楕円系萬週報

フルタイム・ラグビー・ウォッチャーの眠れない日々

カテゴリ: 高校ラグビー

火曜、六時半起床。晴れ、弱風。
予報通り午後には雨。とにかく寒い。


前座のU18東西対抗。

例年、西軍が圧倒することが多いが、
今年は東軍が頑張った。

しかし、勝運には恵まれず。
ハーフタイム直前、「ロスタイムなし」と言ったレフ。

30分過ぎて、ミスがあり、
終了の笛を吹くタイミングがあったのに、ゲームを切らず、

それで余計な得点が入ってしまう。
これがなければ、ゲームは同点で終わったはず。


花園不出場校から選抜された選手たち。

彼らを取り巻く過去、現在、未来を、
縦横無尽に語ることの出来る“藤島節”が解説、

ま、下手な笛があっても、
見どころ以上に聞きどころが楽しめたので、いいか。

<花園>DAY7決勝
『御所実業×桐蔭学園』14対23(HT「14対3」)。
キック合戦の前半、
想定通り御所実がリードする。

ハーフタイム直前、4分のロスタイム。
余分な点にはならなかったが、ほぼブレイクダウンに終始。

後半ギリギリの時間帯に、
この疲れが御所実に不利に働くかも、と思った。

ところが、後半は頭から、完全に桐蔭の時間帯。
これじゃ笛に文句言えない。
(ハイタックル二つ三つ目こぼししてもいたし。)

御所実の前に出るしつこいDFに、
負けないくらいしつこくボールを保持繋ごうとの意志。

こちらがカウンター・ラックの本家だから、
カウンター・ラックされない信念。

モールを押されたのは最初の1回だけ。
なによりも、PG狙わない流行(P→敵陣ゴール前LOモール)に染まらず、

相手との得点差を見て、勝利からの逆算をしてのPG狙い。
などなど、挙げ出すと切りがないが、

正統派スタイルで戦う桐蔭の勝利には、
もっとも大事なインフラ、理詰めの準備&パフォーマンスがあった。


花園名物かもしれないが、
部員によるわけの分からぬわめき声、

もしかして応援歌? 
であっても、禁止して頂きたい。

トライ・シーンとか、ゲーム中断中とかならば、
目じゃなく耳をつぶることも可能だが、
のべつ幕なしのがなり声は、勘弁して。

<花園>準決勝 第2試合
『桐蔭学園×東福岡』34対7(HT「21対7」)。
第1試合とは違い、予想が出来ない。
お互い自らをチャレンジャーと規定しての対戦。

しかし、こと花園においては、
リヴェンジ意識の高いのは桐蔭の方だと思う。

かくして、桐蔭が先制して、
ヒガシが追いすがる構図に落ち着く。

ところが、オフロード・パスを繋ぐアタックでなく、
いたずらにフェイズを重ねるヒガシ。

これでは、陰日向のない、
桐蔭DFを破ることは出来ない。

桐蔭は、ますます磨きのかかったカウンター・ラック。
まるで教科書のようでもある。

春夏の実力差が、縮まることなく、
攻防両局面において桐蔭の快勝。


それで決勝ですが、
サイズ面で桐蔭が有利。

つまり、決勝までのプロセス、
選手の疲弊度おいて、御所実業はかなり不利。

後半の後半までスタミナが持つか、
この辺が見どころと、誰しも思いつく愚考を記して筆を置く。

日曜、十時過ぎ起床。
今日もまた快晴、強風。

年末年始、天気予報の気温の部は外れて、
最低気温5℃前後からあまり下がらなかった。

世間的には暖冬。
それでも、我が寓居は寒い。

とりあえず厚着すればなんとか凌げるが、
指先がかじかむので、どうしても暖房装置に頼るしかない。

<花園>DAY6準決勝
『常翔学園×御所実業』7対26(HT「0対19」)。
前半、常翔のDF、
凄まじいハード・タックル、

それを物ともせず、
御所実の硬軟織り交ぜた鋭いアタック。

次第に流れは御所実に。
で、お得意のDFブレイクダウン・ターンオーヴァーも出始めて、

いつの間にか3トライ「0対19」。
逆転の常翔でも、ギリギリの点差。

後半、再開の5分でトライを追加、
「0対26」と勝負はついた。

最後、常翔の意地が爆発するが小規模で、
御所のDFを上回ることはなかった。

予想通りの結果。しかし、後半の後半、
御所のタックル精度がかなり劣化。

やっぱり、小柄なチーム、
疲労度蓄積程度の具合、かなり進んでいると判ります。

金曜、十一時半起床。
雲の多い晴れ、強風。

昨日、新年二日に雑煮、
今年は汁の味付け上手く出来た。


大学ファイナル、早明再戦が成ったのに、
我が東京遠征、諸般の事情で断念。

友人諸兄との久方振りの邂逅を楽しみにしていたが、
それもかなわず、残念無念です。

次の上京機会は、
五輪のセヴンズでしょうか。

<花園>DAY5準々決勝(@第1グラウンド 29,909人)
『流経大柏×東福岡』10対57(HT「5対33」)。
寝坊して、見逃す。
再放送まで結果を知らずにいたかったが、

第2試合のハーフタイムに監督と主将のインタヴューがあって、
勝敗を知ってしまった。

この大会、なにか不調だったヒガシが大爆発ってことか。

しかし、超満員の花園、
正月ラグビーではいつものことですが、いい画です。

『御所実業×東海大仰星』14対0(HT「7対0」)。
ロウ・スコアのゲームながら、
実態は御所の完勝。

FWの集団戦で優り、
特にブレイクダウン勝負を仕掛け、圧倒的に支配する。

成す術なしって仰星だが、
ビッグ・ゲインなどチャンス作りでは負けていなかった。

ところが、ラスト・フェイズで、
御所の戻りDFに完封されてしまう。

「強い!」と解説者は一言。

FW7人の時間帯がありながらも、
まったく動揺しない精神力。

つまり、強いのは体幹だけじゃない。

しかし、この強度のパフォーマンス、
あと二試合可能でしょうか?

インジュリータイム2分と言いながら、
3分以上とったレフェリー、

余分な得点が生まれなかったが、
猛反省して頂きたい。

『大阪桐蔭×桐蔭学園』12対30(HT「0対21」)。
立ち上がり攻め込んだ大阪桐蔭が、
ミスでチャンスを潰す。

桐蔭はキックの蹴り合いに持ち込むと見せて、
突然ランニング・アタック。

自陣ゴール前からのチャレンジとか、
場所を選ばないので、大阪桐蔭は対応できない。

15分から桐蔭が3トライして勝利をほぼ手中に。
後半も、桐蔭が先にPG得点(38分)して、勝負確定。

31点取られて(41分)から、大阪桐蔭の反撃。

大外にオーヴァーラップを許す桐蔭のDFシステム、
やっと攻略するが、ときすでに遅し。

桐蔭、昨年決勝のリヴェンジなる。
教科書どおりのカウンター・ラックが、好ましかった。

『京都成章×常翔学園』24対27(HT「19対8」)。
ターンオーヴァー合戦、
それもかなり惨めなノックオンからの切り返し。

しかし、ハンドリング・エラーなら、
カウンター合戦になるので、まあ画にはなります。

とはいえ基本構図が、常翔のノックオンと、
成章のミスト・タックルのお粗末対決。

というわけで、なにか観戦に集中出来なかったが、
皮肉なことにリードする成章のお粗末DFのせいで、

次第に常翔の逆転劇の匂いがして、
こうなると、見る方も気合が入り、TV前から離れなくなる。

で、最後の最後、常翔バック・スリーの決定力が生きて、
DFの弱い方が負けるという、勝負の基本通りの結果に。


立ち上がり様子見の時間帯での不意打ち。
本来エリアを取るはずが、自陣深くからのパス&ラン攻撃。

決め事かもしれないが、相手陣形を見ての判断でもある。
ここで、ハンドリング・エラーなしにパス&ラン攻撃。

このレヴェルになると、見応え充分の応酬になって、
満足満足の準々決勝でした。


相変わらず、女子マネ涙の画をストーカーするカメラマン。
いい加減にしてもらいたい。

恥を知れ!、思わずTV相手に怒鳴ってしまった我輩。
いい歳こいて情けないが、反省はしません。

<花園>DAY4続き
八試合中僅差のゲームが六。
非常に充実した元旦の高校選手権。

『常翔学園×春日丘』19対15(@第1G)。
HT「14対3」。

二度三度と、オーヴァーラップ状態を作りながら、
パスをせず内に切り込んだ春日丘BK。

勝てる試合を落とした感が大きい。
我ながら、言語化できないのがまだるっこしい。


『東福岡×国学院栃木』17対12(@第1G)。
HT「12対7」。

53分「12対12」と国学院栃木が追いつくが、
ヒガシはリスタートのキックオフでボールをリカヴァリー。

そこから、延々5分間、
31フェイズを重ね逆転トライ。


国学院栃木も春日丘と同じように新興チーム。

経験値とか勝つ文化とか、頂点を知るチームに、
ほんの僅かだけ及ばなかった。


大差ゲームの二試合ですが、
光泉がここまで来たのは、組み合わせに恵まれたせい。

(だからなんだって言わないで欲しい。
別に貶めているわけじゃない。)

似たような浦和の大敗が、大健闘と思うのは、
攻防すべての接点で後退させられながら、

最後までタックルで刺さり続けたことと、
磨きに磨いた唯一のウェポンで1トライしたこと。

奇跡的勝利だけで充分なのに、
大差の敗戦でも、見るものを感動させた。

フルタイムまでの奇跡的頑張り。
後半の後半になっても、7フェイズ、8フェイズ、10フェイズ以上のDF。

雄々しく戦って力尽きた感じで負ける敗者の姿、
花園ではたくさん見てきた。

しかしながら、60分間切れない、
こんな弱者見たことのない。

胸を張っていいバトル、
誇っていい敗戦だと思う、我輩です。

水曜、快晴、弱風。
穏やかな一日、初詣日和。

あけましておめでとうございます。
今年も宜しく。

<花園3回戦>DAY4
『桐蔭学園×浦和高校』78対5(@第1G)。
HT「45対0」。

創意工夫が通じない、為す術もないフィジカル差ながら、
最後まで切れずにファイトした浦和。

それどころか42分、
ラインアウト・モールを40mドライヴしてのトライ。

いやあ、花園でしか味わえない感動です。

対する桐蔭も、ビッグ・ヒットにもたじろがず、
大差にも緩まず、クールにボールを繋ぎゴールに持ち込んだ。

圧倒的実力差がありながら、
リスペクトを欠くことなく、かつ容赦なくトライを重ねた。

流石、優勝候補ですが、
それでも付け入る隙きがあることを、浦和の健闘が顕にした。

ラインアウト・スロウ、
キックオフ・キャッチ、
そして、チェイサーの届く位置のキック処理。

関西勢相手に、どこまで攻撃力が通用するかにもよるが、
そこは心配以上に楽しみの方が強い。

それにしても笛が、タックルラーのノットリリースに厳しく、
ボール・キャリアーのピック&ゴーに甘いようにも感じた。


火曜日、お昼過ぎの起床。快晴、強風。

一応大晦日なので、年越し蕎麦じゃなくうどん。
細く長くではなく太く短く、長寿を望まないから。

否、まあ、つまり、本当は手抜き自炊で、
旨い蕎麦を食すには手間がかかるので。

月曜、徹夜明け、
ウトウトしたので、なんとか試合終了まで意識が持ちそう。

日中の雨で寒さは緩む。
これでまた突然6℃も気温降下して零度の大晦日。
老体にはダメージは大きい。


花園1回戦と2回戦は、試合数が多すぎて、
全貌、細部とも思うように把握できない。

(3回戦も同じようなもんだが、スルーできない対戦も多いので、最初から白旗挙げずに、一応マメにチェックしようと心がけている。)

で、年内は見落とし覚悟、
偶然の出会いに頼る、諦めモード。

と、言うわけで、昼夜逆転、寝坊、
なんでもありの生活習慣。

<花園2回戦>DAY3
三日目2回戦は、シード校が登場。
1,2,3グラウンドとも、第1試合は大差ゲーム。

雨のせいで、ハンドリング・エラー多発。
これが続くのかと思うと、ちょっと興ざめ。

ところが、二試合目の途中から雨脚が鈍ったら、
とんでもない試合が三つ四つ。

まあ、結果は大差でも、
前半だけなら鑑賞に耐えうる試合は多い。

特筆すべきは「光泉×秋田中央」か、
それとも「報徳×国学栃木」か?

はたまた、??? などと頭を悩ましていたら、
最後の最後に浦和がやってくれました。


『報徳学園×国学栃木』12対14(@第2G)。
HT「12対14」。

報徳BKのアタック、栃木DFの戻り。
凄まじい攻防、

フルタイム寸前の報徳のアタック、
大ブレイクして逆転トライかと思わせたが、
直前にターンオーヴァー。

いやあ、疲れました。

『青森山田×浦和』28対33(@第1G)。
HT「14対14」。

両校とも高校からラグビーを始めた人が大半。
青森山田にトンガからの留学生がいることだけが、今様。

で、とんでもないビッグ・エラーを平気でしてしまう浦和。

ラスト5分、ハラハラドキドキの展開。
外野席のおやぢの心臓をパクパクさせた挙げ句、

なんと、普通に逃げ切った。
青森山田にはお人好しキャラ大賞を差し上げたい。


女子マネの姿を抜く画は、
何かマザコン的不純さを感じる。

そんな画を見せる余裕があるのなら、
応援垂れ幕をちゃんと撮して頂きたい。

花園常連校の出来合いの横断幕はともかく、
初出場校や、時々組の応援幕は、
コピーなど新鮮で、深い薀蓄もあったりする。

日曜、午後四時起床。快晴、弱風。
昨夜から急激に冷凍モードオン。

今晩は、もっと気温が下がって、零度前後になるらしい。
で、大晦日、元日は荒れ模様だとも。

<花園>DAY2追加
Jスポ4かどこかで生中継した
第2グラウンドのゲームをJスポ1で再放送(昨夜)。

『高知中央×秋田中央』24対27(@花園第2G)。
HT「24対5」。

FWの高知とBKの秋田、
非常にわかり易い対決図式。

で、後半にフィットネス消耗した高知DFを、
秋田BKが縦横に切り裂いて逆転勝ち。

ラスト5分の攻防は、
結果を知りつつ見ていても、手に汗握る内容。

高知にアンラッキーだったのは、
1回戦2回戦は、インジュリータイムがゼロって決まり。

37分過ぎ、トータルで4分くらい、
秋田選手の怪我による中断あり。

それはそれで、当然の中断だが、
結果的に高知の反撃時間を削いでしまった。

土曜、起床は午後一。快晴、強風。
昨日から、強風が吹き止まず、二十四時間営業状態。

で、気温は低くないのに、
体感温度的にはかなり堪える。

<花園>DAY2
選手名鑑を見ると、
190cm台の選手がかなり増えている。

同時に、170cm未満のナンバー・エイトも何故か多い。

160cm台の選手は、
ラグビー人気が下がってから多数派に。

通常はSH、WTBあたりのポジション。
いつの間にやらFWのフロント・ロウに増えている。

従来から三列FLには、
チビッ子タックラーなんかが、時々いた。

しかし、ナンバー・エイトに160cm台の選手!
それも複数チームで、しかも機能している! 

いやはや隔世の感ありと言ったら、
手垢にまみれた表現になるが、

継続して見ているから、
普段あまり気にかけていないが、

我輩が見初めた半世紀前とは、
かなり異なる競技だなぁと、
改めて浦島気分を感じさせられます。


本日のゲーム鑑賞は、半分ズル休み。

気を引かれた垂れ幕は
「一丸の魂ここに燃ゆる」(山口高校)です。

金曜、快晴、かなりの強風。
唸る風音だけで判断すれば暴風ですね。

<高校選手権@花園>DAY1
開会式は見逃した。
U18女子の東西対抗を、寝ぼけ眼で。

西軍SHの、
ポイント到達の速さと捌きの早さに感心。

SHは、フェイズ・アタックのラックで、
左右敵陣を見なくてもいい。

弱体FWチームのSHの基本的仕事は、
さっさとパス・アウト。

判断はSOに任すべきで、
SHはパス・マシンに徹して、

一試合に一度か二度、
自らサイドに仕掛けるだけで充分。


浦和の初勝利を確認してから、
いつものように、応援垂れ幕鑑賞に。

で、本文冒頭にぴったしの横断幕発見。
「嵐は強い樹をつくる」(関商工)


木曜日、午後一時起床。曇りで、雨の気配なし。
風はいつものように、弱風と強風の間。

日中に降雨ありの予報は外れたが、
日が落ちて暗くなる頃、やっと雨粒が落ちてきた。


年末年始の天気予報だと、
大晦日の前日から零度前後の日々が、
正月休み丸々一週間続くらしい。


さて、大掃除の季節だが、
ゴミ屋敷まっしぐらの我が寓居。

断捨離なんて言葉、存在しません。

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