
当時すでに全置屋はフンセン首相の徹底的壊滅の命令によって、完全になくなっていた。

この点、上記CNN.com(以下CNNと略す)レポートでは、いまでも堂々と置屋で少女が売春をしているかのように読めるのは、間違いである。

 

では完全に少女売春村がなくなったのか、というと、そうではない。闇にもぐった一般民家では非常にレアケースではあるが、少女が売春させられていた、ただし場所はスワイパー置屋村からは数百m離れた数軒で、隠れ一軒家につき15,6歳の少女が一人だけ、という最小規模で、だ!従って、地元民にしか分からない。

この点に関しても上記CNNレポートは或る程度の規模でスワイパー村で少女売春があるかのように書かれている。これは間違いだ。

私は、インドネシア大使館に勤めた経験がある英会話可能なカンボジア人モスリムを通訳として伴って、果てはラオス・ベトナムの三叉国境の山岳の町(名前は、ラタナキリという)まで、タイから持ち込んだ自分の車にOIオーガニゼイション・インターナショナル)のナンバープレートを付けて踏破したのだが、置屋は、フンセンによって、見事にほぼ壊滅させられていた。ましてや少女売春村など見たことが無い。通訳のカンボジア人もそう言っていた。ただし、プノンペン市の外れにあるスラム街、同じく南方約120キロにあるカンポット、同じく北東120キロにある日本カンボジア友好橋の町(コンポン・チャム)、同じく南西200キロの辺境の町、など 極く例外的に、垣間見られたが、それも殆ど廃墟化していた。警察当局のお目こぼし(僅かな賄賂を支払って)で、隠れ家的に(もしくは、かつかつ)生き残っているだけだ。いずれも(一部の?)地元民にしか分からない僻地のような場所である。

フンセンは、日本など国際無償支援の資金導入を巧み(○○賢い?)方法=たとえば、4号線などの主要幹線以外の国道は、アスファルト舗装の構造が低質のため、1年ごとに確実に劣化して壊れる等=によって、10何年以上にも渡って延々と続けさせる、、、、また、世界でも有数の貧乏国であるにもかかわらずプノンペンの白亜のフンセン首相府は豪華絢爛そのものだし、シアヌークビルなど各地の避暑地に自らの豪邸を持つなど、一部国民の不信感を買っている独裁者ではある。(註=国中に至るところにカンボジア人民党の集会所を作って選挙時には首都だけでなく国中に選挙用の大量動員をして人
気を取るとか、日常茶飯的にTVに頻繁に出演して人気を取るなど、いわゆる愚民政策によって、ポルポト壊滅以来の四半世紀以上の間、ずーと首相を独占している)。そんな問題もある首相ではあるが、世界中に知れ渡ったスワイパー売春村の壊滅作戦、全国の置屋一掃作戦は・・・カンボジア女性を本国に連れ帰って虐待した例が相次いだ韓国人と、カンボジア女性との結婚を禁じる立法措置(後に変更)などと並んで(笑)・・・
誇り高いフンセンの、数少ない功績の一つである