写真展
ご報告がおそくなりましたが、写真展「丹後・宇川のくらしと基地問題」が終了いたしました。足を運んでくださった皆様、開催にあたってさまざまな形で支援してくださった皆様、口コミやSNSなどで告知に協力してくださった皆様、どうもありがとうございました!

宇川につくられた米軍基地の本格運用がはじまってから2年半。多くの問題が起きているなかにあってもなお、京都市内をはじめ、まだまだその存在自体すら知られていないと痛感してきました。すこしでも多くの人に知ってほしい、宇川の土地が変えられてきた2年半の悔しさを伝えたい・・・。そのような経験と思いが、この写真展の企画のきっかけとなりました。

どれくらいの人が来てくれるだろうと不安だったのですが、始まってみると、平日4日間を含む6日間の開催で300人を超える来場者にお越しいただきました。ありがとうございます。来場者のなかには丹後や宇川で生まれ育った方々も多くおられました。来場者とスタッフのあいだ、また、来場者どうしで、丹後のこと、宇川のこと、基地問題のことについて、自然と語り合う場面が生まれ、サロンのような場になっていたように思います。「丹後・宇川でこんなことが起きているなんて知らなかった」、「基地建設については知っていたけれどこうやって写真でみるとショックが大きい」、「基地は絶対いやや」などなど、さまざまな言葉が交わされました。宇川で生まれ育ったという80歳を越える方が、ご自身の人生と宇川について、1時間近く話されていたのも印象に残っています。こんな世の中だからこそ、そして、宇川で起きていることがひどいからこそ、みんな、語りたいことがあるのだ、と実感しました。基地問題だけに焦点をあてた写真展とせずに、丹後・宇川で営まれてきた暮らしや土地の歴史についてまず伝えよう、知ってもらおう、共に考えようという展示内容であったからこそ、さまざまな人が集まってくださったのかもしれないなととも思います。

トークイベントは3回開催しましたが、連日の満席でした。写真展の内容をこえて、丹後・宇川の暮らしや歴史、スピーカーが基地問題に向き合ってきた経験、農業、過疎高齢化、基地問題、市町村合併の問題、朝鮮半島をめぐる軍事的緊張、そしてこれからの私たちそれぞれの生き方まで、話はひろがっていきました。

この写真展が、何らかの種をまき、これからの活動の芽につながっていればと願ってやみません。

そして、来場者のみなさまからは多くのカンパをいただきました。おかげさまで、会場代や写真印刷代などの必要経費以上のカンパが集まり、赤字にならず、ほっとしております。どうもありがとうございました。宇川への思いのこもったカンパの一部は「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」へお渡ししました(「憂う会」には、ゲストスピーカーとして三野みつる代表に会場までお越しいただいただけでなく、展示写真のいくつかをご提供いただいています)。また、カンパの残りは、主催のスワロウカフェおよび「京都連絡会」の今後の活動(今後の写真展の継続も含めて)にもあてさせていただきます。

写真展2そして、写真展はこれで終わりません。写真の貸し出しを開始いたします。丹後・宇川の基地問題について考える場をつくりたい、知らせる機会をつくりたいとお考えのみなさん、ぜひ写真をご利用ください。スワロウカフェのメールアドレス noarmydemo@gmail.com  などへメッセージをいただければと思います。お気軽にご相談ください。

あらためまして、ありがとうございました。

これからも、それぞれの現場で、がんばっていきましょう!