エリザベス女王杯と武蔵野Sの展望


名牝

(東京スポーツ『サプリメント・ブログ』)

私の“名牝”の基準は、競走成績などの現役時の印象度よりも、繁殖成績にあります。
優秀な子孫を残すために淘汰されていく宿命を負っているサラブレッドなのだから、
いくら大きなレースですばらしい勝ち方をした女傑でも、その仔が走らなければ、
競馬の世界では母親失格という扱いにならざるを得ないのです。
リンク先の記者が推しているテスコガビーは、現役時に放牧先で心臓マヒで急死、
産駒どころか種付けすら行われていません。おぼこ娘のまま夭折してしまったのです。
同馬を軽んじているわけではないけど、子どもを残せていない以上“名牝”じゃない。
史上最強の牝馬、と呼ばれる候補の一頭であることは間違いないと思いますが。



ローズキングダムの祖母もいる。まさに“名牝”揃い


エリザベス女王杯

昨年歴史的な大波乱を演出したリトルアマポーラが今年も出ているが、
年が明けてからの同馬には若さが感じられない(まだ5歳なのに)ので、
積極的にポジションを取って後続にフタをするという昨年のような競馬はできまい。
したがって、テイエムプリキュアがハナを主張するとは思うが、
今年はそこそこの流れで馬群が詰まった展開になるはずだ。
さて、このレースは毎年「3歳娘vsおばはん」の世代闘争の様相を呈しているが、
3歳馬は秋華賞が大目標であり、この女王杯はあくまでおまけのレース。
今日のマリーンズの、日韓戦みたいなものだ。ポストシーズンのおまけ。余計な一戦。
しかしそれにしても、お寒い内容…SKはファームクラスだったことを割り引いても…
野球のことはともかくとして、秋華賞勝ちの勢いでここも好走ということはあまりなく、
基本的には、このレースを秋の目標に掲げている古馬のほうがよく走っている。
秋華賞から女王杯を連勝した馬はファインモーションとダイワスカーレットだけで、
(女王杯で1着から降着になったカワカミプリンセスという馬もいるけれど)
アパパネは確かに強いが、前述の二頭クラスの馬か?と言われると心もとない。
ただ、3歳馬が連対しづらいわけではなく、秋華賞でそこそこだった馬が来ており、
ローズSでアパパネを破り秋華賞で同馬に0秒1差まで迫ったアニメイオバイトにも、
逆転の目はあるだろう。馬が良くなっていると言われているし。でも押さえ。
やはり中心は古馬から。できればOPの牡牝混合戦を勝っている馬を選びたい。
となると候補は絞られる。メイショウベルーガだ。
京都大賞典と日経新春杯を勝っているように、明らかな京都巧者。
最後の切れを生かせる平坦な直線が、よほど合っているのだろう。
得意のコースで強敵が少ない今回は、G1制覇最大のチャンス。
「ここで勝てなかったらどこで勝つ」だ。9番の単勝と、馬単9→2・6・12・14・16。

武蔵野S

JCダートは、先週のJBCクラシックとみやこSから考える予定だったが、
このレースも多士済々で目が離せない。本番とは距離が200m違っているのに。
前日売りでは1,400mまでしか勝ったことがないケイアイガーベラが単勝1番人気、
馬連も売れているようで、馬券的にもかなりおいしいのではないだろうか。
ユノゾフィーは復帰明けの横山典弘が鞍上という点が引っかかるだけで、
前走58kgを背負いながら快勝しているように、東京ダートでは安定して強い。
父がフォーティーナイナーだけにJCダートへの展望はしづらいが、
1,600mなら軸馬に据えてもいいだろう。12番から、相手を絞って馬連流し。
次への展望という点では、久々のダートとなるブラボーデイジーに注目したい。


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