2080415浦和レッズvs清水エスパルスJ1第8節、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002で清水エスパルスと対戦しました。

浦和は、大槻監督に交代した後、リーグ戦で連勝してこの試合に臨んでいます。

大槻監督が就任した直後のルヴァンカップ広島戦では堀前監督と同じ4バックで試合に臨んでいましたが、就任後の最初のリーグ戦・仙台戦では相手に合わせる形で3バック、そして次の神戸戦では相手が4バックでしたが継続して3バックを採用していました。仙台戦で採用した3バックがいい感じで選手もやりやすそうだったので、そのまま継続したんでしょう。
そして、この清水戦も3-5-2で臨みました。

浦和のスタメンは神戸戦を休んだ槙野と阿部勇樹がスタメンに入った事は予想通りでしたが、その神戸戦でヘロヘロになるまで走り回っていいプレーを見せてくれた新人の橋岡くんが神戸戦に続いて右ウィングバックでスタメン出場したのは、正直言ってびっくりでした。あれだけヘロヘロだったから、てっきり休ませるものかと思ってました。若いから回復も早いのかな?
20180415 2得点の興梠慎三その橋岡くん、この試合も大活躍でした。個人的にはMOM級の活躍だったと思います。

試合は、なかなかお互いにチャンスを掴めない一進一退の形で時間が経過していったかと思います。
なんかお互いにシュートが少ないなあと思っていたら、前半23分、ほぼフリーでボールを受けた菊池が左サイドを駆け上がってクロス、これをドンピシャで興梠が頭で合わせて浦和が先制!

さらに前半29分、今度は右サイドを橋岡くんがドリブルで突破、クロスに再び興梠が頭で合わせて浦和が2点目。膠着状態になりそうだった試合が一変して浦和が圧倒している雰囲気となりました。

清水は4バックですが、4人で中央を固めていて、ボールホルダー側にスライドはするけれどサイドのケアが甘く、両ウィングバックの菊池と橋岡くんがほぼフリーでやりたい放題。浦和の楽勝ペースとなりました。
20180415浦和レッズゴール裏ところが、後半に入ると、多分、ハーフタイムで清水の監督がサイドをケアしろと指示したんでしょうね、一転してサイドをなかなか攻略出来なくなりました。

それでも2点リードの浦和は余裕で試合を進めていた・・・ように思っていたんですけど、後半9分に浦和の右サイドからのクロスをファーサイドで清水・クリスランが頭で(高い!)折り返し、金子に決められて1点差。

浦和の右サイドは橋岡くんが清水の攻撃をほぼ封じていたんですが、この失点シーンだけは橋岡くんがそこにいなくて、ほぼフリーでクロスを上げさせちゃったのが痛かったですね。浦和のDF陣はクリスランにほぼ仕事をさせていなかったんですが(いいパスも出ていなかったし)、この時だけは仕事をさせちゃいました。
そして、ここから清水のペースになって浦和にとって苦しい時間帯が続くことになりました。

ただ、浦和の守備陣は踏ん張りましたね。前半に比べて選手間の距離が開いた感じで守備が薄くなったと感じていたんですが、清水の攻撃もちょっと単調だったので、何とか凌げました。これが川崎のように上手くパスを回されたら危なかったかも?もしくは、クリスランとか途中投入の鄭大世を狙ってハイボールを放り込まれた方が怖かったかも?

前半、あれだけ攻略できた清水のサイドをケアされたことによって浦和の攻め手がなくなった形ですが、外が駄目なから中からというのが出来なかったのが浦和の課題ですかね。3-5-2の布陣を採用してから3試合目ということもあるかもしれませんが、あまり中を崩すというシーンは見られませんね。

さて、前半は楽勝ペース、後半は押し込まれて苦しい展開という試合でしたが、浦和は何とか逃げ切ってリーグ戦3連勝を飾りました。第5節までは降格圏にいた順位も10位まで上昇しました。

この試合の個人的MOMは、上に書いたように橋岡くん。
浦和の2点目をドリブル突破からアシストを記録したし、清水のサイドバックの攻撃参加を高確率で封じていました。最後は足を攣ってプレーが厳しそうでしたが、まだプレー出来ると主張し続けたのも好印象(いや、それが本当にチームのためになるかどうかは議論の余地があるかもしれないけど)。

心配なのは前半途中で負傷交代したマウリシオ。試合後のWe are Diamondsは一緒に歌っていたので重症ではなさそうですが、復帰まで長引くようだとチームは苦しくなりますね。過密日程だけに。

チームは監督交代から負けなし、リーグ戦3連勝と結果だけ見ると波に乗ったように見えるけど、それは監督交代ショックで選手が頑張り出すという、世に言う「監督解任ブースト」では決してなく、もともとのチーム力を少し取り戻しただけだと思います。

それに、特に後半に押し込まれる事が多く、毎試合ヒヤヒヤしながらなんとか勝っているので、もっと強いチームと対戦した時にどうなるかですね。そういう意味では、次節の札幌戦はひとつの試金石になるかもしれません。ミシャ監督のやり方に戸倉やジェイ(怪我してるだっけ?)の決定力があるから、難しい試合になるんじゃないかな。

選手の疲労と宇賀神、森脇、そしてマウリシオの負傷で、水曜日のルヴァンカップ・ガンバ戦はものすごく難しい試合になりますね。リーグ戦を優先してもらいたいと思いますが、もちろん、それは負けてよいという訳ではないので、選手起用をどうするか。出場機会が少ない選手を多用すると予想しますけど、それでも勝って欲しい。そうすれば、チーム内の競争が激しくなって、チームはより強くなります。期待しましょう。