楕円系萬週報

フルタイム・ラグビー・ウォッチャーの眠れない日々

日曜、午後四時起床。快晴、弱風。
昨夜から急激に冷凍モードオン。

今晩は、もっと気温が下がって、零度前後になるらしい。
で、大晦日、元日は荒れ模様だとも。

<花園>DAY2追加
Jスポ4かどこかで生中継した
第2グラウンドのゲームをJスポ1で再放送(昨夜)。

『高知中央×秋田中央』24対27(@花園第2G)。
HT「24対5」。

FWの高知とBKの秋田、
非常にわかり易い対決図式。

で、後半にフィットネス消耗した高知DFを、
秋田BKが縦横に切り裂いて逆転勝ち。

ラスト5分の攻防は、
結果を知りつつ見ていても、手に汗握る内容。

高知にアンラッキーだったのは、
1回戦2回戦は、インジュリータイムがゼロって決まり。

37分過ぎ、トータルで4分くらい、
秋田選手の怪我による中断あり。

それはそれで、当然の中断だが、
結果的に高知の反撃時間を削いでしまった。

土曜、起床は午後一。快晴、強風。
昨日から、強風が吹き止まず、二十四時間営業状態。

で、気温は低くないのに、
体感温度的にはかなり堪える。

<花園>DAY2
選手名鑑を見ると、
190cm台の選手がかなり増えている。

同時に、170cm未満のナンバー・エイトも何故か多い。

160cm台の選手は、
ラグビー人気が下がってから多数派に。

通常はSH、WTBあたりのポジション。
いつの間にやらFWのフロント・ロウに増えている。

従来から三列FLには、
チビッ子タックラーなんかが、時々いた。

しかし、ナンバー・エイトに160cm台の選手!
それも複数チームで、しかも機能している! 

いやはや隔世の感ありと言ったら、
手垢にまみれた表現になるが、

継続して見ているから、
普段あまり気にかけていないが、

我輩が見初めた半世紀前とは、
かなり異なる競技だなぁと、
改めて浦島気分を感じさせられます。


本日のゲーム鑑賞は、半分ズル休み。

気を引かれた垂れ幕は
「一丸の魂ここに燃ゆる」(山口高校)です。

プロ・リーグ、2021発足断念。

既存のプロ化スキーム、
例えばサッカーをロール・モデルとしてそれを目指すのなら
断念して当然でしょう。

人気度が違いすぎて、同じやり方は通用しない。

きつい、汚い、怪我をする、
3K競技だからこその魅力が顕現したW杯。

しかし、いざプロ化となると、

選手が多いので人件費がかかる、
試合数が限られるからコスト・パフォーマンスが悪い、

国内ナンバー・ワン競技じゃないので、
清宮氏の言う、
年俸一億円なんてD・カーター級選手にしか無理。

そして川淵氏の仰る、
観客動員だけでやりくりなんてとても無理。

英プレミアシップ、仏Top14ですら、殆どのゲームが
キャパ二万人未満のスモール・スタディアムで行われていて、

大観衆の前でやるゲームは、
優勝をかけたビッグ・ゲームのみ。

スーパーラグビーだって、
TVマネーなしには成立しない。

だから経験値については甘えるなって言いたい。
個人でスーパークラブに挑戦すればいいだけの話。

国内で経験値は高められる。
トップリーグに少し手を加えたら、充分期待に応えられる。

今すでにして、対面の半数がカタカナ系選手です。

しかも昨季までのトップリーグだって、
シーズン大詰めのビッグ・ゲームになると、
海外と遜色のないレヴェルのパフォーマンスに溢れた内容です。


スーパーラグビーに期待するな。

要するに、実態は、
南半球の若きラグビー・アスリートたちの立身出世のツール。

NZでさえ、国内ナンバー・ワン競技はサッカー。
ラグビーを文化輸出の軸としている故の楕円系リスペクト。

映画『フラッシュダンス』で歴然だが、
出演者のダンス・パフォーマンス、入学新年度が一番輝いていた。

それは、突出した部分だけで勝負していたから。

スーパーラグビーも同じ、アイランダー系の若き才能が弾けて、
極めて高度で魅力的なパフォーマンスを見せてくれる。

しかし、数年後には、北半球の裕福なクラブにリクルートされて、
スーパーラグビーから去っていく(卒業)。

だから、テスト・マッチ・ゲームとは別物だけじゃなく、
スーパーなエンタテインメントとしての、幻想を売るしかない。


にわかファンを取り込むといっても、
ラグビー一途のプロパー・ファンは、現代には似合わない。

レガシーは既にして、
にわかファンの頭の中に刻み込まれている。

ラグビー・マッド地帯じゃない国は、
四年に一度輝けば十分立派。


『Sスポ』記者吉田氏も言っているが、
既存のシステムじゃない、
新たなスキームを創造するくらいでないと、
現状の企業アマ制度には勝てない。

金曜、快晴、かなりの強風。
唸る風音だけで判断すれば暴風ですね。

<高校選手権@花園>DAY1
開会式は見逃した。
U18女子の東西対抗を、寝ぼけ眼で。

西軍SHの、
ポイント到達の速さと捌きの早さに感心。

SHは、フェイズ・アタックのラックで、
左右敵陣を見なくてもいい。

弱体FWチームのSHの基本的仕事は、
さっさとパス・アウト。

判断はSOに任すべきで、
SHはパス・マシンに徹して、

一試合に一度か二度、
自らサイドに仕掛けるだけで充分。


浦和の初勝利を確認してから、
いつものように、応援垂れ幕鑑賞に。

で、本文冒頭にぴったしの横断幕発見。
「嵐は強い樹をつくる」(関商工)


木曜日、午後一時起床。曇りで、雨の気配なし。
風はいつものように、弱風と強風の間。

日中に降雨ありの予報は外れたが、
日が落ちて暗くなる頃、やっと雨粒が落ちてきた。


年末年始の天気予報だと、
大晦日の前日から零度前後の日々が、
正月休み丸々一週間続くらしい。


さて、大掃除の季節だが、
ゴミ屋敷まっしぐらの我が寓居。

断捨離なんて言葉、存在しません。

火曜、十時半起床。快晴、弱風。

Xマス・イヴだが、
クリスマス気分なんぞ欠片もない。

なんとなく、
年の瀬だなって感じる程度。


月曜日、十二時四十五分起床。
快晴、弱風。やや湿気が多い。

例年通り、外はそんなに寒くはなくても、
室内は手足がかじかむほどの寒さ。

ガス・ストーヴ(ガス代が高い)つけるには未だ温度不足、
布団(電気毛布)に包まるしか選択肢はない。


日曜日、曇り、弱風。
予報通り午後から雨。風も強くなって、

昼夜逆転なので、
終日布団に包まっている。


師走に入ってから、読書欲亢進中。

きっかけは、野口卓の「よろず相談屋繁盛記」シリーズ、
第三巻目と四巻目を二冊同時にゲットしたこと。
CIMG3090
「軍鶏侍」、「ご隠居さん」の年寄りシリーズと、
「手蹟指南所」、「よろず相談屋」の若者シリーズ

どちらも甲乙つけがたい面白さ魅力的だが、
目下一番ノッている感じは「よろず相談」シリーズのようだ。

匿名性に拘る相談人たち&相談内容など、
直に対峙してコンテクストの読み合い(将棋にも通ずる?)、

こじつけになるがある意味、
ル・カレのスパイ・ミステリ作品みたいな、迷宮テイスト。

それと主人公が、武士じゃないのに武道の達人でもあること。
(この設定が不自然ではなく、極めて無理なく備わっている。)

ついでながら、長男なのに商家を継がず、
将棋会所と相談屋になったという設定も、我輩が嵌った原因かも。

しかし、年末気分で、税抜四百円台でのお買い物。
最近は百十円で出物を見つけるのは難儀です。

せっかくの読書モードなのに、タマが不足です。


先月分読書、写真だけで済ましてしまったが、
今井絵美子の初期作品に、大傑作を発見。
CIMG3093
短編連作で、ゆるい三部作。
一、二が素晴らしい出来栄え。

バイオを読むと、
ブレイクするまで長い雌伏の時間があったが、

デビュー後すぐこの傑作をものにして、
その後、ポスト傑作症候群に陥ることなく、

順調に「立場茶屋おりき」シリーズなど、
高値安定したシリーズを多く書いていたのは、

長い長〜い雌伏時代があったせいかも。

我輩は「立場茶屋〜」以降の市井人情物しか知らず、
この度の発見にただただ驚いている。

一昨年に亡くなっているのが、非常に残念です。
とりあえず、文庫シリーズ物一冊だけ未入手未読。

他にも文庫化されていない作品があるようだが、ほぼ既読。
で、この際コンプリート目指してみようか、なんて。

選手権、残り三試合、いずれの試合も、
チャレンジャー側の対敵分析対応が実に鮮やかに嵌って、
前半は大接戦で、面白かった。

花園と秩父宮を行ったり来たりザッピング、
しかしどちらも摘み食いではもったいない大熱戦。

<大学選手権>F /4
『天理大学×流通経済大学』58対28(@花園)。
HT「17対21」。

後半50分頃まで取り合いでもつれたが、
56分から天理がスクラム・トライを含めた3連続トライ。
勝負が決まった。

お蔭で、秩父宮の試合、ラスト20分に集中出来た。


『明治大学×関西学院大学』21対14(@秩父宮 13,070人=第2試合)。
HT「12対7」。

関学がめちゃ頑張って、
タジタジのメイジ。

今季つけ込む隙きなしのメイジ、
と思っていたので意外性抜群。

最初は相手を甘く見ての苦戦。

具体的には、スクラムがコントロール出来ないだけで、
ちぐはぐになってしまう。

で、後半に本気モードを出して、
これなら早い内に勝負を決めるだろうと思わせた。

ところが、どっこい関学は一歩も引かず、
得点は「12対7」のまま動かない。

それで勝負は69分までもつれ(「19対7」)、
76分にPGを加えて「22対7」としてやっと確定。

ホーン後にP→敵陣ゴール前5mラインアウト、
さらにゴール前P→スクラムからトライを決めた関学の意地。

相手が近年最強メイジなので、
感動的なシーンでした。


こちら第1試合、花園のワセダ戦と丸々かぶって、
殆ど見ること叶わず。

『東海大学×筑波大学』21対3(@秩父宮 11,813人)。
HT「7対3」。
まあ、リーグ戦グループの王者が、
ここで(対抗戦四位相手に)負けるわけにはいかない。

土曜、十一時起床。薄曇り、強風。
風が唸りをあげて吹きまくった、
昨日ほどではないが、籠もるしかない。

<大学選手権>準々決勝
『早稲田大学×日本大学』57対14(@花園)。
HT「24対7」。

ワセダの弱点が日大の強みという組み合わせ。

しかし、その大筋を活かすゲーム・メイクにおいて、
日大はあまりにも拙く(ボックス・キックだけ)単調。

ワセダが悠々キャッチ(クリアミスは1回だけ)してカウンター、
黄金BKに餌を撒く結果に。

それにしても、
前半15分までに2トライして「14対0」。

すると、やはり集中力が緩んで、
ミスを重ね流れを失ってしまう。

日大助っ人留学生をキチンと止めるしつこいDFと、
相手がミスしてくれたので、深刻なピンチにはならなかったが、

しかし、ちょっとリードすると緩む体質と、
このFWじゃあ、この先通用しそうもない。

まあ、なんとか正月越えをしたので、
ファンとしては上を見ずにお屠蘇気分に浸るしかない。

木曜、十一時起床。曇り、弱風。
気温が低いが、風は微風に近い。

で、隣市Bオフ、Bマート遠征。
たっぷり二時間と四十分(収穫なし)。

カメラを忘れてしまったが、
特段変わった景色もなく、無問題。


W 杯総括で、出色なのが日経、谷口誠記者。
『ラグビーW杯、迫られた災害対応 経験引き継ぐ必要』(12・18)。
台風の影響、主催者は概ね想定していたが、
開催国組織委の上部団体である「WR(ワールドラグビー=国際的統括団体)」と「W杯リミテッド」間に意見の不一致があって、それが混乱に拍車をかけた。

このテーマは、「ジャパン×スコットランド」戦実現をメイン・ストーリーに、
殆どの媒体・記者が書いているが、

この記事は台風の影響によるすべての部門を俯瞰しているので、
集大成と言えるでしょう。
(2002W杯の経験値が公式にはどこにも残されていないとか、驚く)

刻々と変わる状況を日付時間順に活写して、
新聞記事というよりノンフィクション・ドキュメントとして楽しめた。

以上だけじゃなく、もう一本素晴らしい記事をものにしている。
『4つの壁、審判対策・・・日本支えた「細かすぎるスクラム」』(11・20)。
SCコーチの活躍ぶりは誰しも書いているが、
かくも詳細なスクラム解説を一般紙(WEB)で行った快挙に脱帽。

なにせ専門誌以上に詳しいのだから! 

大会中に知ったのは、
『台湾ラグビーの星 柯子彰、 日本代表キャプテンを努めた台湾人選手の奇跡』(by一青妙 「nippon.com」11・2)
柯子彰と森パパがワセダのラグビー部同期だったとか、
いろいろ貴重な新知識を得られた。(どうでもいいけどライターは歌手の一青窈の親戚か?)

W杯には直接関係ないが、
W杯がなかったら、こういう記事は出てこない。

あゝ、台湾ラグビー復活しないかなあ。

月曜、十時起床。快晴、微風。
本日お日柄もよろしく、明日は雨。

で、迷わず街中徘徊一時間半。
帰宅後、シャワーして、コーヒー淹れてブランチ。

普段着の生活が戻って来た。

<大学選手権>3回戦
『関西学院大学×朝日大学』38対19(@花園 観客数・関西協会手抜き)。
HT「21対7」。

関東関西の狭間で、選手リクルートに困難を抱える東海地区。
よくぞここまで進出したと、褒めるべき。

だが、勝負者、それも敗者は、
こういう言い方されても嬉しくないでしょうね。

『同志社大学×筑波大学』17対48(@花園 観客数不明)。
HT「5対17」。

ゲームをちゃんとは見ていないが、
たまたま目撃した同志社のトライ・シーンが、悲しい。

実に40フェイズ(50分)、
31フェイズ(86分)もの手間暇をかけている。

これでは、勝利に届くには80分間では足らない。


さて、大学選手権の決勝、対戦カードには関係なく、
新国立見学がてら上京すること確定。

出来れば、翌十二日のトップリーグ(@秩父宮)も見て帰りたいが、
チケットは完売みたい。

う〜む、せっかくの上京なのに、
こちらはもったいない残念です。

久方のラグビー三昧の日曜日だが、
一挙四試合は老体にはキツイです。

「日大×京産」戦のハーフタイム、
屋外の風が治まった感じ。

屋外徘徊しようかと思ったが、
あと一時間半で日没なの、で、思いとどまる。

<大学選手権>3回戦
『日本大学×京都産業大学』24対19(@熊谷 4,003人=第2試合)。
HT「17対12」。

5点差で、ラスト数分。
リードする日大は自陣ハーフウェイ近くで、時間消費。

FWのワン・パス・クラッシュとピック&ドライヴ、
一試合目の流通経済大(4点差で、自陣深く)と同じ状況。

で、こちらも、スクラム劣勢、
なおかつリードする側が逃げ切った。

何か不思議な符合だが、
トライの取り合いだった第1試合の面白さには負けている。

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