2017年09月11日

渋い勝利

月曜、午後二時起床。
曇りで風が涼しいが、夜は雨になるらしい。

徘徊日和ですが、脇見楼庵主に電話。
<南半球4Ns>第3ラウンドの話題で盛り上がる。

スーパー・アスリートの、
フィジカル(NZ6番フィフィタ)、フレア(豪州12番ビール)、

たしかに見ているだけで興奮、楽しいが、
それだけじゃサーカス芸人(貶める意味じゃない)と同じ。

プロ化以降薄れた、
チーム・スポーツ勝負としての深み。

単にサイズ、才能、
反応だけでは勝利は得られない。

ここに来て、輻輳するプロット、
勝負の綾みたいなコンテクストが、
昔のラグビー・レヴェル並に熟成して来たとか、
話は尽きない。

で、丸々一ゲーム分の時間をチャット。
遅ればせながら、
パブでのアフター・マッチ・ファンクションをなぞった次第。

<TL>第4節
『近鉄×キヤノン』25対20(徳島@ポカスタ 2,120人)。
HT「10×13」。

キックオフ当初から、終始キヤノンが圧倒し続ける。
63分「10対20」とリードを10点差として、
貧打戦ならではの安全圏に入った、と思われた。

キヤノン司令塔の、
逃げ切りキック自在モード起動という流れになった。

ところが、ラインアウト不調のキヤノンは、
逃げ切りではなく自滅モードを起動。

ラスト15分、
敵陣にいる時間が増えた近鉄が徐々に巻き返し、

68分にトライ「15対20」、
74分に同点トライ、そして逆転コンヴァージョン。
79分にPGして「25対20」。

お互い疲れて、同条件下になった時、
近鉄の、エリア・マネジメントの拙さ(自陣でパス&ラン攻撃→アイソレート)、
5フェイズ未満でハンドリング・エラーなどの、

欠点が目立たなくなって、
逆に近鉄のらしさが輝きを発し始める。

何か、地味渋みたっぷりの逆転勝利。
勝っても負けても近鉄らしさ。

キヤノン(近鉄にも言えるが)は、大きな画がなくて、
局地戦での頑張りが、勝利に繋がらない。

勝ちきるシナリオ、
フルタイムからの逆算ストーリーがコーチの描いたものではなく、
ピッチ上の司令塔に丸投げなのが、最大の敗因でしょうか。


近鉄にとって、(不幸中の)幸いだったのは、
35分、A・ファインガー選手の怪我退場。

交代出場のルアン・コンブリンク選手が、
実はインパクト系ではなく先発系で、
ゲームを作り仕上げる名人だったこと。

彼のプレイ時間が増えたことによって、
近鉄BKのパフォーマンスが、質的に改善された。



nob_nakao at 21:14│ ラグビー:雑談