日記と言うよりはメモ書きなのです。
対象は2008。しかし、他のバージョンでも使えると思います。
■ATOKとのお付き合い
ATOKとのお付き合いは一太郎V3についていたATOK6からだった。大して使い込まなかったが、「変換はスペース」意外は考えられないほど、これに慣れてしまった。そんな理由でMAC版の一太郎とATOK8が出たときは即買った。これのお陰でMACでも何も考えなくてもスペースで変換できるようになった。ATOKの存在価値はそれ以外にないくらいの勢いだ。その後、MAC版以外にもディスカウントがあったので、ろくに使わなかったがLinux版も買った。もうスペース変換とは全く関係がないがPalm版も買った。JustとSONYと関係が深くなったときにソニエリのジョグ携帯には一向にATOKが搭載されないことに涙を流した。もう、PCへの入力でATOK意外は考えられないほど調教されているのである。
■今年は個人的ATOK YEARなのだが…
もっとも、毎バージョン買うほどファンなわけではなく、概ね2年に一度くらいの頻度で上げている。そして今年はJustSystemへの2年に一度のお布施の年なのだ。MAC版ATOKをメインに使っているので、WIN版に遅れること半年くらいの夏前後がバージョンアップ時期なのだ。以前は(Mac OS時代?)ほぼ毎年、OSXになってからはATOKの機能アップというよりはOSのバージョンアップに合わせてATOKも上げていた。HDに残っているフォルダからみると2001年以降10年間で6バージョン渡り歩いてきたようなのでほぼそんな感じ。近年はOSのバージョンアップの期間が長くなってきたのでそれに引きずられ2年に一度くらいになっているのが実情なのである。それなりに定期的に上げているので機能アップで買った覚えはない。
しかし気分的には、どんな便利機能が搭載されようが関係なく概ね2年に一度はバージョンアップするつもりだったのだ。まさにお布施だ。かなりの御利益があるはずなのだ。
とはいうものの、ATOK本体の機能アップはかなり興味がないのだが周辺ツールで重要なものがある。それがATOK Syncなのだ。
■ATOK Syncは強力なツール
ATOKを複数のPCで使っているとあると便利なのが辞書の同期である。これを実現するのがATOK Syncなのだ。辞書ファイルをJustSystemが運営するインターネットディスクにアップロードして同期を取ってくれるのだ。各PC上で実行すると、アップロードしたものをダウンロードしてマージしてから再度アップロードという順番で辞書の同期を取ってくれるのだ。このツールの素晴らしいところはWIN同士だけでなく、WIN-MAC間の同期も取ってくれるところなのだ。WIN-MAC間で辞書の同期が取れるなんて!
■しかし、ATOK Syncは残念なツール
ATOK SyncはWIN版が2001年のATOK14から登場しているようだ。この時期はインターネットディスクはATOKユーザーには無料のプランがあって、申し込んで使っていた記録が残っていた。確か僕の使用環境が作業場所によってはプロキシが通らなかったりしたりして、余り便利には使えてなかったが、たまに同期していた覚えがある。ノートPCを持ち歩いていたせいもあって、それほど同期を必要としてなかった。しかもマージしてからアップロードするだけなので、一度消した単語が復活したりというお茶目なことも起きていて、とりあえずな機能だなというのが正直な感想だった。その後何だか忘れたが全く使わなくなった。ATOKは使い続けたが、僕の客が変わると使う単語が変わったり、そもそも家のMACとは同期できないため、さほど同期がメリットでも無かった気がする。
この状況が変わるのが2003年のMAC版ATOK Syncと2005年のIntel Macの登場である。
MAC版が登場すれば同期したい誘惑に駆られるのが人情だ。実際、MAC版が登場した時期に別途WIN版を揃えた記録が残っていた。しかし、このときは同期に成功していない。2005以降は買うときにはWIN版を一緒に買っているので毎回同期には期待して試しているようだ。全然記憶にないのだが2005のときには辞書をメールで添付して同期をとっていたらしい。この成功していない原因はATOK SyncがJustのインターネットディスクでしかまともに動かないからだ。
そしてIntel MACが決定的で、これでまともにMAC上で作業で使えるWIN環境が登場したのだ。こうなるとどうしても同期がしたい。
記憶にあるのは2008からなのだが、ATOK SyncはWebDAVが使えるようになっているのだが、WebDAVを使ったときにアップロードしかせず、ダウンロード~マージのプロセスが動かないのだ。なんじゃそりゃ。2008のときに検索すると出来たという報告があったので期待して買ったが、MobileMeで同期をしようとしたが全然ダメ。少なくとも最初の一発目だけ同期できれば十分なのだがそこまで辿り着かない。検索で引っかかる情報は大概アップロードするところで満足してしまっていて、本当に同期が出来ているのかと思う。Justのインターネットディスクは有料なのだがそれでは同期が出来ているよう。しかし、たまにしか使わない辞書同期のために使うのもなー。と思いつつ、2009でも期待したがダメなようで、2010ではMAC版のみ同期が出来るようになったらしいが、WIN版は相変わらずらしい。この間OSはバージョンアップしたが、2008は使えているのでさしてバージョンアップする理由も見つからず現在に至る。ATOKを買う検討をするときに必ず引っかかるのがATOK Syncなので、かなり残念なツールと化している。
■DropBoxが使える
お布施の時期が来て2010について調べていたらDropBoxで同期できているとの情報を得た。便利だと聞いたことはあるが、ネットワークディスクには特に興味がなかったので調べてもいなかったのだが、これが正解だった。DropBoxはネットワークディスクだと思い込んでいたが、どちらかと言うとネットワークディスクを介したファイル同期ツールだ。ローカルにあるDropBoxフォルダとネットワーク上の領域とを同期するサービスなのである。ユーザーはローカルに保存するだけでネットワークについてはほとんど意識する必要が無い。勝手に同期してくれるのだ。各PCでネットワーク上の領域とローカルとを同期するように設定すれば、それぞれの環境で保存したものがネットワーク上の領域を介して他のPCにも伝搬するわけだ。ローカルのアプリケーションから見ると同期する対象はローカルにあるファイルなので特にネットワークの状態なんかは気にする必要が無い。これってATOKでも都合が良いんじゃないか。と思って試してみたら、正解。いや、純正ツールではいくらやっても最初の一発目すら反映できなかったものがあっさりと同期できてしまった。
設定方法をメモ書きで残そうと思っただけなのに、本題まで長かったな。どうでもいいATOKの思い出話なんて書くんじゃなかった…。ようやく本題なのです。
■設定は簡単
設定はちょー簡単でした。
1.DropBoxの設定
2.ATOK辞書ファイルの移動
3.ATOK辞書ファイル参照設定の変更
これだけ。2台目以降のPCでは1,3を繰り返して行くだけなのです。
※うちはMACがメインマシンなので、MAC上の辞書ファイルをWINに同期させるように設定しました。
1.DropBoxの設定
DropBoxの導入はおいとくとして、2Gのフリー版を使用。
2.ATOK辞書ファイルの移動
同期用のDropBoxフォルダが出来上がった後はatokフォルダを作成してそこに辞書ファイルを置いた。
「/Users/ユーザー名/Library/Preferences/ATOK21」から「/Users/ユーザー名/Dropbox/atok」へユーザー辞書ファイルをコピーしたわけだ。
3.ATOK辞書ファイル参照設定の変更
ATOKの環境設定から辞書ファイルの参照先を変更する。まずはメニューから環境設定を選択。
以上。
WINに移ってからDropBox導入後、ファイルが同期されたら同じように設定する。
同期後のファイル↓
後はほとんど一緒。
※辞書ファイルの拡張子をDICにしないとWIN側では認識してくれませんが、全てのファイルを選ぶと見えるので、そのままにしました。
こんだけ。2年前に散々苦労して同期できなかったことを考えると引っかかることもなく楽でした。
DropBoxの排他処理はどうなってるんだとか、複数のPC間で同時に登録したら上書きで片方が反映されないんじゃないかとか、微妙に気になるところもありますが、DropBoxにはバージョン管理機能があるそうなので辞書ファイルが壊れても復帰は簡単そうだし、一人で使う分には多分大きな問題にならないでしょう。最初の一発目しかまだ確認していないので、様子を見てみたいところですが、うまくいけてそう。
これで、バージョンアップする理由が益々無くなったな…。



買換えを検討中でThunderbird PortableをDropboxに移しており原理的には可能だと判断し、ググってこちらの記事を見つけました。
この記事は助かりました。
うちはMacのノート二台で、人物名など登録しても二度手間になって苦労していました。
今ごろiCloudでできるんじゃないかと思いついて検索してたどりつきました。
うまくできてほんとよかったです。
ありがとうございます。