2010年02月07日
アリゼオの単勝2倍割れはないぜよ(龍馬風)
ヴァーミリアンの一口馬主は2000万円の利益
(東京スポーツ『トレセン発マル秘話』)
よく中級条件で着拾いしている馬を「馬主孝行」と呼んでいるけど、
いまの統一ダート戦線も似たような状況だから、こういうことになるのです。
出走さえできれば賞金が手に入る、というのはよろしくありませんね。
川崎記念の日に起きた悲劇
共同通信杯
ちっとも笑えないダジャレを記事タイトルにしてしまっているが、
レース前の私の率直な気持ちをちょこっとアレンジしただけである。
アリゼオは単勝1.8倍の馬ではない。そこまで抜けた存在ではない。
確かに出走馬13頭中10頭までが500万クラスの馬という低レベルのメンバーであり、
新馬→特別と出世コースに乗っていたのはアリゼオだけだったが。
私もその流れで、ついついアリゼオを本命にしてしまっていた。
だが血統背景をすでに不安視していたし、パドックでは落ち着きがなかったし、
とてもじゃないが共同通信杯で単勝1.8倍に推される馬ではなかった。
もし現場に行っていたら、オッズを見た瞬間に“見”を決めていただろう。
案の定、前半36秒2−中盤37秒8−上がり34秒2という典型的な緩ペースに引っ掛かり、
アリゼオは力みまくって走っていた。これをこなせてこその1番人気馬である。
今回の敗戦は力を出し切れなかったものだと言えなくもないが、
不利な流れとなっていたダノンシャンティに差されてしまったことで、
この世代においての序列はある程度決まった感がある。
勝ったハンソデバンドも、ヴィクトワールピサに負けているダノンとの比較で考えれば、
先行有利の流れで僅差まで迫られたのだからお里が知れようというもの。
ダノンシャンティは「ものさし馬」だと思っているので、展望の時点で評価していない。
今回は特に、タメて鋭い瞬発力をみせたことでマイラーの可能性が出てきた。
距離は皐月賞がギリギリかも。間違いなくダービーでは要らない。
まぁおそらく、マツクニローテでNHKマイルは必ず使ってくるのだろうが。
シルクロードS
ハナを切らないと持ち味が生きない…という馬がいないメンバー構成で、
ならばと藤田伸二が先手を取らせたショウナンカザンは11秒を切るラップが刻めず、
重賞とは思えない緩めの流れとなった。道中は団子状態で進み、全馬が楽をしていた。
なのに、勝ち馬からシンガリまでのタイム差は1秒3もあった。
勝ち馬と2着馬のタイム差も0秒3(着差は1馬身3/4)あった。
ハンデキャップ戦はすべての馬が横一線で入ることが理想なのに、である。
明らかにアルティマトゥーレの55.5kgは軽すぎた。せめて56kgはほしかった。
そして、他馬に課された斤量も見直すべきだった。
特に4歳勢は、みな2kg余計に背負っていたと思う。
展望記事でも触れたが、グランプリエンゼルの55kgはない。
ハンデ戦でハンデキャッパーにこういうチョンボをされては、
「定量戦や馬齢戦以外は全部別定でいいじゃん」と言いたくなる。
騎手たちはみな口々に緩ペースを敗因に挙げているようだが、
私はハンデが間違っていたからこうなった、と主張したい。
小倉大賞典
コースの除雪により1Rの発走が1時間遅れ、
ゲートの誤作動でドリームサンデーが飛び出して200mも逸走、
そして直線での三浦皇成のラフプレー。あれは、ひどい以外何物でもない。
なんか1日中ざわついた感じの土曜日の中京競馬だった。
小倉大賞典のレースそのものは内容あるものだったと思う。
中京でのんびり構えていてはどうにもならないと騎手たちは考えていたようで、
大外から強引にオースミスパークがハナに立ち、
それをドリームサンデーとアーリーロブストがつっついて、
前半5Fの通過が58秒3。普通ならこれでは前は残れない。
しかし、オースミスパークは逃げ切り勝ちを収めてしまった。
昨秋からの好調を持続していたのが大きいとは思うが、
テン乗りの藤岡康太の思い切りの良さがいいほうに働いたのでは。
発走前のこととか三浦皇成のこととか、もやもやの多い今回の小倉大賞典において、
藤岡康太のけれんみのない騎乗ぶりは、春が近づいたように感じさせた。
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