音楽のサブスクリプションサービス、Napsterが日本でサービスを終了するそうである。理由は、欧米ではDRMフリーに移行するのに対し、日本では楽曲許諾とシステム移行の経費が割に合わないため。

たぶん利用している人はあんまりいないから、こういう結果になったということだろう。しかし、世界の音楽配信ビジネスがDRMフリーに動くことで競争力を強化する中で、日本では撤退という選択になったわけで、さすがはコンテンツ立国、ですなぁ…。

邦楽が好きな人は、Napsterは今ひとつ魅力に欠けるサービスだったと思うが、僕はほとんど洋楽しか聴かないので、Napsterはレア楽曲が揃っていて、すごくいいサービスだった。何より月定額でいくらダウンロードしてもいい、というサブスクリプションサービスは、おそらく洋楽を扱う日本の大手はここぐらいだったと思う。いや他にいいのがあったら紹介して欲しいんだけどマジで。

僕はさらにNapster Goという音楽プレーヤー持ちだしサービスにまで入っていた。ずいぶん前、Napster関係の人にご挨拶したときに、「僕Napster Goも契約してるんです」といったら、「それはそれは日本に100人居るか居ないかの希少ユーザーですね」と言われて、マジか!と思ったものである。

そういえばさらに何年か前は、Music Matchを契約していたんだけど、日本のユーザーからの契約はダメになった、という通達が来て、これも終わったんだっけなぁ。そういえば初期のiPodのWindows用ソフトは、Music Matchだったっけ。当時Music Matchのサービスは、自分の好きなジャンルとか類似アーティストを集めたネットラジオのチャンネルが作れる、というものだった。なんかこう、選び抜いたあげく負け組、というルートを歩んでいる。

あーあ。5月からはネットラジオを真剣に探すかなぁ。

撤退の研究―時機を得た戦略の転換撤退の研究―時機を得た戦略の転換
著者:森田 松太郎
販売元:日本経済新聞出版社
発売日:2007-11
おすすめ度:4.0
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