海の向こうから津波も来たけど、朗報も来た


有馬記念と同じく「自ら勝利をつかみにいく」競馬で、今度は世界制覇。すごい。
昨夜はさすがにTENGAのことを忘れて泣きました。おめでとう、ヴィクトワールピサ。
涙を流すとその時は花粉症のもろもろが楽になるんだけど、翌朝目ヤニが…
トランセンドもよくがんばった。オールウェザーの適性がものすごくあるのかも。
最も期待されていたと思われるブエナビスタは、スローにはまってしまって惨敗。
ああいう時に自分でなんとかする力がないと、世界では厳しいのですね。
「ん、流れが緩い。動かねば!」のヴィクトワールピサとは好対照でした。
シーマクラシックのルーラーシップも、スローペースに対応できていなかったかな。
UAEダービーのレーザーバレットは、力がどうこうというより、適性がなかった感じ。
ダートとオールウェザーは違うことを、私たちははっきり認識するべきでしょうね。



『太陽にほえろ!』かプロレスを観てた私は、今日の最終回は録画してません


高松宮記念

勝ち時計は水準だとは思うが、それ以外のこと全部にがっかりした。
馬券になった馬すべてがこの路線の旧勢力だったことがまず大きい。
ジョーカプチーノとダッシャーゴーゴーでの世代交代はならなかった。
しかも、その2頭が被害馬と加害馬となって審議→加害馬は11着降着処分。
同じ馬で2回も(しかも2回ともG1)やらかした川田将雅も川田将雅だが、
中途半端な立ち回りで不利を受ける位置にいた藤岡康太も藤岡康太。
ドバイを観た後だからか、外国人騎手と日本人騎手のレベルの差が際立っていた。
あまりにも落胆してしまったので、とてもじゃないが回顧を書く気にならない。

毎日杯

各馬の能力を測る基準となる“ものさし馬”レッドデイヴィスの完勝。
もうこれだけでここのメンバーはクラシックもNHKマイルCも展望できないが、
勝ち時計は前日のスプリングSに0秒7、牝馬限定のフラワーCに0秒1遅れており、
道中のペースで最終的な勝ち時計が大きく変わる長距離戦ではないので、
これは決定的にここのメンバーすべてが落ちていると断じていいと思う。
したがってトーセンレーヴは、現時点では人気先行型。単勝2倍の馬ではない。
スマートロビンも人気先行型にカテゴライズされた。昨年と今年では別馬のよう。
2着コティリオンはあの反応の悪さを見ると、もっと距離があったほうがいいかも。

スプリングS

オルフェーヴルのあのお行儀の悪さはなんとかならないのだろうか。
今回は同馬のナナメ走りで手綱を引いた馬はなく、審議にならなかったが、
池添謙一がクセを治そうとしない限り、いつか馬券で迷惑をかけると思う。
「京王杯2歳Sだけで(左回りが)ダメと決めつけてはいけない」と彼は言うが、
現状であれだけのクセがあり、全兄が府中を苦にしていることを考えると、
皐月賞がこのまま東京で行われる限りは、いいお客さんになる可能性が高い。
ベルシャザールはなぜこんなに人気になっているんだろう…と思っていたが、
走られてみて、ある程度は納得した。そこそこの強さを持っている。
ただ、瞬発力に乏しい。その点をカバーできる条件が整えば、かなり買える。
ステラロッサはこれからの馬。成長がダービーに間に合うか。
期待したリベルタスは馬にやる気がなかった。短距離を使うのも手だろう。
リフトザウイングスはデキが良さそうに見えたのにこの内容・結果というのは…
もうすでに弱い馬になってしまったか、あるいは長いスランプなのかも。

フラワーC

前半5F通過59秒0とかなり流れ(スプリングSは59秒5、毎日杯は59秒4)、
上がり3F35秒を切った馬はなく(最高は勝ち馬の35秒0)、底力勝負になった。
そんな厳しい展開の中先行して4着に粘ったマイネイサベルは、桜花賞の登録がない。
クイーンC2着ですでに府中への適性を示しているので、オークスへ直行か。
ただテレグノシス×サンデーサイレンスなので、2,400mにはかなり不安が残る。
陣営もそれがわかっていて、1,600m以下ばかり使われ、1,800mは今回が初めて。
個人的にはオークスの穴馬として考えておきたいが…
オークスの距離適性なら、勝ち馬のトレンドハンターのほうがある。
何しろマンカフェ×BTなのだ。ただ一族に大物はおらず、母系に活気がない。
2着ハブルバブルは軽めの配合でオークスよりも桜花賞向き(登録もある)。
2月末デビュー→中2週→連闘と3歳牝馬にはあまりにも過酷なローテだが、
意外とこういう馬が結果を残すのかもしれない。馬体減りはしていなかった。


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