楕円系萬週報

フルタイム・ラグビー・ウォッチャーの眠れない日々

カテゴリ: 高校ラグビー

月曜、八時起床。予報通り雨。
朝のうちは、シトシト雨で無風。

雨は明日まで降り続くらしい。
つべこべ言わず引きこもることにしよう。


やっと、年末年始の楕円球ラッシュ、が終わる。
トリが高校選手権。

しかし生憎の空模様、
消耗しきった高校生たちのパフォーマンスに、どう影響するか。

<花園DAY7>決勝(@第1グラウンド)
『東海大仰星×大阪桐蔭』27対20(HT「10対17」)。
仰星が、自陣から無謀無用なチャレンジで、自滅って前半。
しかし、後半終わってみると、勝っている。

雨と疲れからミスが多かったが、
仰星側に凡ミス頻発。

キック駄目、ハイパン・キャッチ駄目、
ノックオンだらけという悲惨な内容。

それで、当然の如く、
相手のミスを突いた大阪桐蔭がリードする展開。

ミス、反則から得た、敵陣ゴール前セットから得意技で2トライ。
GKとPGもしっかり刻んでの得点。

対する仰星の得点の起点は、
すべて自陣深くからのアタック。

それが失点の機会にもなっていたので、
必ずしも褒められるような内容ではないが、

自陣深くから敵陣ゴール前までの長駆早がけ、
見る者には、申し分ないスペクタル。

しかも選手権ファイナルです。
勝てば官軍すべては結果オーライ。

大阪桐蔭は、いつものストーリーを刻む。
スクラムを押すだけでなく、近場の密集戦、ブレイクダウンを支配、
それをしっかり得点に繋げて、
半ば成功したのだが、仰星は挫けない。

で、要約すれば、
仰星の14番、13番の一発大駆けにやられた。


『U18合同チーム東西対抗戦』27対12(HT「0対12」)。
中継席のお二方が、プチ情報、豆知識の掛け合い。
薀蓄なども交えて、ゲームに感情移入しやすい環境を作り出していた。

高校の後輩が出ていたので、
いつもより集中して見ていた我輩だが、

通常なら、MCとコメンテイターの、
過剰なまでの気配り、サーヴィス精神がなかったら、
ちゃんとはお付き合いしてられない試合。
お疲れ様です。

金曜、六時四十分起床。
曇り、無風だが気温零度で寒い。

昨日、初めての店で購入した
コーヒー豆(初売りセール100g312円)を早速淹れて、
「なま八つ橋・抹茶味」(140円)をつまみながら、
お昼すぎまでの過ごし方を考える。


<花園DAY6>準決勝@第1グラウンド
『東海大仰星×東福岡』21対14(HT「14対0」)。
前半、ヒガシがワイドワイドで、プロットを張るのを、
仰星はしっかり対応。

それどころか、
インタセプトとP→LOモールで2トライ。

とはいえ、野次馬としては、
後半のヒガシが何をやってくるか、実に愉しみな展開に。

ところが後半も仰星が先にトライをして、「21対0」(34分)。

ヒガシが追いつくかどうか、
相手が仰星なので、微妙な点差。

36分、仰星が勝負を決めるラインアウト・モールでミス。
そこから、流れは変わって、あっという間の2トライ(42分、45分)。

さすがヒガシと言うべきだが、
しかしここから、起こりえないミスの連鎖が(両校を)縛る。

ヒガシは、エリアの意識希薄、セットの重要さ軽視とか、
仰星は、一部選手以外は、タックルを刺さらずしかも高い。

お互い、意識しすぎ、リスペクトしすぎ、
そんな関係からだろうと想像するが、本当のところは分からない。

流れをつかむべきプレイで、
ハンドリング・エラーなど、アンフォースト・エラーに等しいミス。

雨のせいだろうが、その場の判断に委ねる、
アンストラクチャー系のラグビーには、これが致命傷。

で、列島オリジナルに基礎をおく、
決め事を守るディシジョン・ラグビーが勝利した。

それはそれでいいことだが、
勝者の、高いタックルが理解出来ないのと、
アドヴァンテージを活かそうとしないスタイルには若干疑問を。


『桐蔭学園×大阪桐蔭』7対12(HT「0対7」)
桐蔭が、成章戦と同じく、
相手の一番得意としているところで勝負。

しかし、ピック&ドライヴでフェイズを重ねる場は、
敵陣ゴール前ではなく、ミッドフィールド。

と、ここまで書いたところで、後半開始。

で、最後まで見て、
理屈や言葉で云々することの虚しさを感じる。
(その上、大抵のことは解説者が触れているが)

後半の中盤から、
桐蔭は、敵陣ゴール前の近場勝負に持ち込む。

しかし、まったく前に進めない。
やっと3番がDFをこじ開けたのは54分。

そして、60分。
自陣でのターンオーヴァーから、桐蔭の連続攻撃。

そこから8分間、
なんと65フェイズものピック&ドライヴ(時々バックス)。

15フェイズを費やしてハーフ・ウェイを越える、
28フェイズで22m、31フェイズで22mを越え、
44フェイズでゴール前10m、時既に65分30秒。
52フェイズでゴール前5m(66分20秒)、57フェイズ(67分)。
63フェイズでインゴールにもちこんだように見えたが、認められず。
そして、64フェイズ、カオス的ゴール前ラックからピック&ゴーしてノット・リリース。
実に65フェイズも攻め、守備側も反則せずに守った。

ギネス的フェイズ数だと思うが、
色んな意味で言葉を失う、とんでもないシーンを見てしまった。

ある意味、戦法に殉じた桐蔭、
勝利の方程式を遵守した大阪桐蔭・・・。

う〜む、書いてるそばから違和感。
まだ考えがまとまらない。


<花園DAY5>準々決勝(@第1グラウンド)
『桐蔭学園×京都成章』36対14(HT「14対14」)。
前半、言葉の正しい意味でガップリ四ツ。

お互い鉄壁DFを誇るが、
桐蔭が相手のこだわり、DFに真っ向から挑み、
ゴール前で、FWのピック&ドライヴで成章の自信を砕く。

それは、精神論ではなく、
考え抜いた挙句の理屈を超えた選択。

そこに、怪我で休んでいたレギュラー・プロップが初登場。
秘密兵器として、3トライの大活躍。

で、後半には、桐蔭のシナリオ通りのストーリー。

まあでも、とりあえず、勝敗の分岐点は、
身長で圧倒的不利の桐蔭が、成章のラインアウトを取りまくったこと。

ここに、小さき者の知恵が歴然と見えて、
桐蔭サポーターじゃないが、ある意味嬉しい光景でした。


『航空石川×東福岡』7対36(HT「7対10」)。
前半、石川の縦にラッシュするDFで、
ヒガシは自陣釘付け。

ところが、ヒガシにエリアを取る意図なく、
自陣22深くから闇雲に見えるパス&ラン攻撃で、
自らピンチを招き、結果、石川が先制する。
いやはや、面白い展開。

しかし、前半のうちにヒガシが逆転。
そして、後半は前半の苦戦が嘘のように、
ヒガシがゲームを支配する。

前半に出し切った石川、という要約が適切。
ヒガシの底知れない可能性には、言葉がない。


「ボケ」っと毒づいてシンビン喰らった4番、
負けて悔し泣きする8番、
同じトンガ留学生でも、列島文化への馴染み方違う。


『東海大仰星×報徳学園』50対20(HT「31対5」)。
なかなか調子が出ない仰星に、
ノーシードから勝ち上がって来た報徳。

しかし、三試合をこなした報徳に、
そろそろ疲れがピークか。

で、DFが売りの報徳だが、
ファースト・タックルの精度が劣化。

タックル成立でブレイクダウンになれば、
抵抗出来る(ターンオーヴァー能力は活きている)のだが、

対する仰星が、徐々にぴりっとして来たこともあって、
5トライ、前半で勝負が決まってしまった。

後半も、仰星が先にトライして、完全に勝利確定。
ま、報徳には悪いが、これ幸いと、
本日三試合目の我輩、疲れたのでメモを中断。

後半、37分「45対5」となってから、報徳が意地の反撃。
というか、今季仰星チームのぴりっとしない体質が顕に。

『大阪桐蔭×國學院久我山』29対10(HT「12対5」)。
西高東低の中、桐蔭学園が孤立無援的存在。
ここに久我山も加われば全国区的に面白くなる。

しかし、相手が悪かった。
大阪桐蔭のフロント・ロウ体系の選手たちが、
砂をはむプレイを厭わないのに対して、

久我山の選手たちに、綺麗好きDNAが発症。
(代表的ケースは、6分、43分に、こぼれ球セイヴィングをためらうこと二度。)
ほとんどの接点で食い込まれ、いいところなし。

ドンピシャ・タックルを何度もくらって、
期待はずれの完敗。

自分の落ち度とはいえ、結果を知ってからの観戦なので、
「仰星×秋工」戦以外はメモなし。

<花園DAY4>三回戦@第3グラウンド
『桐蔭×尾道』40対7(HT「26対7」)。
何故か、第1試合だけ本日(火曜日)夜の再々放送にはない。
で、結果だけ上げておく。

『東海大仰星×秋田工』27対27(HT「17対6」)。
ああ、痛切に感じる、結果を知らずに見たかった。
怠け癖を反省しなくては。

サプライズは、
風下をもともせず秋田工が追い上げるさま。

モール→ワン・フェイズBKに出して→リモール、
この繰り返し。なるほど。

相手の嫌がることを、延々60分間以上やり続ける。
時間はかかるが、最後に相手は切れるはずだった。

で、想定通りのストーリー。
秋田工は負けなかった。

誤算はただ一つ、
トライによる失点が多すぎたこと。

仰星は、相手の愚直さにクレヴァーさで対抗。
見事なトライを5本(前半に3本)。

しかしこちらも誤算が、GK外すこと3本。
(難しい位置が多かったが、近年難しくても入れることが多い)。

後半の終盤、秋田工が逆転(53分「22対27」)。
ところが、58分、仰星追いつく。

仰星がスイスイ、秋田工がじっくりという、
この試合の得点パターンは、この時間帯でも繰り返された。

ラスト5分、そこからの秋田工怒涛の攻め、
61分、一度はインゴールを陥れた。

しかし、仰星の守りしぶとく、
グラウンディングさせず。

勝負の神様は引き分けを望んだ。
しかし、大会規定は非情、
トライ数「5対3」で、仰星が準々決勝進出ということに。


34分、長身ロックの脇をかいくぐって小さなハーフがトライ。
しかし、よくよく確認すると、SHは176cmと大型。
で、小さく見えたのは、相手が196cmだから。

『石見智翠館×航空石川』14対42(HT「0対35」)。
留学生を止められず、前半に勝負が決まる。
実にありがちなストーリーだが、
シード校同士の対戦がこれでは・・・。

『郡山北工×東福岡』5対101(HT「0対59」)。
これも、見ずに済ますことに。
組み合わせのマジックでここまで来てしまった郡山北。
終了間際の1トライで、勝ったも同然。

本日、八試合。
第1グラウンドと、第3グラウンドこと東大阪球技場(陸上トラック付なので、虚偽申告w)の、
二グラウンドで同時にキックオフ。

で、全四試合が、
Jスポ1と3でモロにバッティングする。

それでリモコン片手の行ったり来たりは止めて、
第3Gの試合は、夜の再放送時に見ることにした。

まあ、結果が読めないのは第3試合だけだし、
我が予想が外れても、それはそれでサプライズだから。

<花園DAY4>三回戦@第1グラウンド
『京都成章×流済大柏』5対0(HT「5対0」)。
朝からこういう勝負を見てしまうと、身が持たない。

しかし、内容を精査してみれば、成章の一人相撲。
そして、柏はラインアウトで自滅。

柏DFもそれなりに良かったが、
何度もあった成章のラインブレイク、

ところがラスト・パスのミスなど(40分の段階でハンドリング・エラー「7対1」)、
チャンスに成章のアンフォースト・エラーが頻出した故の接戦。

何をやっても上手くいかない。
それでも成章は崩れることなく、

前半立ち上がりの10分間と、後半ラスト10分間という、
重要な時間帯のピンチを防いで逃げ切った。

特に、59分、柏の27フェイズもの攻撃、
自陣ゴール前ピンチにもまったく動じることなく、実に落ち着いていた。

柏は、ターンオーヴァーからキック・チェイスでトライするが、
タッチ踏んだと取り消されたのが痛かった(43分)。

『佐賀工×久我山』15対29(HT「10対19」)。
久我山がイメチェン。
優等生のラグビーで、
スマートかつ総合点は高いが一般論。

それが実に逞しく、厳しく、しつこく粘り強い、
野性味のあるラグビーへ。

佐賀工も、スキルフルに進化していたが、
相手が悪かった(昔の久我山になら勝っていた)。

『大阪桐蔭×目黒学院』31対15(HT「21対0」)。
意外な前半の点差。
目黒ナンバー・エイトが反則を重ねた結果。

(我輩は、チームがエイトを甘やかしたツケみたいに見た。)

そして、後半も先に得点したのは大阪桐蔭。
33分「26対0」となって、ほぼ勝敗は決した感があった。

ところが、そこから目黒の逆襲が始まる。
エイトが前半のミスを取り返すべく、倍返しに近い活躍をした。

40分、54分、57分と、3連続トライ(エイトが2本)。
それでも、ゴール・キックが入らず11点差(「26対15」)。

失点が多すぎたところに、
60分にダメ押しをくらって、ジ・エンド。

まあ、どうしてあんな初歩的な見間違いをするのって笛もあって、
(50分のフォワード・パスのミス・ジャッジ)
それが無ければ、もっと早くケリがついたはず。

『報徳学園×春日丘』12対5(HT「12対5」)
疲れたせいだろうか、
何か面白味を感じず、集中出来ない。

ブレイクダウンでやや押され気味の春日丘、
基調はフェイズを重ねても停滞また停滞というシーン。

ゴール前DFは堅い春日丘だが、
何故かミッドフィールドのDFタックルはお粗末。

得意のモールが押せず、
ピック&ドライヴでも前に出られず、
それどころか、ターンオーヴァーを喫するという体たらく。

まあ、第1試合と同様な流れとなって、
後半はお互い無得点。

要約してしまえば、
報徳のビッグ・タックルがまたしてもシード校を破った。

しかしまあ、単調な試合で、
我輩のモヤモヤ感が晴れない。

笛では、エア・クラッシュで首に手が出た選手でなく、
背中から落ちた被害者に反則をとるミス(20分)。

さらに、MC氏、最近しゃべりすぎでウザイ。
などなど、八つ当たりモードの我輩です。

日曜、六時四十分起床(午前の、六時です)。
どんより曇り、雨は降っていない(降水確率50%)。

<花園雑記1>
一、二回戦を見ての感想。

まんず、秋田工の191cmのCTBには驚いた。
身のこなしが、170cmのちびっ子と同じなのだ。

ビッグ・サイズにつきものの鈍重さがなく、
滑らかで自然な動作。

この選手が、メイジ行くのかと思うと、ちと悔しいね。


長崎南山SHのボール捌きが出色。
ポイントに到着する速さと素早いパスアウト、モグみたい。

テンポを重視する列島のラグビー文化、
ボール・リサイクルの早さはどこのチームも世界水準を超えているが、
南山のハーフは別格のように見えた。

ボックス、パスの長さ、DFとか、
その他諸々のプレイに関しては、ここでは触れない。


風の影響か、動作がノロいのか、チャージが多い。


ここ数年、成人のラグビーで大流行している、
ボックス・キックは少なめ。

それでも空中衝突は起きているから、
怪我を恐れた教員コーチらが、教育的配慮で自粛している感じ。


アイソレート現象二つ。
無人の背後に蹴られたボールを、素早く戻ってキープする。
ラインブレイクしたのに孤立して反則してしまう。

ピンチとチャンスに、この両極端な反応、
明確にピンチに焦点を絞って練習していることが判る。


すでに某ブロガーによって指摘されているが、
タックル・ラック・シチュエーションの整合性に問題。

ご承知のように、つい最近、ラックの定義が修正された。
タックル成立後、アライヴィング・プレイヤーは、一人でもラック成立。
この二人目は攻守どちら側でもいいということに。

笛は、タックラーに厳しい。
ノット・ロール・アウェイ、ノット・リリース、そしてオフ・ザ・ゲート。

ところが、ボール・キャリアーのタックルされた後の動作には甘い。
極端な話、ノット・リリース・ザ・ボールだけ注意すればいい。

で、ボールを一回離せば、すぐ拾ってピック&ゴー出来る。

つまりアタッカーは一度地面に置いたボールを、
自立しているかいないか微妙な姿勢で、
しかも、ゲートを入り直さずにボールを拾って、ゴー! ってわけ。

DF側の二人目が未到着ならいいでしょうが、
多くの場合、そうじゃない。

DF二人目がタックル・ポイント上を乗り越えてスウィープ、
カウンター・ラックしようとするのを、あざ笑うがごとくチーキーな行為。

ここは、ボール・キャリアーにも、
タックラー並にロール・アウェイを徹底させ、
ゲートから入り直すように指導を徹底(オフ・フィートは言うまでもない)。

双方のアライヴィング・プレイヤーの仕事に、
すべてを託す方が理にかなっていると思う。

それか、タックラーのオフ・ザ・ゲートを、
昔のようになくすか、緩和する。

そうでないと、イコール・コンディションにはならない。


という訳で、2017、とうとう最終日です。
良いお年を。

土曜、午前三時起床。
満天の星、風は北風だが弱い。

ってことは、戸外と室内の体感温度、
さほど変わらないってことです。

<花園二回戦>DAY3
シード校登場。
一回戦を(弱者同士で)勝ち抜いた高校が、
強豪に一蹴される、無残なシーンが毎年再現される。

その一方、シード校が破れるアプセットがあったりして、
試合数が多すぎても、なかなか見切れない。

一応、全試合チェック、
八時五十五分から四時四十五分まで(Jスポ3)と、
1と2の、九時二十五分から四時まで十六試合の長丁場を、
なんとか死なずにサヴァイヴした。


アプセットは一試合のみ。
報徳が御所実(Bシード)を「22対17」。

もうちょっとでアプセットだったのは、長崎南山(「20対26」)。
目黒の8番一人にやられた。


前半に勝負が決した試合は「5」(22点以上の差)。
そのうち、前半の中盤までに勝敗が決まったには「3」試合。

しかし「120対0」の試合でも、
負けた飯田のタックルは、最後まで切れず、
しっかり当たって、バインドも固かった。

ところが、桐蔭の選手は一発では倒れず、
ズラシ、ターンして前進、結果的に止められない。

という、努力しても報われない、
ありがちな人生を象徴するストーリー。


後半に爆発したが、
前半意外な苦戦をしたヒガシ(HT「14対7」)

昌平の頑張りで、
久々、博多のド根性を見ることが出来ました。


がっぷり四ツに組んで、
最後まで勝敗の分からなかった試合は「4」。

『石見智翠館×常翔』43対33(@第毅如法HT「26対14」。
『土佐塾×郡山北工』12対12(@第僑如法HT「12対7」。

この二試合、放送時間が被ってしまったが、
一方が点取り合戦、もう片方がDF合戦という対照的な内容。

チャンネル行ったり来たりの我輩、
かなりのジレンマを感じた。

ディフェンシヴなゲームの方は、
花園名物、引き分け抽選というオチに。

ただし、同格同士なので、
抽選の結果(郡山北工が三回戦進出)には、第三者的に納得。

この制度を上手く運用するには、
格上相手に弱者が引き分けにもちこんだ場合、
抽選なしで格下校が勝ちとするのが一番だと思う。


我輩お薦めのゲームは、
予想通りになってしまった。

『東海大仰星×熊本西』57対12(@第毅如法HT「31対7」。
仰星は、充分に準備して、
個で優り、塊でも勝っていた。

熊本西は、相手に優る項目が皆無。
モールもコントロール出来なかった。

それでも、諦めないで、
相手の嫌がることを60分間やり続けて、2トライ。

(53分前後、モール・ドライヴでゴール前まで。仰星は2回モール・コラプシングでトライを防いだ。ペナルティ・トライのケースだと思ったが、反則だけ。)

事実上、3トライも取っている。
大敗でありながら、胸を張っていい内容。、

さて、この試合の解説者は後藤、福岡の両氏。
おバカなMCが、話の振り方を間違えて、
綺麗事とお説教モードになってしまう。

それさえなければもっと楽しめたのにと、
ケーブル(有料TV)観戦を地上波(無料)並みに貶めたアナ氏にレッド・カード。

金曜、徹夜明けですが、
寝たきり状態で、寝落ちしたり惚け状態だったり。

さて、寝正月用の買い物。
この夏以降、野菜が高いが、
突然人参だけが安かったりする。

ところが、一番欲しい青物野菜は、
全部高値安定のまま(特にホウレンソウがひどい)。

ブツブツ言っても詮無いことだが。
口に出せば、ストレスは多少軽減される。


<花園>DAY2 続き。
第競哀薀Ε鵐匹離押璽爐癲¬詒時からの再放送を見た。
(第1試合はラスト数分だけ=寝坊)

で、二日目にして、容量オーヴァー。

第僑如複淵好檻完靴ぁ砲琉豌鸚錙
初日の三試合を見ていないので、例年よりは楽なはずなのに、
老化による体力衰えの加速度は凄まじい。


最後まで勝敗の分からないゲームは、
もちろん面白いが、

今回何故か、
大差のゲームに、面白さを感じてしまった。

通常なら、結果を知って見ることは、絶対ない点差。
(趣味の経年変化か感性の加老劣化か、それが分からん。)

件のゲームとは、
『熊本西×青森北』(「78対0」@第僑如法

熊本西の得意技はモール、
そのウェポンをめいっぱい活かす、極端なモール・リフォーム作戦。

スクラムと同じようにバインドして、形成。
しかも、オブスト、アクシデンタルなし。
これは他チームにも流行りそう。

解説者は20分頃に指摘したが、
我輩は、最初のリモール・プレイから、
お、これって使えるとすぐ気付いた。
(ま、中継席から肉眼で見た光景とTVのアップ画とは相当違うから、威張るようなことじゃないがw)

ただのモール・リフォーム技術だけでなく、
色んな戦術的オプションが組み込まれている。

つまり、貧者の核爆弾的使い方でなく、
パス&ラン、更に、近場ピック&ドライヴ、ワイド展開など、

縦横、裏表を考えた総合的な戦術にと仕立てられている。

通常なら、弱者でなくては思いつかない、
極端な戦法の集積が、
熟成して合理自然な体系にまでなっているのだ。

これぞプロのスポット・コーチの業績、という話だが、
接近戦の布教者・横井氏の見解を聞いてみたいものです。

熊本西の凄いのは、
「1対1」の攻防も怠りなく仕込まれていて、

走り込む角度、スピード、タイミング、
そして掴まった時の身のこなしなど、
何もかもが、ちょっと出来過ぎな感じ。

でも、ここまで洗いざらい晒してしまったら、
次戦の相手は、必ず対応してくる。

なにせ仰星だから。
熊本西とて、別人の如くってことになってしまう可能性もある。

だから、一回戦のこのゲームを是非見て頂きたい。

貧者、持たざる者の創意工夫、
ワン・アイディアだけでなく体系的に、

やればここまで出来るんだって証明を、
その目で実見して欲しい。

蛇足ながら、キッカーのルーティンも変わっていて、
実に不思議なチームです。

<追伸>
肝心なことを書き忘れていた。
熊本西の凄さが判ったのは、
相手の青森北との実力が互角だったからです。

点差からは絶対想像出来ないが、
青森北がそれなりに鍛えられ強かったからこそ、
熊本西のラグビーの優れた戦術が映えたのです。


レフェリーの立ち位置。
ピック&ドライヴが多いせいか、
ブレイクダウン周辺に近づきすぎ。

そして、SHのパス・コースを邪魔、
ファースト・レシーヴァーからの内返しパスの邪魔、
勝敗に影響を与えています。

ピック&ドライヴでインゴールまで持ち込んでも、
レフェリーは、インゴールのデッド・ボール・ライン側にいるから、
グラウンディングが見えない。
いったいこれで、何本トライが失われたことか。


解説の野澤、後藤両氏が面白い。
トップリーグだと、コーチ体質の抜けない分析が、
時として説教臭を漂わしてしまうこともある。、

ところが、対象が高校ラグビーだと、
実に絶妙な嵌り具合で、観客にも勉強になる。

この日も、「シティとカントリー」(野澤)、「集中と分散」(後藤)と、
別々の試合だが、同じ概念を説明していた。

片やカタカナ、片や漢字でという、
キャラそのままの語彙でね。


この時期は、
ラグビーがないと、ホッとする。

ああ、だがしかし、明日のDAY3二回戦から、
Jスポ1、2、3で全部ライヴ観戦出来るようになるが、それが怖い。

見るだけの我輩がこうだから、
一日置きにプレイする選手は、こんなもんじゃない。

だから、甘えはやめようと思うが、
身体が付いていかないのだ。

年寄りが口だけで、
弱音を吐くくらいは許しておくんなさい。

木曜日、久しぶりに早朝徘徊。
ご町内、約四キロを徒歩で一時間かけて。

いつものように、快晴で風は強いが、
日向を歩けば、そんなに寒さは感じない。

問題は、室内に篭る場合。
寒さ対策が、布団に包まるしかないこと。

ひねもすのたりじゃなく、うつらうつら。
まあ、気持ちはいいんで、抵抗はありませんが、
ラグビー観戦には大敵です。


レ・ブルーの監督人事、
予想通り、ギー・ノヴェス解任。

任期途中なので、
通常ならば違約金(200〜300万ユーロ)とかが発生するケースらしい。

ところが、「重大な過ち」があるので払わずに済むとか、
云々カンヌン、我が仏語能力ではよくわからん。

解任理由は、悲惨な戦績(21戦7勝13敗1分)。
怪我人という言い訳は成立するが、これには異議なしですね。

ただ、仏代表不振の本当の原因は、
ノヴェス氏、そしてそれ以前の前任者たちの、
あずかり知らぬところにある。

そして、そのくらいのことは、みな分かっている。

で、“重大な過ち”(faute grave)とは、
何を意味しているのか。

もしかして、ティア2カントリー、
ジャパンとの引き分けのことでしょうか?

なんて、勘ぐってみたりする我輩。
辞書引くのが面倒なので、
想像力を逞しゅうする愉しみを優先しております。

新監督のジャック・ブリュネル。
元イタリア監督(現ボルドー)だが、我輩の印象は平凡ですよね。

もちろん、無能じゃないが、
ノヴェスに劣ることはあっても優ることはないと個人的には見ている。

で、ブリュネル氏、この先2019までの契約、
果たして無事来日出来るでしょうか?


<花園一回戦>DAY2
第機第轡哀薀Ε鵐匹了邱隋
一応全部流し見する。

早くから勝敗が見えたゲームは、
応援幕コピーを確認して、隣のグラウンドへ。
(応援幕については、後日まとめてアップ)

『倉敷工×飯田』(「「5対26」@第毅如廚蓮
飯田の見切り方が凄い。
決め技が「ピック&ドライヴ」だからね。
その理由は、近場勝負。

たしかに、小刻みなピック&ゴーを、時と場所を選ばず、
FWとBKが一体になって徹底すると、相手は嫌だ。

『郡山北×和歌山工』(「22対14」@第沓如法
この試合も基調はピック&ゴー。

後半逆転勝ちした郡山北、
初勝利の、産みの苦しみをたっぷり味わされた。
(相手に196cmのインパクト・プレイヤーがいたりしてw)

近場にほぼ全員が密集して、延々と。
これも、強いチームじゃなく、弱いチームがやると、納得。

『八幡工×昌平』(「22対26」@第沓如砲任蓮
初出場初勝利の試練を見る。

初出場らしからぬパフォーマンスで、
昌平が「8対26」とリードして、ラスト10分。

ところが、50分、56分と連続トライされて、
あっという間に「22対26」。

なんとか逃げ切ったが、やっぱり、新米には通過儀礼、
安心して勝つようなことは出来ませんね。

以下第競哀薀Ε鵐匹愨海。

木曜、午前三時半起床。

昨日の夕方、日暮れ前に雨が降り出した。
幸いなことに、雨は九時頃には止んだが、
代わりにシンシンとした寒さが襲って来た。

それで、夜中布団に包まっていたら寝落ちというパターン。

流石に、朝までは寝られず、
中途半端な時間に目が覚めたってわけ。


水曜日夜の再放送で、開会式を見る。

ファースト・インプレッションは、
まあいつものことだが、芝生でしょうね。

隣の芝生とはいえ、
しっかり根付いて余りにも見事な緑、
どこぞと比較する気にもなれない。

セレモニーは、生楽団にオペラ歌手と、
国民的イヴェントという格式を保っている。

そこに、爽やかで立派な選手宣誓、
ポジティヴな部活文化を体現している。

さらに、スチャラカ系と軍隊式が入り混じって、
行進もなかなか面白い。

まあ、短パンとムキムキ脚は、
行進向きじゃなくジョグ向き。

だから、そもそもマーチの画にならず、
それが嬉しかったりする。
(ナンバ歩きなんかもあったら、もっと楽しめたりしてw)

<U18女子東西対抗戦>
相変わらずロックの身長(177cm一枚だけ)、
キックの飛距離、そしてタックル・バインド。

この三つが国際水準をかなり下回って、
U18世代でも改善されないでいる。

だいぶ選手層も厚くなったようだが、
この世代に何故男子並みのアイランダー系留学生がいないのか。

その辺をクリアしないと、
フィジカル的ハンディは一生つきまとうことに。

中継MCが、選手を「さん」づけ。
これって、一種の性差別じゃないか。


スコア・ボード側に足場を組んで、工事中。
バック・スタンドだけでなく、メインも座席を入れ替えた。

花園ラグビー場の、改修しながら、
ちゃんと高校大会をやる、その姿勢はエライと思う。
(熊谷の体たらくはなんだ! 怒)

しかしながら、メイン・スタンドの、
あの視界を遮る柱は、そのまま残すように見えた。
(だとしたら、アホ)

と、思うのも、情報が少ないから。
(昨日の村上ブログで、初めて触れられた。)
だから、途中経過をもっと知りたいわけ。

一回戦DAY2の感想は、また夜にでも。

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