楕円系萬週報

フルタイム・ラグビー・ウォッチャーの眠れない日々

日曜、午後一時起床。曇り時々晴れ、弱風。
ラグビーのない日曜日。
なんの憚りもなく大手を振って寝坊出来る。

なのに、適当と思われる時間にはベッドを離れる、
小心者の我輩です。


昨深夜は、欧州チャンピオンズカップ『ブリストル☓クレルモン』の再放送。
昨年十二月十二日、欧州選手権第1節ゲーム。

第3節ライヴ放送の予定がコロナの影響で中止、その代案。
馴染みのないカップ戦、しかも一月前の古ネタで結果は知っている。

いかに日本人選手絡みでも、感情移入出来ない。
堂々と寝落ち。

これなら、仏国内リーグ「Top14」の
マツシマ選手活躍ゲームセレクションの方がマシ。


気持ちがささくれだっている上に、
あまりにも暇なので不快物件と対峙してみようと、おバカな発想。

正面対決、そのつもりの羅列。
トランプ、ラスプーチン、アベ、屁蔵、スガーリン、厚塗り白壁百合の局、

新たな脇役・三文役者も、ニカイ、三浦瑠麗、脱税医者大木某等、
続々、枚挙の暇なし。

ちょっと小粒になるが、表現の自由を守った愛知県知事を、
コロナ対策うっちゃって誹謗中傷する、三馬鹿トリオ。

大阪府知事・吉村某(医療分野削減者が今やコロナ対策で大人気の不思議)、
同じく大阪市長・松井某、名古屋市長・木村某、

そしてインチキ署名集め係♫化かすクリニック♫。
てなことは四馬鹿カルテットか?


まあ、今どきコロナ対策に触れないのは非常識かも。

現実把握が大前提なのに、
検査は不要などと宣う医者がいたりするが、スルー。

つまりPCR検査、
いつでもどこでも希望者全員に。

同時にコロナ感染者への差別を封印。
村八分、嫌がらせする無知蒙昧住民を封殺。
(法律はいらない、代用監獄制度の塩梅で。)

その上で、一番の問題は、ワクチン接種の段取り。

全国一万箇所に拠点、
二月下旬から医療従事者、三月から高齢者・・・とニュースは言う。

一万台の超低温冷凍庫とか、
どうやって調達したのか? これから発注するのか。

シミュレーションがないよりいいが、
万事が机上の空論っぽい。

現状、PCR検査もままならないのに、
どうやってワクチンを広くあまねく投与できるのか。


まあ、半年後の五輪。常識的に考えて、
西欧先進国と括られる、英仏伊は来ない、独西ポも同様。

米国もアスリートはボイコットして、
スポンサーの言うがままにはならない。

いやいや参加する列島アスリートがいても、
ベスト・コンディションで出場出来るなんて皆無に近いはず。

もはや物理的に東京五輪はあり得ない。
モリが神頼みって公言する意味忖度しろよ、大手メディア。


我ながら、つまんないことを書き綴っている。
芸がないのは仕方ないが、

つまるところネタなしのせいだと、
言い訳させて下さい。

土曜、十一時起床。雲の多い晴れ、微風。
例のごとく目覚めてから二時間ほど布団に包まっていた。

全米ライフル協会の破産法申請とか、
面白いニュースがないわけじゃないが、

基調は、トランプからスガーリン、コロナ禍、バカモリ、
うんざりするニュースばかり。


ラグビーのない週末。
さてはてどないしたらええんか?(怪しい関西弁)

午後一に街中徘徊をと、バイクでくり出すが、
四半刻ほどで空模様急転、湧き出す黒雲、逆巻く強風。

で、我輩も速攻で退転。


金曜日、
週末ラグビーがなくなったその日に昼夜逆転。
いやあ、分かりやすい我が体質。

これで読書欲も亢進してくれれば言うことありませんが、
なかなか同調しませんね。

マジメな話、読書モードが本格起動しないと、
寒さに打ち克っての徹夜は難しい。


最近だんだん分かってきたこと。
メモ観戦時の、我が集中力のフィットネス、

一日一試合、週二日が限界らしい。

老化ゆえのおつむ劣化、
古希を過ぎて増々エスカレート。

なので、正直言えば、トップリーグ開幕週、
土日の全八試合中継ラッシュにビビっていた。

延期で良かったというわけじゃない。
(誤解なきよう、延期は延期で試合中止じゃないし)。
もう少し若ければ「嬉しい悲鳴」と表現している。

よしなしごとを綴った日記(ブログ)ですから。
愚痴っても本気に取らないで、ただそれだけのこと。

木曜、十時起床。快晴、弱風。
徘徊日和、素直にお出かけ。

午前に一時間半、午後は二時間半。我ながらよう頑張った。
しかし最後の徒歩区間、膝ガクガクでした。
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▲北隣市のBオフ詣でついでに寄る廃屋農家がとうとう更地になっていた。
▼十一月下旬の姿。結局病院が建てられるとのこと。
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トップリーグ、一番恐れていたことになった。
十六日(土曜日)開幕を延期。

すでに三クラブでのクラスターで二試合の中止が決まっていたが、

その後、新たな集団感染クラブが出て、
七クラブで「67人」(下部のサニックスを足せば「73人」)。

巷がどうであろうと、関係者が感染していなければ、
諸外国、他競技に倣って、無観客試合で強行開催可能でしょうが、

肝心の役者が感染じゃあ如何ともし難い。

W杯の大成功以来、楕円球界には多くのアドヴァンテージがあったが、
その殆どを活かせずに現在に至る。

その原因に、まったく当該分野は関わっていないので、
どうしようもない、それがまた悔しいわけで・・・。


ついでだが、東京五輪も再延期か中止。
ボケ老人のモリが、出向して来たスタッフが云々とか、

理由にならない言い訳してたが、我輩の知る限り、
出向現場実働組は早く中止せよと、心から思っている。

中止に掛かる金の問題は、
保険をかけてあるはずだから、問題ないはず。

もし保険がきかないというのなら、
それはデンツーさんの失態。

まあ、中止延期にかかる諸経費は、
中抜き暴利のデンツーと屁蔵パソナあたりが補填すればいい。

で、セヴンズ観戦ツアー用の我が貯金、
みかん切り出稼ぎで貯めたささやかな額だが、

実はもう使い込んでいる、
ちょっと高めの惣菜とかに。

ここでも食い意地系追求、
お腹が凹まないわけだ。

火曜、十一時少し前起床。雨、弱風。
真夜中日付が変わってから、降り出した雨。

シトシト雨だが、間断なく降り続いている。
寒い、雪じゃなくてよかった。

正月ラグビーが終わって、
少し気持ちに余裕が出来た。

またすぐ週末からトップリーグが始まるが、
消耗気味の集中力系フィットネス回復に努めよう。

<追伸>
コロナ禍で豊スタ、駒沢のゲームが中止。
チームに(非常に多数の)陽性者が出たのではどうしようもない。

しかし、お客さんは自己責任でヨロシクってのも、気に入らない。
(英プレミアシップも二週間中断すると、BBCニュース。)



勝敗には一切関係ないが、
死んだ子の年を数える結果論。

NHKの生中継では判然としなかったので、
当日四時半からのJスポ1をチェックした。

で、天理の先制トライは、
ラインアウトからのセンタークラッシュでノックオン。

自陣22m内側だったが、
すかさずワセダのカウンター。

1フェイズでブレイクダウンのターンオーヴァー、
そのまま天理が前に出てゴール前ラックから外パスでトライ。

おやおや、ノックオンのアドヴァンテージはどこへ? 
ノックオンはないことになっているのか。
(解説者がしっかりと口にしていたのに)


今思えば、開始直後のこのシーン、
勝負を象徴する出来事でした。

日曜日、新年徘徊&彷徨事始め。
市内東丘陵地中心に三時間。
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市立球技場を覗いたが、あいにくサッカー教室。
Bオフでは、かなりの成果。

今年も、向かい風、上り坂はバイク漕ぐのではなく、
トボトボ歩きで行こうと、決意を新たにする。

月曜、九時起床。曇り、弱風。
六時頃には意識を取り戻していたが、
なにせ寒いので布団に包まっているのが賢い、

<大学選手権>決勝
『天理大学☓早稲田大学』55対28(@国立競技場 11,411人)。
HT「29対7」。

まったく予想通りの内容と結果なので、
そのあっけなさに脱力気味の我輩です。

ワセダの対敵分析と対応策らしきものゼロ。

まあ、何か対策は練っているはずだが、
それがピッチでは表現されなかった。

天理はワセダFW唯一の強みである、
ラインアウト・モール対策ばっちり。

おっとその前に、「1対1」のフィジカル勝負、
天理に攻防すべての接点でくい込まれ、前に出られている。

つまるところ、ボール保持時間、エリア・マネジメント、
ほぼ自陣釘付けのワセダ、
たまにボールを手にしても、すぐさま失ってしまう。

ハンドリング・エラー、BDTO、カウンター・ラック、
プレッシャー下におけるプレイ精度は落第点。

コロナ禍の影響かどうか分からないが、
練習が甘かったってことになる。

それにしても、13番フィフィタ選手の、
手を付けられないパフォーマンス。

廻りを活かすだけじゃなく、
ビッグ・ゲームなので、自らも全開。

ただただ、参りました
というしかありません。


少しだけ予想と異なったのは、
敗者が4トライしたこと。

これも説明は簡単、

極めて早い時間帯(46分「36対7」)に勝負は決まった。
で、さしもの天理DFも僅かながら緩んだと解釈。

ワセダはHBコンビが酷かった。

SHはいつものように、リサイクルが遅いし。
ポイントにいないケース(これも毎試合のこと)が何度かある。

中途半端に強いFWに甘えて、
ワセダらしい早いテンポでボールを捌く術を磨いていない。

SOはつまらないミスを重ねて、
後半半ばからスーパー・プレイというパターンの繰り返し。

問題は、前半の流れを掴む時間帯に必ずミスを冒すこと。
今日のような強い相手には、ノーミスがマスト。

後でミスを取り返すことは出来ないのです。

日曜、八時起床。快晴、弱風。
三連休の中日だが、ライヴ中継はない。

ゆっくり布団に包まっているつもりだったが、
天の邪鬼体質の身体が言うことを聞かない。

義務感が生じると、サボれと言うくせに、
困ったもんだ。

で、仕方なく、洗濯機を回して、
室内の目立つ場所にある綿埃を払う。


真っ昼間から、指がかじかむ室内。
百均に出来合いの指切り手袋があるのを発見。
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「荒ぶる」を歌わないとか、
まだ優勝もしてないのに、大きく紙面に書いてしまうメディア。

たとえチームに悪気はなくとも、
相手の闘争心を掻き立てる愚劣な報道ではないか。

それどころか、巷の予想は(我が予想も)、
天理有利なのをご存知だろうか。


先週末の、トランプ主義者の狂乱振り。
我が脳裏に浮かんだのは映画『イージー・ライダー』のラスト・シーン。

バイカーの主人公を撃ち殺す作業トラック助手席の農夫、
そのいかにも無知蒙昧って外見、

あまりにも図式的、
製作者がちょっと上から目線じゃないかと思った。

しかし半世紀後、そういう人たちがゾンビの如く、
トランプの言うがまま、連邦議会に押しかけた。

という解釈をしたくなったが、我ながら進歩がない。
も少し深読みする必要がありそう。

しかしそれには、
我が脳みそだけじゃなく、情報も足りない。

土曜、七時過ぎ起床。快晴、弱風。
寒い、指切り手袋役立っています。


朝から、不快物件でニュース満杯。

狂人にその行為に値する罰を与えられないとしたら、
扇動しておいて梯子を外されたネトウヨ陰謀論者が仕返しをすべき。

それが米国式草の根民主主義、
いやイーストウッド式正義だと思う我輩、

遠くない日に果たされることを願っている。

でも、ヨソの国の独裁者を云々する前に、
列島の支配者スガーリン(この呼び方が一番合っている)、

無恥無能劣等感の塊、屈辱の個人史。
過去の恨み晴らし、なんとかならんかね、

以上我が勝手な見立てです。

それはともかく、まあ、週末が来て、
やっと不快物件を避けて、ラグビーを楽しめる。

<全国高校ラグビー大会>決勝
『京都成章☓桐蔭学園』15対32(@花園)。
HT「10対10」。

とりあえず、順当な結果。
実力上位の桐蔭が抜群のパフォーマンスで大会を連覇した。

ターンオーヴァー合戦での巧みさ。
かすかな隙間をこじ開ける突破力。

そして、神業的パス繋ぎ。

ではあるが、成章の素晴らしいDFなくしては、
前半から全開する桐蔭の姿を見ることは叶わなかったような気がする。

言うまでもなく、成章のATなくしては、
桐蔭のスーパーなDFを見ることも出来なかったはず。


ま、なにか批評めいたことを言わせて頂けば、
桐蔭のエリア・マネジメントについて。

つまり、自身が強者であることを前提に、
自陣釘付けキックなど、ヘイチャラ系判断。

傍目からはゲームは面白くなるが、
ライヴァルにつけ込まれる“甘さ”でもあるってこと。

ラグビー偏差値、理解力が高いと評価されているが、
この辺のゲーム運び、なかなか理解するに難しい。

金曜、七時半起床。晴れ、強風。
とにかく寒い。

手足、特に指先がかじかんで文字が書けない。
で、百円ショップで買った手袋を室内用に加工。
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正月ラグビーの仕上げ(高校・大学)と、
トップリーグは、観客入りでやると、強気の協会。

五輪強行を叫ぶモリと歩調を合わせているみたいだが、
あっちは完全な空論。

緊急事態宣言は戒厳令じゃないが、
新型コロナウィルスはとっくに一都三県以外の全国に広がっている。

こっちもすぐに意見を180度変えると、思う。
土曜と月曜は強行しても、トップリーグは・・・。


いやはや、新年早々歴史的事件。
トランプ主義者による連邦議会議事堂への侵入占拠。

米国に興味ない我輩的にも、
9・11以来の大事件ですね。

問題は、暴徒が白人だと言う理由で
警備隊は義務を果たさず、後退するのみ。

さらに、州兵の動員を当初トランプが拒否とか、
BLMのときとは正反対の行動(あちらホワイトハウス前だったが)。

狂人を四年間も放置して来た、必然的帰結。

コリン・パウエルもCNNで、
医者にメンタル面を診てもらうようアドヴァイスしていた。

いやあ、実にわかりやすく、
恐るべき自由の国ですな。

火曜、午前六時起床。空模様は四半刻ごとに変化。
とりあえず曇り時々晴れ、弱風。

公的最低気温は数℃上がっているが、
例のごとく体感気温の寒さが尋常ではない。

やはりTVを消して寝ると、
睡眠が深いので短時間睡眠で済む。

で、早寝早起きモードだが、
例のごとく時間殺しに困る。

徘徊、読書などが出来ないので、
暇を持て余し、結局食い気に走ることに。

五日、スーパーなども再開されて、
早速GoTo買い出しに

<花園DAY6準決勝>
『京都成章☓東福岡』24対21(HT「12対7」)。
準々決勝のダメージは、言うまでもヒガシ方が大きい。

細かい例は省くが、最大の疲れが影響したであろうチョンボは、
後半24分、勝負所(「17対14」の3点差)でキックのミス。

P→敵陣深くのLOのはずがノータ、
ボールは蹴り返されたがカウンター(自陣22m内から)。

ところがチェイサーに潰されてターンオーヴァー、
逆に成章のトライ(「24対10」)。

直前に成章の15フェイズものアタックを止めたのに、
なんともチグハグなパフォーマンス。

それでも最後、勝ち負けのレヴェルにまで迫ったのは、
何度も優勝を経験したプライドか。

ピラニア・タックルの成章だが、
この日はアタックを全面に押し出してきた。

直接的にはそれが見事にハマったわけなので、
ヒガシの疲れを勝因に上げるのはフェアではないと思う。

負けた側は当然そんな言い訳しないだろが、
サポーターがパブで疲労を敗因と愚痴るのは許容範囲内。


残念なのは、成章のSHのフェイク・トライ(30分)。

直前に自分がノックオンしているのにガッツポーズして、
トライ・アピールするセコさ。

真円球文明なら許されるマリーシアかもしれないが、
楕円球文明では許されない。

(お節介ながら、この先もある選手なので一言、クレームしてみた。)

『大阪朝鮮☓桐蔭学園』12対40(HT「12対12」)。
前半と後半で、ガラッと戦法を変える桐蔭、
これが普段着のラグビーです。

で、こういう言い方すると語弊があるが“余裕の勝利”。

大差にはなったが、朝高DFはよく仕込まれていた。
前半同点で歴然だが、最後まで雄々しく抵抗していた。

とくに前に出るSOとCTBと、
ブリッツ気味に大外へのパスを遮るWTBというDFラインは、

相手のBKライン攻撃には鉄壁の構え。
ただし、桐蔭のBKアタックを除いては。

桐蔭は、平行パスと深い角度パスを織り交ぜてDF撹乱、
そして大外へのロング・パス。

それを何度も左右繰り返し、
DFのギャップやミス・マッチ作り、縦突破。

特筆すべきは、パス・ミスがあっても、
それを逆にチャンスにしてしまう、

NZみたいな懐の深いアタックでしょう。

分からないのは、前半は無造作なキックで、
自陣における朝高のアタックをお膳立てしたこと。

しかし後半になると、突然のラン(鋭く強い縦つなぎとワイドなパス回し)という、
メリハリの効いたアタック。

前半同点だったのに、後半5分、7分と連続トライ、
あっという間に流れを掴み、勝負が見えた。

で、結果的にこのやり方は正解なのでしょう。
はたして京都成章のDFがどう止めるか、決勝が楽しみです。


準決勝、例年ならば充分楽しめるレヴェルですが、
なんせ準々決勝の「仰星☓ヒガシ」があるので、ハードルが高くなっている。

決勝戦の「桐蔭☓成章」、
攻防両局面で傑出突出した二つのチームの対戦、

中四日中三日の休みもあり、
歴史的名勝負を期待しちゃいますね。

月曜、六時起床。曇り、弱風。
夜がすっかり明ける頃には、空は快晴、風は強風に。

正月三が日を過ぎ、
ご近所の個人商店とか営業再開、普通の生活に戻ってきた。

我が日常も、TVを消して眠ったら、久しぶりに快眠熟睡。
寒いけど、何か体調がいい。

年末年始の楕円球集中豪雨の疲れが取れたのか、
前向きな気持ちが戻って来つつある。

<師走江戸小説感想>
昨年末からふた月も読書欲不振が続く。
こんなスランプ、生まれて始めて。

半分くらいお気に入り作家の作品で攻めたが、
ノルマにはとうてい届かない残状。

年が改まれば少しは快方に向かうかと思ったが、
依然と読書欲回復せず。

こうなったら、旧正月にでも神社にお参り行こうか。
不信心ものの我輩ですが、神頼みしたい気分です。
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倉阪鬼一郎
『包丁人八州廻り』。同じく『きずな水 人情料理わん屋』
設定だけマイナー・チェンジ、同工異曲、マンネリ。

過去にも言ったと思うが、
「小料理のどか屋」シリーズだけで充分。

和田はつ子『春告げ花 口中医桂助事件帖』。
シリーズ13弾だが、設定に馴染めない。
誰でも犯人扱いする無能な定町廻りがウザい。

救いのない嫌われ者が、
友情連帯の和を乱してフツーにいられるのが解せない。

風野真知雄『女が、さむらい 最後の鑑定』。
前三巻を読んでいるが、何も覚えていない。
えっ、SFインヴェイダー物だったの!? うむむ。

鈴木英治『大江戸監察医』。同じく『若殿八方破れ(一)』
「監察医」は武士を捨てたのに物言いに上から目線。
「若殿〜」は、人に愛されるキャラと旅の仲間、
どっかで見たような筋立てだが魅力的。

一度見切った作家ながら、
ハードルを下げてまた読むようになった。

(見切った理由が、剣戟をメインにしながら、血糊を拭わず納刀していたこと。)

ではあるが、あくまで献本があればって条件付き。

槇あおい『棚ぼたん鍋 神田まないたお勝手帖(3)』。
シリーズの1、2とも読んでいるが、記憶にない。

推理力に長けた女主人公、ありがちな設定だが
単独で無謀なことをしないのは長所。

下戸の我輩が言うのもなんですが、
常連客の会話、呑助たちのかけあいが、ちょっと違うかも。

北原亞以子『祭りの日 慶次郎縁側日記(10)』。
傑作選もあるがこれがシリーズ最終巻になるか。
ビンボー長屋は人情長屋。

次々に湧いて出てくるダメ男とダメ女。
酒、博打、DV,暗い重い話が多く、落とし所も一筋縄でいかない。

でも、庶民的にはまっとうな枠内。
意外性とか、過剰にドラマチックにはしない。

しかしこれがラスト、寂しいね。

佐伯泰英『青田波 新・酔いどれ小籐次(十九)』。
安心安全が担保された安定路線、
作者もそうだが読者にとっても、ね。

赤神諒『犬侍見参 北前船用心棒・赤穂の港』
遠大な構想があるのだろう、複雑怪奇な筋立て。
会話は楽しい。

野口卓『猫の椀』。
短編集だが、一筋縄ではいかない仕掛けだらけ。
意表を突く設定、構図。

「鶴の恩返し」とか「安達ケ原の鬼婆」とか、
にほん昔ばなし系の設定にみせかけ、ひっくり返す。

オチというには深すぎ、
短編なのに一口で説明出来ない、複雑系ソフト・ホラー。

あさのあつこ『花冷えて 闇医者おえん秘録帖』。シリーズ2。
既知の情報から犯人が分かってしまう。
推理モノとしてはちょっとアカンかも。

こんな暗く重い話だっけ?

同じく『雲の果』。「弥勒」シリーズの8。
ねちねちと人の心をいたぶる、いや〜な暗い話。
でも面白い、困ったもんだ。

西條奈加『上の池之端 鱗や繁盛記』。
一筋縄でいかないミステリ仕立て。
それなのにお侍の出番なしは、珍しいかも。

同じく『まるまるの毬』。
やんごとなきお方のご落胤が主人公で、
菓子職人という難しい設定。

なのにサラサラと嘘を描く作者の力量、
並み大抵ではない。

しかしもし続編が書かれるなら、
禍根を残す終わり方。

要は、悪いやつをちゃんと始末してくれないと、
カタルシスが薄れます。

平岩弓枝『青い服の女 新・御宿かわせみ(7)』。
この文庫収録作品は五年前の執筆分。
御年八十八歳というご高齢の作者。

いつまで書き継がれるか・・・。
どうしてもそっち方面に興味が行ってしまいます。
御免なさい。

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