
レッズレディースのスタメンは、ほぼ前節と同じだけど、右サイドバックの遠藤優が不在で栗島、そしてボランチの位置には安藤というメンバー。
序盤から試合を優位に進めたレッズレディースは、9分、右サイド清家から中央の菅澤へ、菅澤がポストとなって猶本ノジマステラのDFラインの裏へラストパスを送ると抜け出した安藤がGKの位置をよく見てゴールへ流し込んでレッズレディースが先制!(ちょっとオフサイド臭かったけど、相手のサイドバックがオフサイドラインを崩してたかも?)
早い時間帯に先制したのはいいけれど、その後はちょっと攻撃が停滞しちゃったかなあ。ボールを持ってDFラインからビルドアップを試みるのはいいんだけれど、DFラインから効果的なボールが前線に渡る事が少なかった印象。まあ、リードしたから無理をしなかったという見方も出来るけど、どうもパスを受ける側の動きがないのでパスの出し手が困ってバックパスという流れが多かったと思う。
それと、以前からレッズレディースの選手って狭いところを使う癖があると思うな。細かいパスワークがプレースタイルであるチームとはいえ、もっとスペースを使ってもいいと思うんだけどなあ。
そんな停滞した流れの中でも、25分、ゴール前の混戦から菅澤?が戻したボールをサイドバックの水谷が絶妙なコントロールショットを決めて2点目が取れたのは良かった。
ちょっと停滞感がありながらも終始優位に試合を進めていたレッズレディースだったけれど、38分にミスから失点。バックパスに対して安藤と石川が譲り合っちゃったんだよね。
去年の対戦では2点差から追いつかれた苦い経験があるから、この失点はちょっと嫌な感じだったよね。前半のシュート数は同数だったし。
後半は、前半とあまり変わらない内容という印象だったんだけど、後半のノジマステラのシュート数はたった1本。対するレッズレディースは12本!後半の得点は猶本の1点だけだったんだけど、シュート数では圧倒してたんだね。1点差の時間帯が長かったから接戦になってるような気になってたのかなあ、俺?
ただ、あれだね、この試合だけじゃないんだけど、貴子さまの決定力がもう少し高ければ、圧勝となっていた試合はかなりありそうな気がする。この試合も3回くらい貴子さまの決定機があったし、前節のASエルフェン戦でも5回くらいあったような気がする。ASエルフェン戦では最後に決めてくれたけど。貴子さまには決定力を上げて欲しいなあ。シュートまでは素晴らしいものがあるだけに。
ところで、長船を下げて島田を入れた意図は何だろうなあ???攻撃が停滞していた感があるから前線に刺激を与えたかった???よくわからん。
とにかく、この勝利は大きく、INACがベレーザと引き分けたために我ら浦和レッズレディースは首位浮上ですよ。まあ、次はWe Action Dayなんで、すぐに2位に逆戻りしそうな予感はするけどね。どちらにしろ、残り試合を全部勝てばタイトルを取れるのは間違いない。一歩一歩気合を入れて勝ち続けましょう。