ACLグループステージも終盤の第5節、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002で、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズと対戦します。
浦和の勝ち点は現在9で首位、3位、4位のFCソウルとウェスタン・シドニーとの勝ち点差6。仮に残り2試合を連敗したところで勝ち点で並ばれますが、直接対決で5−2、4−0と大勝しているので、余程の事がない限り、浦和が3位以下に落ちることはありません。(勝ち点が並んだ場合は、当該チーム通しの対戦結果で順位が決まるため)

となれば、後は1位突破か2位突破か。1位突破となればグループHの2位と対戦するので、どちらかというと1位突破したいかな。
なお、現在2位の上海上港が浦和と勝ち点で並んだとしても、直接対決のアウェイゴール差で浦和が勝っているので、浦和が上の順位となります。

いずれにしろ、浦和は、次節のウエスタン・シドニー戦で勝ち点1以上と獲得すればグループステージ突破が決まります。

浦和のメンバーですが、ミシャ監督はベストメンバーで勝ちに行くといったような事を言っていたようですが、これは疲労等を考慮した上でのベストメンバーという意味だと思うので、多少のターンオーバーが実施されそうです。前日練習の感じだと、阿部勇樹と宇賀神がお休みらしく、もしかしたら遠藤も休みかも?
その他にも、前線は李とズラタンを起用しそうで、ラファエル・シルバと興梠か武藤はベンチスタート濃厚。組み合わせとしてはベストとは言えないかもしれないけど、ここで結果を出さなければ出場機会が減っていくだけなので、みんな頑張ってくれるでしょう。

また、対戦相手のウエスタン・シドニーは金曜日にAリーグにプレーオフで120分間闘ったそうで、こちらも何人かターンオーバーしてきそう。

ここで気になるのは、ウエスタン・シドニーのモチベーション。どうなんでしょうね?
Aリーグプレーオフは敗退、ACLの決勝トーナメント進出を狙うならば、浦和との初戦の4−0敗戦をひっくり返さないといけません。かなり困難なお話です。まあ、今年のUEFAチャンピオンズリーグでバルセロナが大逆転した例がありますから不可能とは言いませんが、モチベーションの維持が難しい状況なんじゃないでしょうか?プロの意地もあるでしょうけど。

いずれにしろ、浦和は引き分けでもグループステージ突破が決まりますけど、やっぱり狙うは1位での突破。勝ち点3を取りに行きましょう。