May 11, 2024
#STOPGENOCIDE
昨年10月に私がタイに行く直前に始まったハマスによる越境攻撃とそれに続くイスラエルによるガザ地区への攻撃。当初「そうは言っても、すぐに終わるのでは?」と思っていたのですが、帰国後、パレスチナで取材をされていた方とお話ししたら、「今回は長引くと思う」とおっしゃっていて、その言葉の通り、それからあっという間に半年が過ぎてしまいました。
虐殺や”なぶり殺し“という言葉でしか表せない惨状を目にしながら過ぎていく日々。いま何ができるかって、声を上げることだけだよ…と思いながら、私は「よし、本を読もう」とページをめくり始めました。
1冊目は、発売当初に購入したにも関わらず本棚で眠っていた『人は愛するに足り,真心は信ずるに足る: アフガンとの約束 (岩波現代文庫 社会 328) 』

「こんな酷いことを止められない世界に生きている」という絶望も、出来ることも、中村先生の足元にも及ばないけれど、同じ志を持つことは出来る。心折れずに向き合い続ける力をもらえる本だと思いました。
2冊目は『NHK 100分 de 名著 ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』 2024年 2月 [雑誌] (NHKテキスト)』。

番組で「小説やエスノグラフィが、他者の苦痛に対する感性を高めるという公共的な目標のために役立つ」「どうすれば私たちは「残酷さ」に対する感性を磨くことができるのか。共感を育むことができるのか。ローティはその手がかりをフィクションやエスノグラフィ、ジャーナリズムに求めます」と言っていて、『そうだよね』と思う一方、『人類、もうそんな悠長なことを言っていられないのでは…』と気持ちもあり。
前出の本で「心折れずに向き合い続ける力をもらえる」と思い、言葉の力を信じたいと思いつつ、やはり無力を感じることもある。
そんな折り、SNSで「すごい本」と紹介されていた『穴持たずども (ロシア語文学のミノタウロスたち)』を図書館で見つけ、読んでみました。

何がどうすごいのか…ロシアの文学であるという前情報だけで読み始めたのですが、のっけからすごかったです……暴力描写が。。。『よくこんなエグいことを考えて文章にするものだ…』と思うも、現実で起きていることは、これに勝るとも劣らない惨劇だと、ガックリ。
基本的には人の善性を見て生きていきたいけれども、人間には信じがたいほど残忍な側面があるということも事実。じゃあどうやって虐殺や戦争を止めさせるのか、欲望丸出しの相手にどう向き合って社会を構築していくのかといえば、ダメなものにはダメと言い、やってはいけないことをルール化/システム化していくしかない。今はそのルールやシステムが機能していないけれど、それなしでは平和は作れないのだ…と、描かれている不条理を反面教師として思いました。
思っていた方向とは違ったけれど、確かに「すごい本」だったし、言葉には力がある……ということは強烈に感じました。
作中、やたらと人を殺す人が登場するのですが、これを現実でやってはいけない……。人類、「殺すな」くらい、そろそろ徹底できませんかね。。。

渡泰中の2023年10月、バンコクでもデモがあるという話があったのですが、当日は雨予報で中止になってしまいました。以後デモの話は聞いておらず、それがお天気のせいなのか、政情のせいなのかはわかりません。
一方日本はなんだかんだで毎週末どこかで抗議活動が行われているし、SNSでも絶絶えず抗議の声が上がっています。“声を上げることができる“というのも一つの自由なのだと改めて感じました。この手に中にある自由、ちゃんと使っていきたいです。

虐殺や”なぶり殺し“という言葉でしか表せない惨状を目にしながら過ぎていく日々。いま何ができるかって、声を上げることだけだよ…と思いながら、私は「よし、本を読もう」とページをめくり始めました。
1冊目は、発売当初に購入したにも関わらず本棚で眠っていた『人は愛するに足り,真心は信ずるに足る: アフガンとの約束 (岩波現代文庫 社会 328) 』

「こんな酷いことを止められない世界に生きている」という絶望も、出来ることも、中村先生の足元にも及ばないけれど、同じ志を持つことは出来る。心折れずに向き合い続ける力をもらえる本だと思いました。
2冊目は『NHK 100分 de 名著 ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』 2024年 2月 [雑誌] (NHKテキスト)』。

番組で「小説やエスノグラフィが、他者の苦痛に対する感性を高めるという公共的な目標のために役立つ」「どうすれば私たちは「残酷さ」に対する感性を磨くことができるのか。共感を育むことができるのか。ローティはその手がかりをフィクションやエスノグラフィ、ジャーナリズムに求めます」と言っていて、『そうだよね』と思う一方、『人類、もうそんな悠長なことを言っていられないのでは…』と気持ちもあり。
前出の本で「心折れずに向き合い続ける力をもらえる」と思い、言葉の力を信じたいと思いつつ、やはり無力を感じることもある。
そんな折り、SNSで「すごい本」と紹介されていた『穴持たずども (ロシア語文学のミノタウロスたち)』を図書館で見つけ、読んでみました。

何がどうすごいのか…ロシアの文学であるという前情報だけで読み始めたのですが、のっけからすごかったです……暴力描写が。。。『よくこんなエグいことを考えて文章にするものだ…』と思うも、現実で起きていることは、これに勝るとも劣らない惨劇だと、ガックリ。
基本的には人の善性を見て生きていきたいけれども、人間には信じがたいほど残忍な側面があるということも事実。じゃあどうやって虐殺や戦争を止めさせるのか、欲望丸出しの相手にどう向き合って社会を構築していくのかといえば、ダメなものにはダメと言い、やってはいけないことをルール化/システム化していくしかない。今はそのルールやシステムが機能していないけれど、それなしでは平和は作れないのだ…と、描かれている不条理を反面教師として思いました。
思っていた方向とは違ったけれど、確かに「すごい本」だったし、言葉には力がある……ということは強烈に感じました。
作中、やたらと人を殺す人が登場するのですが、これを現実でやってはいけない……。人類、「殺すな」くらい、そろそろ徹底できませんかね。。。

渡泰中の2023年10月、バンコクでもデモがあるという話があったのですが、当日は雨予報で中止になってしまいました。以後デモの話は聞いておらず、それがお天気のせいなのか、政情のせいなのかはわかりません。
一方日本はなんだかんだで毎週末どこかで抗議活動が行われているし、SNSでも絶絶えず抗議の声が上がっています。“声を上げることができる“というのも一つの自由なのだと改めて感じました。この手に中にある自由、ちゃんと使っていきたいです。

noahs_cafe at 00:11│世界で起きていること