December 29, 2017

2017年、ありがとうございました

先日12月23日のノアズカフェ@阿佐ヶ谷イネルにお越し下さった皆さま、ありがとうございました。一区切りということで来て下さった方もいらして、本当に感謝でした。



上高田でノアズカフェをやっている頃/閉店して、ウナカメやイネルで一日カフェをやりはじめた頃は、フェアトレードを伝えること、そのことが平和につながるのだと信じて疑っておらず、それがノアズカフェの原動力となっていました。

が、東日本大震災やその後の年月の中で、それまで経験してたことのないことをたくさん経験し、消化し切れず、言葉にできず、ここ数年は「フェアトレードって何だろう」「なんのためのノアズカフェか」ということが、自分の中で曖昧になってきてしまっていたところがありました。

そんな中、今年に入ってから、縁あって福祉系の団体で働くことになりました。その中で「合理的配慮(実質的な公平)」という言葉や「底点志向(もっとも弱い人を見捨てないという意志)」という言葉、福祉という言葉は英語で「welfare」すなわち「良い旅、うまくことを運ぶ、うまく生きる。転じて、生きるという旅をより良くするためのこと」という文に出会い、『あぁ、私が"フェアトレード"を通じて学んでいたこと、伝えたかったことはこれだ』と思いました。



ノアズカフェのお客様で、いつもとっても丁寧に、そして嬉しそうに、私のごはんを食べて下さる方がいらっしゃいます。一口食べる毎に箸を置いて、もぐもぐ。そして、にこり。私の拙い料理をそんな風に味わって下さって本当に感謝しかなく、この間は拝見していて思わず涙がこぼれてしまいました。同時に、その方はリーディングのお客様でもあり、わりとずっと大変な気持ちで生きて来られたことも見せて下さっています。そんなにしょっちゅうお会いするわけではないけれど、私はこの方と「共に生きている」のだと感じます。

そんな風に「共に笑い、共に泣き、共に生きている」と思わせて下さる方は、このお客様一人ではなく、そんなお客様との出会いこそ、私にとっての「welfare」なのだと思いました。

この「welfare」をもっとちゃんと形にしていきたい。もっとしっかりと作り上げたい。

来年は、イネルという港を出て、また次の場所へ向かっていきたいと思います。

航海は風任せ。
まだ何も決まっておりませんが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。 


Special Thanks for inelle!


noahs_cafe at 22:07|Permalink*上高田日記 
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