NHK新落語名人選 五代目 春風亭柳昇
NHK新落語名人選 五代目 春風亭柳昇
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「NHKCD 新落語名人選 五代目春風亭柳昇」(UICZ-4147)

 春風亭柳昇、というとお笑いに特に興味がなかった頃にもテレビで顔を見て知っていた。ブログ「とたけけの演芸漂流記」を読んでふと、ちゃんとネタを聞いてみたことがないなぁと思ってCDを借りることに。

・カラオケ病院

 1995年の録音なので柳昇は74歳。僕の中にはだいぶ歳をいった頃の容姿がイメージとしてあったので、もっと林家正蔵(八代目)みたいなかんじかと思いきやさにあらず、声も滑舌もハッキリと聞き取りやすく、ちっとも年齢を感じさせない。
 またこれは後半歌ネタなのでちょっとしたノドを披露、やっぱり声がしっかりしていて若々しいなぁ。あとの「雑俳」「南極探検」は80年代半ば、つまり10歳ほど若いときの録音なのだがほとんど変わらない。

 とある病院では客足がめっきり途絶えて倒産の危機、緊急会議が開かれる。何人かの医者は出席できない、というオープニングは古典落語の「寝床」風。

 様々な案が出る中で、院内にカラオケを置いて歌が上手ければ薬をタダにする、というアイディアが採用される。

 後半は患者が次々出てきてクダラない替え歌を歌う。柳昇はその雰囲気どおり、バカバカしいギャグを飄々とというか、ヌケヌケと言っていくのが面白いなぁ。

・雑俳
・南極探検

 このふたつはまくらと本編合わせて10分程度の録音。番組収録の持ち時間の関係でそうなったのだろうが、さすがに落語で10分の短さだとネタも駆け足。

 「雑俳」はご隠居に自分の作った俳句を言っていく噺。「南極探検」はホラ吹き男が南極に行ったときの話をする。

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