最近、直接被災していないの具合が悪くなったり、やる気が出なくなったりしている人が増えてきているそうである。こういうのを「エア被災」と言うらしい。

まさにテレビ番組を通じて徐々に被災の状況が明らかになって行くところなのではあるが、こういう番組を2時間も3時間も見続けていれば、精神的にまいるのは当たり前である。そもそもテレビ番組は、次々に連続で見続けるようにはできていない。番組一つ一つで担当者が違い、トータルでどうか、という視点で毎日番組編成を変えるようなことはしていないからである。いやNHKは結構調整しているはずだが、民放はそういう体制にない。

番組担当者は、当然自分の番組作りに関して、全力だ。しかし自分の前後の番組がどのような内容かは、ほとんど情報が入ってこない。ネタが被らないようにという程度の大まかな調整はあるが、細かい内容や絵で確認するようなことはない。逆にスクープ映像があれば、何度でも使い回されるため、同じシーンが次の番組にどんどんリレーされていく。各担当者は自分の番組でいい視聴率を取りたいので、必然的にセンセーショナルな番組構成になっていく。

それら全力の番組が、いくつもいくつも連続で押し寄せてくるわけだ。見ている方がまいってしまうのはごく当然である。ニュースでも情報番組でも、一つの番組を見たら思い切ってテレビを消して、別のことをするといった方法で、メンタルケアを行なうべきである。

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