また、自分の愛読紙が消えてしまった。

1945年の創刊以来、JRA、南関東、ホッカイドウ、ばんえいで競馬専門紙を発行してきた「ホースニュース馬」が19日を以て全ての新聞を休刊すると発表した。


17日付けの辻三蔵氏のBLOGで新聞が休刊になると書かれている記事を見て、馬社のホームページを見たが特に何も書かれていなかったので、一体どうなっているのだろう?と思っていたが、19日の発行を以て、休刊とオフィシャルで発表された。

地方版の19日が最後となった訳だが、競馬人を育てるという部分で、とても理解のある会社だったようだ。(中川明美の南関コンシェルジュ

随分昔の話になるが、池袋のサンシャイン60に行く途中で、ホースニュース馬社を見た時には、そのレトロ感に驚かされたものだったが、最近では札幌競馬場の目の前で、「馬」の文字を良く見たのが記憶に新しいか。あの場所はオフィスだったのだろうか・・・それはともかくとして、穴のアベコーで人気を集めていたり、井崎さん、丹下さんと人気評論家もいた名門新聞もついに時代の波に飲まれてしまったということなのだろうか・・・

何とも急な結果であり(社員の方々も急な出来事のようですが)かなり驚いています。まあ、何となく馬インフルエンザの時にも、あと1週開催が中止になったら倒産するなどと言われていた話題もあった訳で、仕方無いといえばそれまでなのだが・・・(ダイヤモンドSの新聞を捨ててしまった直後に知ったほど・・・いつもは直ぐには捨てないのに、何故か今回はすぐ捨ててしまった・・・)





自分の意思で競馬を始めた時、当時選んだ新聞は「勝馬」だった。どうして勝馬を選んだのかは定かではないが、勝馬の場合、各馬のレース柱一番下に短評があり、「侮れない」と「穴はこれ」と書かれていたコメントの馬を買ったら50倍馬券を的中した。それ以来、勝馬のコメントの虜になった。


その後、故・高本公夫さんとの出会いがあり、彼のススメもあって大川慶次郎さんが顔となっていたケイシュウに変更。JRAのみならず南関東では穴の吉羽氏の予想に注目していたものだった。


1999年暮れ、大川慶次郎さんの死後、2001年にはケイシュウのJRA版が無くなった。南関東版は残ったので、南関東の競馬をする時は引き続きケイシュウを使っていたが、JRAの方は変更を余儀なくされた。当時毎週万馬券を的中していた達人的先輩のススメもあって競馬エイトに変わった。その後、競馬へのモチベーションが下がった時は新聞などは何でも良くなっていたりして、その時々の人のススメや看板予想家を参考にすることなどで、ダービーニュース、日刊競馬、競馬研究、競馬ブック、一馬をアレコレと触れていたような感じだった。

2005年、BLOGを始めた頃から、色々な理由の中で、JRAはホースニュース馬、南関東は日刊競馬と変わり、スポーツ紙は喫茶店ほか色々な場所でほぼ全紙を見る感じで最近は競馬と取り組んでいた。


と、言う訳で、ケイシュウに続き、ホースニュース馬と、愛読紙が消えて行ってしまった・・・・・




410円の競馬専門紙(地方は500円以上)と130円のスポーツ紙。スポーツ紙の情報充実があり、どこでも買える部分もあり、競馬だけの情報で400円と様々なスポーツ情報も得て130円(夕刊なら120円)割高感のある競馬専門紙を買う人は年々減っているのは感じていた。自分自身、競馬専門紙とスポーツ紙を買っていたが、毎週末、専門紙1紙とスポーツ1紙、夕刊1紙を土日で実施していれば、1日650円×土日で1300円。月曜日には競馬専門誌を600円で買い、更に地方競馬の重賞などを買えば更に500円で、毎週2400円。このほかに月刊誌を買ったりすれば、1月に1万円以上が馬券を買う以前からの競馬エンゲル係数となる。


毎月1万円の先行投資。年12万×15年近くと考えると200万近いお金を馬券以外に競馬に投資していたことになる。

うーん・・・これはデカイ。


月1万円の出費。スポーツ紙に変えれば定期購読1ヶ月でも4000円以下で済む訳だし、開催日だけなら更にお買い得になる。

スポーツ紙も看板予想家もいるし、データも満載だ。予想の為の指数があればOKという人も多いだろう。G1レースともなれば、専門紙よりもスポーツ紙の方が情報が豊富だったりする訳で、浮いたお金で馬券を買った方が良いと思うのは当然の事だろう。

そして何と言ってもインターネットの普及があり、レース柱も無料で簡単に閲覧出来る今、高価で手に入れにくい競馬専門紙が時代から取り残されているのは、何となく理解出来なくもない。


ただ、WEB上で見ているのと、紙で見ているのとでは、自分の中では全然違うものであり、紙で見ることの分かりやすさ、楽しさがある。紙ならスポーツ紙でも良いじゃないかという意見もあるだろうが、専門紙ならではの信頼感みたいなものもある。

それに、馬という遊びをPLAYする時の必須アイテムだったのは、競馬新聞と赤ペンであり、良くも悪くもそれが競馬の持つイメージでもあった。

そんな歴史ある競馬新聞が世の中から消えていくという事実・・・


新聞業界の衰退の流れなのか、競馬業界衰退の流れなのか・・・・


どちらにしても、1つの時代が終わったということなのだろうか・・・


競馬を取り巻く環境の変化に戸惑いつつ。