20181201 浦和vsFC東京Jリーグの2018年シーズンの最終節。いろいろ書きたい事もあるんだけど、まずは浦和レッズvsFC東京の試合から。

中3日後の天皇杯準決勝、さらに中3日での決勝を睨んで、浦和レッズのオリヴェイラ監督は、主力の何人かを休ませるという判断。
まず、興梠と武藤とマウリシオ(負傷と伝えられてたけど、まだ復帰出来てないのかな?)はベンチ外、宇賀神と長澤はベンチスタート。よって、2トップは、李とアンドリュー・ナバウト。ボランチは、負傷明けの青木と出場停止明けの柏木、それに初スタメンの柴戸くん。
WBは、右に橋岡、左は久しぶりの荻原くん。3バックは、岩波、阿部勇樹、脳震盪から復帰の槙野。
前節の湘南戦の時は、岩波がリベロ、右ストッパーは森脇としていたけど、今回はちょっと変えてきました。森脇と橋岡くんの連携より岩波と橋岡くんの方がいいと判断したのかもしれないですね。
あと、青木、柏木、槙野は、前節は休んでいるので、試合勘を取り戻すために起用したってこともあるのかも?


一方のFC東京は、天皇杯は既に敗退しているので、本当に今季最終戦。(日頃見てないからよく知らないけど)ベストメンバーでスタメンを組んでいました。(たぶん)

まあ、出場機会が少ない選手を何人か起用して、相手はベストメンバーなのだから苦戦は仕方ないと思っていたけど・・・

9分、柏木のCKに李が頭で合わせて浦和が先制!
前半はいつものメンバーではない浦和のペースだったかな。でも、時折危ない場面もあったかな。何度か選手が足を滑らせてピンチになってたけど、相手のシュートミスもあって助かった場面も。前回の埼スタから時間が経ってるけど、ピッチが滑る状態だったのかなあ?

という訳で、危ない場面もあったけど悪くない感じで前半は1-0。
ところが、後半開始早々に失点。ゴール裏にいた僕の前で振られていた大旗で見えなかったんだけど、もう後半キックオフからあっという間の失点でした。東にキープされて最も警戒すべきディエゴ・オリヴェイラにやられたらしい。ちょっとキックオフ直後に一気に攻め込まれてバタバタしちゃったかな。

でも、僅かにその2分後、FC東京側のペナルティエリアの浦和から見て左の角付近で荻原くんがファウルを受けて倒された直後、FC東京がセットプレーに備えて守備陣形を整える前に、ゴール前に走り込んだ浦和の選手がいました。柏木はそれを見て素早いリスタートでピンポイントクロス。これがドンピシャで浦和が勝ち越し。この走り込んで頭で合わせた選手が誰なのかと思ったら・・・なんと、今季というかプロ入り初スタメンの柴戸君。FC東京のリスタート時の一瞬の隙を見事に突いたゴールはプロ入り初ゴールとなりました。

これまでオリヴェイラ監督にクローザー的な使われ方をしてたんで、もっぱら試合の後半途中からの出場だったんで、スタメンではどうかなと興味深かったんですが、同じように守備時には相手に思いきりプレッシャーをかけ、見方がボールを持てば積極的に攻撃参加出来てたし、その結果としての初ゴール!もちろん多少のミスもあったけど、オリベイラ監督の心象は相当良かったはず。これからは、クローザーだけでなく、立派にスタメン候補になったと思います。

という訳で、この試合のMOMは、個人的には柴戸君。まあ、普通に考えると2得点の李なのかもしれないけど、ここは柴戸君にあげたいなあ。

68分には、GK西川くんからのロングフィードを最前線のアンドリュー・ナバウトがヘディング、こぼれたボールにアンドリューが自ら相手より先に追いついてマイナスのクロス、これに李が左足アウトサイドでおしゃれに合わせて浦和が3点目。

アンドリューは、カウンターで何回かチャンスを掴んでいたけれどゴールには結びつかず、人によってはネガティブな印象を持たれかねなかったんだけど、このアシストは良かったね。

李は意外にも今季初スタメンだったんだね。そうだったっけ?
ミシャ時代の1トップ2シャドウじゃなくなって、ファブリシオも加入して、出場機会が減るのも仕方ない面もあるけど、こういう試合を見るとベンチの置くのは勿体ないね。
他にもズラタンがいるし、ファブリシオも戻ってくるだろうし、来季の攻撃陣の陣容はどうなるんだろう???

あと、久しぶりの出場だったのは荻原くん。
荻原くんは左WBとしての出場だったけど、ちょっとポジション取りに難があったかな。柏木に味方ボールの時はもっと前へ行けって怒られてたし。
浦和の右サイドから攻め込まれてDF陣が全体的に右にスライドした時後に左へふられた時に左の選手をどふりーにしちゃってピンチになってたよね。まあ、左ストッパーの槙野が右に寄ってたんである程度仕方ない面もあるし、宇賀神でも同様な事がたまに発生するんで、チームとして対策が必要だね。
72分には、足を攣って?休ませたかった宇賀神を起用せざるを得ない状況になっちゃった事もあって、ちょっと印象はマイナス。まあ、浦和の2点目は、荻原くんの仕掛けでファウルを受けたところからだから、その点は良かったけれども。


20181201 浦和レッズのゴール裏ところがねえ・・・

2点リードの終盤、ベンチには引退を表明した平川・・・いや、気持ちはわかるよ。僕だってリーグ戦の最後の試合で平川のプレーを見たかった。
でも、あの場面での平川コールは、スタンドの視線をピッチ脇でウォーミングアップする平川に集中させ、言い換えるとスタンドの意識はピッチへの集中力を欠いてしまった。そのスタジアムの雰囲気は、おそらく、選手にも伝染しちゃったんじゃないかな。思い過ごしかもしれんけど。

そんな訳で、87分に失点。
余裕をもって平川投入かと思ってたんだけど、この失点でオリヴェイラ監督の気が変わらないかなと心配したんだけど、オリヴェイラ監督は予定通り89分に平川投入。
泣きながらキャプテンマークを平川に託した柏木の姿にグッと来るものがあったけど、そんなこちらの思いとは関係なく、平川は体を張ってFC東京の攻撃を跳ね返してました。流石です。最後まで素晴らしいプレーヤーでした。

かくして、浦和は3-2でFC東京を下して、平川の門出に花を添えました。
この試合はタイトルもACL出場権争いにも、もちろん、残留争いにも関係なかったので、消化試合とも言える試合でしたけど、この勝利で浦和は順位をひとつあげて、今年のリーグ戦は5位でフィニッシュとなりました。

リーグ戦でのACL出場権を逃したことは、とても残念な事だけど、一方で、残留争いに巻き込まれる事も覚悟しなきゃいけないかなというシーズン前半戦の印象から見事に立ち直っての5位と考えると、まあ悪くない結果かな。

そういう意味では、来季はより楽しみに迎えられそうな気がします。

いやいやいや、来年の話をする前に、天皇杯だな。絶対にこのタイトルを取ろうぜ!